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スリランカに恋して
 スリランカ人のビザ取得


■ 観光ビザ
 「スリランカ人を日本に招待するにはどうしたらいいか」という質問メールがたくさん届きますので、私がわかる範囲での情報を紹介したいと思います。

 結婚をする前に、お付き合いしているスリランカ人を日本ににいる両親や友人に紹介したいという人はたくさんいらっしゃると思います。

 通常、90日までの働くことを目的としないビザは、「観光ビザ」と呼ばれます。上記のような目的で来日するのならこのビザを申請することになると思います。基本的には、申請者であるスリランカ人が必要書類を揃え、コロンボにある日本大使館に申請をします。審査の結果は、早ければ数日、時には1ヶ月ほどかかる場合もあります。

 最初に申し上げておきたいのは、スリランカ人にとって日本への「観光ビザ取得」はとても難しいということです。必要書類を揃え申請すれば自動的におりるものではなく、審査の結果パスしなければもらえません。スリランカに比べてはるかに物価の高い日本で「観光」をするのですから、それだけ経済的に余裕のある人でなければなりません。

 きちんとしたスポンサー(保証人)がいて、そのスリランカ人が「観光ビザで働いたり(違法)、ビザの期限が過ぎても帰らない(不法滞在)という可能性がない」ということを証明できなければなりません。つまりある程度の財産があり、きちんとビザどおりに日本からスリランカに帰国するということを日本大使館に信用してもらわないとならないわけです。もし保証人になるのであれば、スリランカ人の日本滞在中は、金銭面も含め保証人に責任があることになります。

 在スリランカ日本大使館では、毎日何十人ものスリランカ人がビザの申請手続きをしています。が、その中で実際にビザをもらえるのはほんの数人です(この中には観光ビザだけでなく、就労ビザや学生ビザも含まれます)。スリランカ国内には、ビザ申請の関係書類を用意する専門業者がいくつもあるほど、お金を払ってでも日本や欧米諸国に行きたい(勉強したい、働きたい)人が多いのが現状です。

 ビザ申請についての詳細は、外務省在スリランカ日本大使館(英語サイトの方がより詳しくのっています)のサイトでご確認ください。

 ※実際に手続きされる前に、必ずご自身でご確認ください


 スリランカ人の配偶者を持つかたへ


観光ビザの申請

下記は2007年4月下旬に夫スリヤンガが申請したときの情報です。内容が変わっていることもありますので、実際に申請されるときは、ご自身でご確認ください。

【必要書類】

1 パスポート
6ヶ月以上の有効期限が必要

2 申請書
3 保証人書・滞在予定表

上記2、3は、日本大使館に用意がありますので、前もってもらって記入しておきます。保証人は日本人配偶者、滞在予定ははっきり決まっていなくてもあくまでも予定なので、記入しておきます。

4 婚姻を証明できる書類のコピー
 スリランカの婚姻届、日本の戸籍など。提出するのはコピーでかまいませんが、申請するときに原本も持っていったほうがいいです。

5 飛行機の予約書
チケットを買う必要はありません。航空会社、旅行会社などでビザ申請のためというと作成してくれます。

6 証明写真(3.5×4.5)1枚
申請書右上にスペースがありますので、のりで貼り付けます。

【申請方法】

受付時間は午前9時〜10時半です。私たちは8時45分頃、大使館に着きましたが、すでに10人ほどが列を作って待っていました。9時過ぎ、セキュリティチェックを受け順番に中に入ります。日本人は詳しくチェックされませんが、スリランカ人は携帯電話は入り口に預けなくてはいけません。

受付カウンターに入るところで、番号札をもらいます。番号札順に受け付けていくので、書類を用意し呼ばれるのを待ちます(窓口の上に、番号を表示する電光掲示板があります)。順番になったら窓口に必要書類を提出します。この時いくつか質問があるかもしれません。

その後、しばらく待つと名前を呼ばれ受け取りシートを渡されます。その紙には受付番号と受け取りに来る日時が書いてあります。

ビザ申請に来るスリランカ人は多く、私たちが行ったときも40人くらいの人が待っていました。私たちはその場で保証人書や滞在予定表の用紙をもらい記入したので、通常より時間がかかってしまったと思われますが、8時45分に行き、すべて手続きが終わったのは10時過ぎでした。受け取り可能な日は1週間後でした。

*注意 もし大使館に審査の経緯などを問い合わせたいときには、受け取りシートに記載されている受付番号とパスポートNOが必要です。

【受け取り】

午後3時〜4時半となっています。受け取りシートには日にちが書いてありますが、その日に絶対に取りに来なければならないというわけではなく、その日以降なら可能です。窓口に受け取りシートを提出し、ビザ(が記載されたパスポート)を受け取り、観光ビザ代、Rs2680を支払います。


*私たちの場合、月曜日が受け取り可能な日にちだったのですが、その日は忙しくてコロンボまで行けず、水曜日にスリヤンガ一人で行きました。すると、受付の女性(スリランカ人)に「なぜ16日に来なかったのか」と聞かれました。申請時に、日本人職員にその日以降ならいつでも大丈夫と聞いていたのでその旨を伝えたのですが、「今日はあげない。明日来て」と言われました。

 ヒッカドゥワからコロンボまでは片道2時間半、気軽に行ける距離ではありません。スリヤンガが理由を尋ねても「ダメなものはダメ」の一点張り。仕方なく大使館を出た後、私に電話がありました。理由なしで「明日出直して来い」というのは、スリランカのお役所と同じ応対です。日本大使館でそんな応対をされたことに驚きつつも、すぐに日本大使館に電話をしました。

 すると、水曜日は通常ビザを渡す日ではないとのこと。しかし確認してもらうとビザはできているので、もう一度取りに来てくださいと言われました。これこそ日本の応対だとホッとしました。そういえば私のパスポートの更新に行ったときも、ヒッカドゥワに住んでいるというのを考慮していただいて、申請日の夕方に特急で作ってもらったのを思い出しました。

 もちろん、無事スリヤンガはビザをもらって帰ってくることができました。窓口にいた同じ女性は、ビザを渡すときひとことも口をきかなかったそうです。

 この話を聞いて思ったことは、スリヤンガのように日本人を配偶者に持つスリランカ人はいい。何かあれば日本人である私が直接、大使館の日本人のかたと話をすることができます。しかし、申請に来ているほとんどのスリランカ人はそうではありません。受付のスリランカ人に理不尽なことを言われても、黙ってそれに従うしかないのです。

 スリランカの役所や会社では仕方ないと受け入れるにしても、いくらスリランカ人職員だとしても日本大使館でそれではいけないと思うのです。日本大使館で働いているのですから、日本のサービスやマナーを、最低限は身に付けるようにすべきでは。



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