ひとこと日記 2007年1月〜6月 スリランカブログ
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スリランカに恋して


注)よく出てくる名前
 *スリヤンガ…夫
 *クロスケ…ジャーマン・シェパード犬
        2006年10月生まれ・オス
 *アンマ…義母
 *タータ…義父
 *マリ…義弟
 *チャミンダ・マリ…隣家の男の子
 *ローシー・ナンギー…↑の妹

■ ひとこと日記



スリランカ生活をひとことずつ日記につづっていきたいと思います。
天気はヒッカドゥワの我が家周辺です。



2007年1月〜6月
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6月30日 晴

ポソン・ポヤデー
 今日は、スリランカに仏教が伝わったのを記念する大事なポヤ・デー。とにかく穏やかで、ひっそりと静かな一日。日が陰るのを待って、お寺参りに行くことにする。

 まずはお参りの準備。シャワーを浴びて白い服に着替え、お供え用の花を摘む。花を水でぬらしてビニール袋に入れ、お香とココナツオイルを持っていく。

 スリランカのお寺には必ず、仏舎利がおさめられている仏塔、本尊にあたる仏像、菩提樹があり、参拝者はそれぞれにお参りをする。まずは花を供える。注意すべき点は、もし花を落としてしまったときは、そのままにしておくこと。地面に落ちた花のを拾って供えるのはNG。花を供えた後、ランプに持ってきたオイルを注ぎ、お香をお供えして終了。

 ここは私の家からさらに1キロほど内陸に入ったところにあるお寺で、夕方になると老若男女を問わずたくさんの人でにぎわっている。10代、20代の男の子たちが花を持ってお参りに来るようすを見ると、さすがスリランカと感心してしまう。


夕暮れどきの境内。
これから満月が上ってくる
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6月28日 晴

まずは結婚式
 友人のお姉さんの結婚式に出席するため、朝7時過ぎに家を出る。今日は結婚式とお葬式が重なったので、余計天気が心配だったが、とてもいいお天気で安心する。

 結婚式会場は、ヒッカドゥワから内陸に向かって、小高い丘を上ったり下ったりして1時間ちょっとのところにある。まずはスリヤンガの実家に行き、サリーに着替えてから結婚式に向かう。

 いつもは、スリヤンガの友人の結婚式ということもあって新郎主催の、2日目に行われるホームカミング・パーティーに出席することが多いのだが、今日は友人のお姉さんなので、新婦主催のポールワー・セレモニーを見ることができた。

※イメージ写真
 普通、新婦は1日目のポールワー・セレモニーはインディアン・スタイル、2日目のホームカミングはキャンディアン・スタイルでサリーを着ることが多く、新郎は中のシャツの色をサリーの色に合わせるだけで、両日ともスーツという人が多い。

 しかし今日は、新郎の恰幅がいいからか、珍しく新郎新婦ともにキャンディアン・スタイルの衣装だった。金糸の刺繍がちりばめられ、ごっつい上着と帽子をかぶった新郎は新婦よりも目立っていて、会場のどこにいてもすぐに目に付く。

 ただ、新郎はいくら目立ってもいい。本日の主役なのだから。でも、かわいそうなのはGrooms man(花婿の付き添い人)。写真撮影のときにしか呼ばれないのに、新郎と同じ衣装を着せられている。どこか所在なさげでポツンとしている姿を見て、新郎じゃないのにあの姿でいるのはきっと恥ずかしいのだろうなと思った。
 



 本当は、ひとりでポツンとしていた花婿の付き添い人の写真を撮りたかったが、あまりにも不憫なので、Pageboy(花婿に付き添う男の子)にポーズを取ってもらった。

 子どもだと、キャンディアン・スタイルでもかわいい。


お坊さんの葬儀
 結婚式会場で急ぎでランチを食べ、早めに失礼して、スリヤンガの実家に戻った。葬儀に出席するため、正装の色である白い服に着替える。3時前に葬儀会場に着いたが、すでに式は始まっていた。

