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スリランカに恋して
  仏教聖地・仏教遺跡 



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アヌラーダプラ
 ■ ミヒンタレー

 ポロンナルワ
 ■ ダンブッラ

 ■ キャンディ
 ■ スリーパーダ
 ■
カタラガマ
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ブドゥルワーガラ




  アヌラーダプラ


約2500年前のスリランカ最古の都。南北5キロ東西2キロにわたって遺跡が点在している。

(行き方)
コロンボの北東約200km。鉄道がコロンボ・フォートから毎日数本出ている(5〜5.5h)。バスは約4.5h。

(見どころ)
マルワツ川をはさんで新市街と遺跡地域に分かれる。

スリー・マハー菩提樹
本家本元、仏陀がその木の下に坐りさとりを得た菩提樹はすでになく、現在は4代目となっている。(しかし、根の上にコンクリートがひかれ参詣者たちの灯すキャンドルの火により弱ってきているとのこと/インド・ブッダガヤ 2003年5月)
その枯れてしまった初代菩提樹の分け木が、スリランカで2000年以上たった今も緑の葉を広げている。

イスルムニヤ精舎

本堂内には色鮮やかな仏陀像、壁にはいろいろな場面の絵が描かれている。そのひとつに、日本人数人の姿を発見。入口にいた僧に尋ねると、ここは日本からの援助を受けていて、実際に日本人がきたときの場面だという。写真を撮るのを忘れてしまったけど、眼鏡をかけた中年男性という、外国人のイメージする日本像だった。
岩の上のダーガバからの景色は素晴らしかった。石段があるので簡単にのぼれる。




  ミヒンタレー


仏教伝来の地。頂上までは1800段あまりの石段がつづく。上からは緑豊かな景色が楽しめる。


(行き方)

アヌラーダプラかバスで約30分。新市街のバスターミナルから始発がでている。4.5ルピー。帰りの最終バスは6時過ぎなので要チェック。

(エサラ ポヤ・デー)

仏教が伝来した6〜7月のエサラ月のポヤ・デー(満月の日)には、スリランカ中から巡礼者が集まるので、この時期に行く人は交通やホテルに注意。

聖地内はヤシの木が立ち並び、プルメリアの花が咲き乱れ、広々とした公園といった雰囲気。石段を上らなければならないが、整備されているので歩きやすい。
真っ白な大塔は
アムバスタレー大塔。ここでマヒンダと王が出会い、仏教を伝えたところといわれている。マヒンダの遺骨が祀られている。ここで靴を脱ぐ。
丘の頂上にある塔が、
マハー・サーヤ大塔。上まで階段で上ることができ、眺めがいい。
その向かいの岩山は展望台。こちらはただ手すりがついているだけ。風が強いので気を付けて上ろう。ここからの夕日の眺めは、マハー・サーヤ大塔がシルエットとなり最高!

国際梵字仏文化センター
2002年9月に完成。国際梵字仏協会の窪田成円氏が中心となってミヒンタレーに建立。日本語の流暢なスリランカ僧が在住。瞑想修行体験、法話、星占いなどスリランカ仏教を体験できる。
日本事務局 TEL055-276-9276 FAX055-279-2097




  ポロンナルワ


10〜12世紀、シンハラ王朝の首都であり、時の王たちが灌漑設備を整え、仏教の普及に力を注いだため、仏教都市として栄えた。ビルマ(現ミャンマーやタイから多くの仏教僧が訪れた。

(行き方)

コロンボからバスが約1時間ごとに出ている。5.5時間・100ルピー。キャンディからは、ダンブッラ・ハバラナ経由で約1時間ごとに出ている。

アヌラーダプラに比べると、だいぶ年代が近くなり、その分レリーフなどもきれいに残っている。ガード・ストーンなども時代によって、図柄の特徴が異なり、対比しながら見ると興味深い。
ポロンナルワ遺跡群のメイン、ガル・ヴィハーラは、写真で見ていた印象よりずっと小さかった。石目が美しく、体の線がやわらかい。
個人的には遺跡に刻まれた、人々や動物などの小さなレリーフが面白かった。例えば獅子。伝説にも登場し、国旗にも描かれている獅子は、日本の狛犬に似たものや、獅子舞風のもあった。




  タンブッラ


スリランカ最大の石窟寺院。岩山の頂上の洞窟に、色鮮やかな壁画が描かれ、多くの仏像が安置されている。


(行き方)

キャンディからアヌラーダプラへ向かう幹線道路沿いに位置するため、長距離バスは多く通る。キャンディから1〜2時間。15〜40ルピーほど。アヌラーダプラから1〜2時間。16〜70ルピー。

