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スリランカに恋して
  スリランカカレー


 日本では熱帯産のスパイスを使って調理し、ライスにかけて食べるものを「カレー」と言っているが、スリランカでは「カレー」とひとくくりにはできないほどの種類がある。野菜や魚、肉などの豊富な食材を使った”ウェーンジャナ”(おかず)がある。

 スリランカの主食はお米。赤米、サンバ、バスマティなどのさまざまな種類がある。日本のお米に比べるとパサパサとしている。しかし日本のようにご飯だけで食べることはないので、このパサパサ感がおかずをかけて混ぜながら食べるのには最適なのだ。

 また、お米を粉にした料理もよく食べられている。「ホッパー」は、米粉にココナツミルクと水を混ぜ発酵させたものを、碗状のナベに油をひいて焼くクレープ状のもの。中に卵を落とすと、「ビッタラ・ホッパー」となる。半熟の卵をつぶしながら熱々のものをいただこう。

 朝食でよく食べられている「ストリング ホッパー」は、米粉を湯で練って、筒に入れて麺状にし、蒸したもの。サンバルやカレーと食べる。




  おかず


【煮もの】
 野菜や魚肉などの素材を、ココナツミルク、タマネギ、スパイスと塩・ライムを入れて煮る。素材は一種ずつ調理され、1回の食事で3〜5品くらい食べる。

【サンボル】 細かく切ったあえもの。代表的な「ポル・サンボル」はけずったココナツ、タマネギのみじん切り、ライム汁、カツオブシを臼でつぶしたもの。「ゴトゥコラ・サンバル」はみつばのような葉の和えもの。

【揚げもの】 カツレツが人気。コロッケに似ている。ゆでたジャガイモにタマネギ、グリーンチリがベース。これに炒めた挽き肉や魚を入れ、パン粉をつけて揚げる。ケチャップをつけて食べる。また、豆の粉で作る薄く揚げたせんべい状の「パパダン」もよく食べられる。

【漬けもの】 「アチャール」は、赤タマネギ、インゲン、人参などを煮て、グリーンペッパーなどのスパイスを入れて漬けたもの。




  マーケット


 都市部にはいわゆるスーパーマーケットもあるが、一般の人の多くは朝市や定期的に開かれるマーケットで買い物をする。用意するのものは空の手提げバック。 まずは新鮮さと値段をチェックしながら歩く。買うときには希望の重さを言って手提げバックを出す。店の人は天秤で量ってバックに入れてくれる。この時に古いものを入れられないように注意する。「おまけして」というと半つかみくらい余分に入れてくれたりする。




  セイロンティー


 いわずと知れたセイロンティーの産地がスリランカである。かつてはセイロン島といい、イギリスからの独立時にスリランカと改名したのだ。島中南部の高原地帯、ヌアラエリアではどこまでも紅茶畑が広がる。籠をもった女性たちが葉をつむようすを見ることができる。

 スリランカで紅茶を買うときには、産地と等級を目安にしよう。ヌワラエリア・ウバ・ディンブラ・キャンディ地方によって色・味・香りが異なる。自分の好きな味を見つけよう。一般的にはより標高の高いところで栽培されたものが高級とされている。

 また等級は、OP→FBOP→BOP→BOPF→ダストと、高級といわれる葉の長いものから庶民の飲むダストまで細かく分かれている。当然葉の長いOP(オレンジ・ペコ)が一番高い。

 セイロンティーは味、香りが強いのでミルクティーで飲むのがおいしい。スリランカ人は必ずといっていいほど砂糖を入れて飲むが、インドのチャイのように最初からミルク・砂糖の中に葉を入れて煮出すのではなく、紅茶とミルクを分けて出すところも多かった。ただし茶屋でお茶を頼むと、ミルクと砂糖たっぷりで出てくる。とても甘いので、砂糖なしや砂糖少しと事前に注文したほうがいい。




  スイート


 町中の茶屋や食料品を扱う雑貨屋には、ガラスのショーケースの中にケーキやクッキーが並んでいる。1個数十ルピー。クリームでデコレーションされたホールサイズでも200ルピーほどで買える。クリームは生ではなくバタークリーム。味は・・・甘すぎるというわけでもなく、まあ普通。こんなものかという感じ。