写真左:棺を火葬する場所まで運ぶ
写真中:火葬する場所までは白い布をひく
写真右:棺をおさめ点火する
 雨だったらどうするつもりだったかわからないが、会場は学校の校庭。中央に棺が置かれ、その正面にはずらっとお坊さんが座っている。その数、3、4百人。緋色が目にまぶしい。そのすぐ前には、特別席として親族が地面にマットを敷き座って話を聞いている。

 そして、その周りをぐるっと取り囲むように、一般の参列者が立っている。式が始まったのが2時過ぎ。まだ日が高く、かなり暑い。でも皆立ったままお坊さんたちの話を聞いている。私たちもその中に入った。

 1時間半経過。お坊さんたちへの飲み物を用意する場所では、知り合いのおばさん達が働いていたので、ジュースをもらってのどをうるおす。そしてその後1時間経過。まだ話は続いている。ずっと立ちっぱなしなのでさすがに足が疲れてくる。しかしスリランカの人はえらい。こんな暑さの中で、皆立ったままじっとお坊さんたちの話に耳を傾けている。私なんて、ほんの1時間ほどのお経と法話でも、早く終わらないかなと思ってしまうことがあるのに。

 「そろそろ火葬の時間?」と聞くと、「まだまだ」との答え。するとアンマが、一度家に戻って紅茶を飲んでこようと言ってくれる。家までは歩いて数分の距離なので、林の中を近道して家に向かう。

 ささっと紅茶を飲んで、再び会場に戻る。そして6時を過ぎようやくお話が終わった。いよいよ出棺となる。棺から火葬する場所まではほんの数十メートル。棺が通る道筋に白い布が敷かれ、ドラムと笛の音が響く中、お坊さんたちの手によって棺が運ばれた。弟子だったのだろうか。10代の若いお坊さんが大泣きしている。そして皆が合掌する中、火がつけられた。私も皆と一緒に手を合わせ、成仏を願った。

 葬儀への参列者は5、6千人。式の時間は4時間半。「なるべく簡素に」という遺言を考慮してもこの規模とは驚き。というか、話が長すぎ。生前の功績をたたえるにしても、もうちょっと簡潔にすればいいのに。お年寄りも含めて、参列者が立ったままなのを考えれば、せめて半分の時間にすべきだと思う。
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6月26日 晴

葬儀の準備
 いくらお坊さんの葬儀といっても、小さな村のお寺だしと思っていたらとんでもなかった。参列者は1万人くらいになるだろうと聞いて驚いた。このお坊さんは人当たりがよく、頼まれればダーナ(食事の接待)やピリット・チャンティ(ご祈祷)も快く引き受けていたため、地域の人にも人気があったらしい。

 葬儀の実行委員には政治家や地元の有力者たちも加わり、イスやテントなどの設備は役所のを借り、電気も無料でいくらでも使っていいとの許可がおりた。

 今日だけで、すでに地方から50人を超えるお坊さんが到着しているという。これから2晩、夜を徹して交代でお経をあげる。そして夜の弔問客のために、深夜眠気覚ましのコーヒーを出したり、お菓子を出したりすることも必要。

 今日は夜7時すぎから会議が開かれるのでスリヤンガは遅くなるからとその前に帰ってきたが、まだまだ明日も大変そうだ。
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6月25日 晴

老師の死
 昨日スリヤンガがお見舞いに行ったお坊さんが、今朝6時頃亡くなったとの電話があった。70を過ぎていることを考えれば寿命と言えるだろう。でも、私たちが日本に行く前にも、「近くに用事があったから」と我が家に立ち寄り紅茶を飲んで帰ったことを思い出すと、「とてもお元気そうだったのに…」と残念に思う。