「ラン・ギリ」黄金色に輝くという意味を持つ巨大な岩山。この天然の洞窟を利用して作られた寺院。第1〜5窟まであり、時代が異なる。
(1)最古の石窟。「神々の王の寺」と名付けられている。14mの涅槃仏は、全身金色に塗られ、足裏だけ赤い。
(2)「偉大な王の寺」。最大の石窟。
幅が52mもある。53体の仏像が並び、壁一面、「仏陀の生涯」や「スリランカの歴史」「シンハラとタミルの戦い」などが描かれている。
入口右→ワラガムバーフ王(創建者)の肖像
南側奥→ニッサンカマッラ王の肖像(ポロンナルワ王朝)
本尊仏の脇侍像→向かって右:ナータ菩薩/左:弥勒菩薩
入口すぐの北側の壁面前の4体→「過去四仏」拘留孫仏(くるそんぶつ)・拘那含仏(ぐなごんぶつ)・迦葉仏(かようぶつ)・釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)
(3)18世紀以前は倉庫だった。キールティ・スリー・ラージャシンハ王によって礼拝の場となる。入口に王の肖像。洞窟北側の巨大な横臥仏は長さ6m。57体の仏像が安置されている。
(4)「西の寺」。10体の仏像。(1)〜(3)窟に比べるとかなり狭い。写真=右の仏像は、以前ドイツ人観光客が仏像の手の上に腰かけ写真撮影をしたため、仏教徒たちは激怒。元の塗りをはがし新しく塗り直した。それ以来しばらく寺院内は撮影禁止だったが、最近許可されるようになった。基本的にスリランカでは、仏像に背を向けての写真撮影は禁止されている。仏さまとの記念写真は遠慮しよう。
(5)1915年に作られた新しい石窟。



  キャンディ


シンハラ王朝がイギリスに滅ぼされるまでの約300年間、都として栄えた。当時の王権の象徴であった仏歯(ブッダの犬歯)をまつった仏歯寺は、仏教徒たちの強い信仰の対象となっている。


(行き方)

キコロンボからバスが15〜20分おきに出ている。約2.5時間。70ルピー。アヌラーダプラからは2.5〜3時間。70ルピー。ダンブッラから1.5〜2時間。30ルピー。

仏歯寺

入場料は200ルピーとなっているが、これは観光客用で仏教徒としてお参りに入るのであれば必要ない。門前で花やお香などが売られているのでお供えをしよう。
仏歯が安置されている部屋が開くのは、1日3回プージャの時だけ。1Fで楽器の演奏が始まるのが合図だ。お供え物を持って、列に並び、正面で合掌できるのはほんのわずかな時間。当然仏歯がどこにあるのかわからない。
私が訪れたとき、たまたまその日の仏供養(食べ物の布施)担当の家族と知り合い、プージャのときに、一般の人が入ることのできないさらに奥の仏歯に近い部屋に入ることができた。食べ物の入った壷や花を持つ人々の後ろに並び、お参りをする番を待った。
仏歯を間近にお参りすることを許されているのは、僧だけである。もちろん私たちは見ることはできない。しかし、この奥にブッダの遺歯が納められていると思うと緊張し、残念ながらその時のことはよく覚えていない。
この仏供養には慣例に従い、32品のカレー、ご飯、菓子、紅茶を用意するため、数千ルピーもの費用がかかる。たいてい数家族が担当するという。仏教徒なら私たちも、仏供養することができるが、すでに1年以上先まで予約されてるとのこと。




  スリー・パーダ


標高2243mスリランカ高い山。頂上に聖なる足跡があるといわれ、仏教徒だけでなく他宗教、ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教徒たちにとっても聖地となっている。夜中から登り始め、山頂でご来光を見て下山というのが一般的なパターン。シーズンは12〜3月。夜明け前は風が強くとにかく寒いので防寒着が必要。



(行き方)

まずはハットンまで。列車のほうが楽だが(バスは山道のためかなり揺れる。所要時間は変わらず5.5〜6時間)、1等車をあらかじめ予約しておくこと。すぐに満席になる。2等車は自由席なので、席取り争いが熾烈。というより手数料をもらって席を確保する輩がおり、スリランカ人も使っているほど。ちなみにコロンボは始発だが、折り返しの列車が来ると、まだ動いているのに窓から物を投げ入れ、席を確保するような状態。いくら早く行き待っていても席を確保できる補償はない。
ハットンからナラタニヤまではバス。1時間ちょっと。茶畑を走り景色はいいが、道はくねくね山道。

