救援活動について

A  Relief  Operation

 義援金は、私の友人、知人が中心となって集めてくれています。どのくらいの金額が集まるかわかりませんが、その金額で可能な最大限の救援内容を考えていきたいと思っています。

 実際の救援活動では、私個人では限りがありますので、協力者として、日本山妙法寺の僧侶、浅見行見上人にお願いし、承諾をいただいています。浅見上人とは、ゴールに「日本人のお坊さんがいる」と聞き訪ねてから、おつき合いをさせていただいています。浅見上人は、20数年にわたりスリランカで布教活動をし、現在はゴール郊外、ウナワトゥワに近い小高い丘の上に、仏舎利塔(ストゥーパ)を建てています


 スリランカでは、国民の約70%が仏教徒で、彼らにとって僧侶は特別な存在です。また、普段からお寺は、人々のコミュニケーションの場として利用されています。津波の後、お寺は避難場所、仮の病院として使われました。浅見上人にご協力いただくことによって、救援活動がより円滑に進むと思います。


■救援活動

日本山妙法寺ゴール道場(Nihonzan myohoji Peace Pagoda)の浅見上人とともに行う。活動スタッフは、私と夫、他にこの活動に賛同してくれる地元の人たち。

対象地域: ゴール市内の津波による被害のひどい場所。また他の救援が行き届いていないと思われる場所。

対象者: 津波による被害を受けた家族。特に肉親を亡くした子ども。また、津波により倒壊し、地元の人々が必要としている学校・病院


■救援内容

現時点で、下記のような救援を考えています。

生活必需品の配布 米やダル、砂糖などの食料品、歯ブラシ、石けんなどの生活雑貨
子どもたちへの援助 ノートや鉛筆などの文房具、教材、制服などの配布
学校や病院の再建*
屋根や壁、塀などの箇所の再建を受け持ち、自分たちで材料を手配し、人夫を雇い、完成させる


*下記の病院、学校への支援を予定しています。
ゴールからウナワトゥナに向かう途中の海岸沿いにあり、津波の被害を受けました。建物の一部が壊れ、ベットや医療器具、机や椅子などの什器はすべて使い物にならなくなっています。

病院】
Ayurvedic Hospital
Magalle, Galle
地元の人々が通っていたアーユルヴェーダの病院。アーユルヴェーダは、薬草やオイル、食事療法などを用いる伝統的な医療。病院のあった土地は海に近いため、内陸部に移転し再建する予定。

【学校】
Suddharma Maha Vijare
Magalle, Galle
漁港近くの学校。被害を多く受けた漁師の家の子どもたちが多く通う。


日本山妙法寺
 藤井日達上人(1885〜1985) が大正7年に開いた日蓮系の宗派。世界各国に仏塔を建て、仏法をひろめる活動をしています。
 スリランカでは、仏足山(スリーパーダ)、バンダラウェラ、ワラパネ、アンパーラに続いて、ゴールに仏舎利塔を建設中。2005年2月23日に、完成記念の落慶法要を予定しています。

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【ゴールの被害状況について】

死者
避難者
避難世帯数
4,141
120,000
23,053
学校
  全倒壊
  一部倒壊 


▲上記は、the Centre for National Operationsによる1月5日現在のゴールの被害状況です。


*被害の大きかった地域は、メインバススタンド付近、タラピティヤ地域など。沿岸地域の80〜90%が破壊されている。まだ瓦礫がそのまま残っているところが多い。場所によっては、海岸から数百メートル内陸の地域でも家屋が倒壊している。



ゴールのメインバススタンド


瓦礫の山となった家から、肉親を捜し求める青年


*遺体は、一部散発的に発見されることはあるが、ほとんどはすでに収容され埋葬も済んでいる。

*鉄道は線路が枕木ごと外れたり、寸断されている。津波によって流れてきたゴミがそのままの所も多い。





瓦礫となった家に座り込む人々


*食料は、スリランカ各地からボランティアグループ、NGOなどにより配布されているが、場所によってその量にばらつきがある。食料以外の日用品についてはほとんど支給がない。


*水による感染症が危惧されているが、
ゴールの責任者(Government Agent)からはそのような報告はない。また、ミネラルウォーター以外にも、飲用のココナッツが配布されている。水不足は心配ないと思われる。

*医療は、避難所に医者が巡回して診察している。他にもNGOなどによる医療チームが仮設テントで診察をしたりしている。医療サービス、医薬品の配給ともに大きな問題はない。





ゴールの街並み

*Photos : Yahoo! News より

Copyright (c) 2005/01/10  Reiko Ando All rights reserved.






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