 スリヤンガにとっては、小さい頃お寺の日曜学校で仏教を教えてくれた先生でもある。実家から歩いて数分の場所にお寺があることもあって、とても身近なお坊さんで、仏教だけでなくいろいろなことを習った師であるという。

 スリヤンガがガイドになり、「子どもの時習ったことを基礎にして、日本人旅行者に仏教を説明している」と伝えたときには、本当に嬉しそうだった。日本からの老眼鏡のプレゼントにもとても喜んでいた。私たちの結婚式のときには、お坊さんは結婚式に出席できないので、アンマに
*ケーキだけ持ってきてくれるよう頼んでいたという。

 電話を受けて、スリヤンガはすぐに実家に戻った。葬儀に向けて、いろいろな準備をしなければならない。

 まずは遺体をゴールの病院に運び、エンバミング(防腐処置)してもらう。そして、お坊さんが最初にいたお寺がゴール近くにあるので、まずはそこに遺体を運ぶ。運ぶといっても、棺をトラクターにのせ、その前後に50台以上の車、バイク、トゥクトゥクが並び行列を作って移動するので大変だ。お坊さんの死は、個人の場合以上に公共性が高くなり、地域社会に知らせる必要があるし、葬儀は皆で受け持つ。

 とりあえずこの日は、一斉に関係者に死去を知らせ、夕方有志が集まり会議をして葬儀の日どりと役割分担を決めた。遺書に、葬儀はなるべく簡素に済ませるようにと書いてあったので、あまり日にちをあけずに葬儀は28日と決まった。通常、お坊さんだと1週間後くらいに行うらしい。

 とにかくやるべきことは多い。まず寺院内を掃き清め、遺体を安置する場所を飾りつけ用意し、弔問客の接待の準備する。また、死亡通知のポスターを貼ったり、お寺までの道のりに葬儀があることを知らせる旗を取り付けたりする。火葬する場所の前にゲートを作り、火葬場所を設置する作業も必要。

 これから、全国各地からお坊さんたちが数十人単位でやって来るし、そうなると滞在中の食事やお茶の接待もかなりの負担となる。今日は村の若者たちのほとんどが仕事でコロンボなど遠方に行っていて戻ってこれず、手が足りず大変だったらしい。葬儀まではバタバタしそうだ。

*結婚式に出席してくれた人やその家族に、ドライフルーツがぎっしり入った日持ちのする、ひと口サイズのケーキを配る習慣がある
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6月24日 晴

太陽パワー
 ここずっと荒れ模様の天気が続いていて、空はどんより曇り、時々ザーと雨が降って涼しいどころか肌寒いくらいだった。夜になると風が強くなって、周りの木々がヒューヒューうなりながら揺れていて、「隣の土地のココヤシがもし倒れたら我が家は半壊だね」なんて冗談にならない冗談を言っていたほどだった。

 毎日そんな天気の中にいると、私たちまでどんよりしてくる。なんだか気分も晴れないし、風邪も良くならない気がしていた。

 そして今日。朝からすがすがしい青空が広がっている。本当に気持ちいい。深呼吸すると空気が軽やかで、「今日一日頑張るぞ!」というエネルギーがわいてくる。その横でクロスケも、水たまりのない庭を楽しそうに走っている。

 この機会を逃すまいと、ベッドシーツやタオルなどたまっていた洗濯物を洗い、床もモップをかけてきれいにした。スリヤンガは、お世話になったお坊さんが病気なのでお見舞いに行ってしまい留守。掃除は私一人でやったので、終わる頃にはヘトヘトになったが、きれいになると気持ちがいい。

 今日はけっこう暑かったので、冷たいものが飲みたくなったが我慢する。日本で体調を崩してから、スリヤンガを見習ってずっとお湯を飲んでいるので、これからも冷たい水は飲むのはやめようと決めたのだ。まだ声は本調子ではないが、今日の太陽パワーでだいぶ回復したような気がする。
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6月17日 曇ときどき雨