なるべく登山口に近い宿に泊まると、その分歩かなくてすむ。登山道沿いに茶屋があるが、上に登るにつれて高くなるので、ビスケットやチョコレートなどは登る前に買っておくといい。8合目を過ぎたあたりから登り下り用に分かれた細い道になる。登山者が混んでいる日だとなかなか進まないため、早めに出たほうがいい。宿の人に確認をしておこう。
まず1kmほど歩いたところで、涅槃像やヒンドゥー教の神像が並ぶスリー・パーダの門に着く。ここで僧侶が経を唱えながら右手に紐を結んでくれる。

ここから登山開始。道は石段になっていて、危なくはない。途中いくつも茶屋をかねた休憩所がある。8合目すぎにトイレもある(私は入っていないのでどんな状態かはわからないが、スリランカ人はみな利用していた)。
数回休憩をとって3時間ほどで頂上に着く。。頂上には寺院があるのでお参りをすませ、朝日が出るのを待とう。風をしのげる休憩所があるが、コンクリートの上に新聞紙をひいて座ったり、仮眠したりするような部屋である。
下りは早く1時間ちょっとで下りられる。
ほぼ下りきったところに、スリランカのダーガバ(仏塔)、日本山妙法寺がある。ここには日本人僧侶が在住している。まだ内戦がひどかった頃からこの地に寺院を建て活動している。ぜひお参りをしてお賽銭を。



  カタラガマ


この地に住むカタラガマ神は、万能の神をいわれ絶対的な信仰を集めている。スリー・パーダと同じく宗教を超えた聖地。



(行き方)

ティッサマハーラーマからバスで約30分7ルピー。マータラから3.5時間。

バス停をおりて歩いていくと、供物を売る店が並ぶ。プージャに参加するならここで用意しよう。5〜6種類の果物がのったひと籠が100ルピー。かなりずっしりとした重さだ。川を渡って数百メートル。写真=右の門が神殿の入口。左手に靴預け所がある。
ちなみに川を渡ったあたりで、中はわかりにくいから案内をしてあげようという、押し掛けガイドがしつっこかった。カタラガマはお参りするための聖地。文化的なものは特にないので、ガイドは必要ない。はっきり断ろう。
門をくぐって正面に見えるのが神殿。プージャのときには人々が列を作っている。順番にしたがって中に入ると、孔雀に乗ったカタラガマ神像の布がかかっている。入口で掌にぽんとご飯を乗せてくれるのでいただこう。カタラガマ神の前まで行くと、神官が供物を受け取り、カタラガマ神に捧げた後、おさがりを渡してくれる。おさがりの果物は食べやすいようカットされている。みな神殿を出てから木の下などに座り食べる。
門前の柵では、ココナツを持ちキャンドルに火を灯し、神殿に向かって祈っている人々の姿を見かける。祈り終わると、目の前のコンクリートの台に向かって、力いっぱい投げ、たたき割るのだ。カタラガマ神はどんな願いもかなえてくれる全能の神なのだ。



  ブドゥルワーガラ


かつてスリランカでも大乗仏教が信仰されていたことがあり、国内にいくつか遺跡が残っているがそのひとつ。ジャングルの中に大きな岩に彫られた菩薩像が残っている。



(行き方)

最寄りの町はウェッラワーヤ。ティサマハーラーマ、ハプタレー、エッラ、バドゥッラからバスがある。ここからブドゥルワーガラまではタクシーかスリーウィーラーがいい。バスだと幹線道路で降り、そこから5kmほど歩くことになる。道はあるが民家がないジャングルなので、女性はやめたほうがいい。スリー・ウィーラで往復し250ルピー(02年7月/待ち時間込み)だった。

磨崖仏の数百メートル手前に、建物があり僧侶がいる。管理のためにここで暮らすオッペゴーダ・ダンマティラカ師だ。入場料ではないがドネーションを募っている。また、この建物はミュージアムとなっており、中には壁一面、世界中から送られた仏教に関する写真や記事が張られている
。もちろん日本コーナーもあった。これはダンマティラカ師の趣味が高じたものらしい。



→旅の情報へ


→スリランカマップ


アヌラーダプラ


スリー・マハー菩提樹



イスルムニヤ精舎本堂の涅槃仏



イスルムニヤ精舎から見た景色


真っ白に塗られたルワウェリ・サーヤ大塔

ミヒンタレー



1840段の石段。といっても段差は低いので歩きやすい


ポロンナルワ



坐像・高さ4.6m(ガル・ヴィハーラ)


獅子のレリーフ1


獅子のレリーフ2


タンブッラ


石窟寺院の全景


新しく塗り直された仏像



キャンディ)


仏歯寺


スリー・パーダ 


スリー・パーダ


山頂のお寺


ご来光を待つ人々




ご来光


カタラガマ


山門


本堂内で順番を待つ


お供物を手に持って


おさがりのフルーツ


願いをこめてココナツを割る



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