 一般家庭でよく食べられるのはカルド(水牛のヨーグルト)。南のマータラ近くでは素焼きの鉢に入ったカルドが売られている。思ったほどくせはなく濃い味。黒蜜のようなココナツの蜜をかけて食べるととてもおいしい。

 スリランカ人は甘いもの好き。ほかにもキャラメルのようなトフィーなどの蜜をかためたお菓子などがある。


 写真はココナッツ蜜から作った砂糖、ジャグリ。お茶受けとしていただく。黒砂糖のような味わいで美味しい。砂糖なしのプレーンティー「カハタ」と一緒にどうぞ。。






  およばれされると・・・


 とても不思議なのが、招待側の家族が同席しないこと。みんなで一緒にテーブルにつき食べるかと思いきや、私と友人二人だけがテーブルに座り、家の人達は立ったままご飯におかず、フルーツとサービスをしてくれる。

 まず、食事の準備ができると水差しからグラスに水を注いでくれる。これでスタート。フィンガーボールで右手の指を洗う。目の前に大きな取り皿が置かれるので、大皿に盛られたライス、おかずを順々にとる。お客さんには取り分けてくれる。これらを混ぜながら食べるのだが、取り皿の料理が少なくなってくるとおかわりを勧められる。食事が終わると、フィンガーボールで指を洗う。お皿は下げられ、デザートが出てくる。バナナやパイナップルなどのフルーツやカルド(水牛の乳でつくったヨーグルト)が多い。





  スリランカレストラン


日本でスリランカの料理が楽しめるレストランを紹介! 
インド料理は星の数ほどあるけれど、まだまだ少ないスリランカ料理のお店。

皆さんからの「スリランカレストラン情報」お待ちしています →メール

★コートロッジ
東京都新宿区(新宿駅より徒歩5分)

→新宿駅から近いし、テーブルや椅子もゆったりしてるので、スリランカを旅したメンバーで写真交換を兼ねてというのにはいいかも。料理はごくごく普通の味。予算:ディナーで3000円前後


★セイロン・イン →HP
東京都目黒区上目黒2-7-8 TEL03-3716-0440(中目黒駅より徒歩5分)

→ランチメニューは、チキン・マトン・挽肉・えびカレーとナン・ライス・ロティからひとつ選ぶセット。これに野菜カレー、サラダ、ヨーグルトがついて800〜900円(税込)。
 店内(=写真下)はスリランカのバティックとマスクが飾られ、インドでも他のアジアの国でもないスリランカらしさが出ている。ごちゃごちゃしていないのもいい。20人もはいればいっぱいなくらいの広さだが、清潔感があるこじまんまりとした雰囲気。
 ランチのマトン・ナンセットを食べたが、辛さもありスリランカカレー特有のマイルドさもあり、インドカレーとの違いをだしていた。本日の野菜カレーはかぼちゃ。たまねぎとかぼちゃの甘みがナンとの相性もいい。ライスを頼まなくて良かったと思う。ナンもオイルたっぷりのでは、程良い柔らかさと甘みがあってなかなか美味しかった。が、スリランカ料理としてナンを出してしまうのかとも思う。デザートのヨーグルトはパパイアのカットが入って、蜜がかけてある。充実のランチセットではあったが、やはり日本でスリランカ料理を食べるのは難しいのかと残念に思う。



★キャンディストリート
神奈川県横浜市関内中北太田町5-63 TEL045-641-1717(関内駅より徒歩5分)



→馬車道通りに面したお店。ランチのカレーは人気でいつも行列ができている。スリランカ料理と]いいながらも、メニューはアジア料理。生春巻き、チヂミまである。カレーはいろいろトッピングができ、熱い鉄皿ででてくる。03年4月よりオーナーが日本人からスリランカ人に替わった。スリランカから新しいコックを呼びオリジナルメニューを作るとのこと。予算:ディナーで3000円前後





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ストリングホッパー



チキンビリヤーニ



ホッパーを焼く



家庭料理



ビールとおつまみ



カルド
素焼きの壷で売られている)




フルーツ屋



牛乳



野菜マーケット



お菓子



色とりどりの豆類



ドドル
(スパイスの入ったういろうというイメージ。量り売り)




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