スリヤンガの鼻歌
 スリランカに帰ってきて1週間。こちらの生活をすっかり取り戻し、日本が過去のものになりつつある今日この頃。

 ふと気がつくとスリヤンガが鼻歌をうたっている。なんだか聞いたことがあるような妙に頭に残る感じ。でも曲名がわからない。

 なんだろう、なんだろうと思っていたら、ハタと気がついた。日本滞在中にテレビで聞いた「ムーディ勝山」の歌だ。「チャッチャチャラッチャ〜♪」と、ちょっとスリヤンガ風のアレンジにはなっているけど、確かにあのメロディー。しかもよく聞いていると「右から〜左へ〜♪」と、ちゃんと歌詞もうたっている。

 一度聞いてしまうと、もう頭の中はムーディ勝山の世界。「お願い、やめて」と頼んでも、スリヤンガはすっかり気に入ったらしく、ずっと口ずさんでいる。しかし、私もスリヤンガも2回くらいしか聞いていないのに、こんなに頭に残っているとは恐るべしムーディ勝山。しばらくこのメロディーが頭を離れなそうでこわい…。
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6月16日 曇ときどき雨

宴会1
 お酒を日本から持って帰ってくることは泣く泣くあきらめた私たちだが、ちゃんとスリランカ空港でDuty Freeのお酒を買った。スリランカはお酒、タバコがやたらと高い。輸入物は日本より高い値段がついていたりする。

 今回、家族や親戚、友人・知人に買ったお土産は甘いお菓子ばかりだが、お酒好きの人にはお酒を用意した。といってもボトルごとあげるのではない。すごくスリランカ的だと思うのだが、「お酒を飲みに来てください」と家に招待するのだ。

 今日はその第一弾目。スリヤンガの古くからの友達でもあり、我が社のメインドライバーとして働いてもらっているラーライヤ、マヒンダイヤ、あとトゥクトゥクドライバーのアソーカイヤを招待した。18時頃到着し、おもむろに宴会が始まった。

 適当につまみを作り出しつつ、夕食の準備をする。スリランカ人は、お酒はお酒で少量のつまみと一緒に飲み、飲み終わったらしっかり食事をする。日本人のようにつまみで済ませてしまうことはない。当然、ちゃんとお腹にたまるものを用意しなくてはならない。

 この日は、我が家に滞在中のMさん、私たちと遊びに来ていたチャミンダマリを合わせて、7人分の食事が必要。なるべく簡単に済ませるため、フライド・ルードル(塩コショウ味の焼きそば)とフィッシュカレーを作る。

 21時過ぎ、ようやくお酒のボトルが空になりディナータイムとなった。あっという間に完食し、宴会が終了。私は作るのと片付けがメインで、ほとんど飲んでないけどとりあえず第一弾が終わってほっとした。
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6月14日 曇

日本で買ったもの
 スリランカの湿気に包まれ、一気に回復したスリヤンガ。来る人来る人に、実に楽しそうに日本のようすを話している。方や私は食欲はあるものの、咳が止まらずまだ声が出ない。

 日本では数種類の薬をのんでいたが、スリランカでは自然の治癒力に頼ることにする。まずは塩を入れた温水でうがいをする。食事は(アーユルヴェーダ的に)冷たい食材を避け、お湯を飲む。火であぶったショウガをミリスガラ(スパイスを砕く石の器具)で潰し、ハチミツをつけながら食べる。そして夜は
コーラセレスマーワ・オイルを胸からのどにかけて丁寧に塗りこみ眠る。数日後の効果に期待。

 ところで、日本に行くときに、20キロ近くの紅茶と5キロの米、ココナツパウダー、スパイス類などを持っていった。ほとんどが日本で消費するものなので、帰りは楽勝だと高をくくっていたら、チェックインの際の荷物が二人で78キロ!本当はもっと本を買って帰ろうと思っていたのだから、とんでもない見当違い。

 仕方なく、アルコール類をあきらめ、見送りにきてくれた家族に持って帰ってもらうことにした。あ〜あ、絶対にスリランカでは手に入らないおいしいワインも買っておいたのに残念。こんなことなら日本で飲んじゃえば良かった…。

 多少の重量オーバーは大目にみてもらい、追加料金を払うことなく無事乗ることができた。

 今回、日本で購入し持って帰ってきたものをあげると…ぺティナイフ(野菜を切るのに欠かせない)、レモン絞り器(レモンじゃなくアンブル・ドダンというグレープフルーツのような果物のジュースを作るため)、ハンガー(スリランカ人はあまり使わないからかスリランカではえらく高い)、印刷用ハガキ用紙(少なくともゴールでは手に入らない)、スケジュール帳のリフィール用紙…と生活感あふれる品々ばかり。

 中でも手に入れて一番嬉しかったのは、「ランドリー・リング」。友人からプレゼントされたのだが、なんとこの直径10センチほどのリングを洗濯機に入れて普通に洗濯するだけで汚れが落ちてしまうという優れもの。妹がすでに使っていて、日本滞在中に一緒に洗ってもらっていたのだが、洗剤を使わないで普通に汚れが落ちるのに驚き、自分で買おうかなと思っていたところだったので本当に嬉しかった。

 スリランカの洗剤は溶けが悪くて、いつも衣類に洗剤が残っているようで気持ち悪かったし、なにより洗剤水を流すことが気になっていたので、まさに一石二鳥。しかも洗剤を使うより色あせもしにくい。我が家は井戸水なのでリングがふたつ必要だが、半永久的に使えることを考えればとても経済的でもある。

 石鹸や洗剤メーカーのCMを失うことを恐れてか、テレビでは宣伝されてないようだが、とってもおすすめな一品。スリランカだけでなく日本でも是非お試しあれ!
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6月12日 晴時々にわか雨

帰国のご報告
 昨夜日本から帰国した。家族や友人たちにも「大丈夫?」と心配された過密スケジュール。滞在後1週間、疲れも出たのだろう。気候の涼しさというより、冷房と乾燥でのどをやられ、スリヤンガがダウン。熱を出し、声が出なくなった。

 やむを得ず予定をキャンセルし、数日間妹宅で過ごした。スリヤンガが楽しみにしていた関西方面への旅行も日数を短くした。スリヤンガがなんとか回復した頃、今度は私がダウン。スリヤンガの咳でうつされ、まったく同じ症状。声まで出なくなった。

 昨夜のフライトでは、乾燥した機内とあって二人そろってマスクで搭乗。お湯をもらって飲みながら過ごした。

 そして今日、まだ声が出ない。日本に持っていくのを忘れたコッタマリ(コリアンダー)の煎じ薬を飲み、声枯れに効くという、火であぶって、たたいてつぶしたショウガを食べて回復を待っている。
●日本であたたかく
 私たちを迎えてくれた皆さま

 本当にありがとうございました。スリヤンガ共々とても楽しく過ごすことができました。

 次回はもっと余裕をもったスケジュールで行きますので、今回お会いできなかった方々、是非その時にお会いしましょう。

 引き続き、この「ひとこと日記」でスリランカ生活をご報告していきますので、これからもよろしくお願いします。
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5月20日 晴

リアル・ココナッツ
 今回の日本滞在では、少なくとも4回友人にスリランカカレーをふるまうことになっている。カレーパウダーはアンマが今作ってくれてるし、ペッパーはガーミンダイヤが家の胡椒畑からたくさんとってきてくれた。ターメリックなどのスパイス類は、ヒッカドゥワにある専門店にオーダーしてあるし、準備はばっちり。

 しかしひとつ問題がある。生のココナツが手に入らない場合を想定して、ココナツパウダーを持っていく予定だが、今まで一度も使ったことがない。実際に作ってみないとどんな感じかわからないので、今日買ってきた。マギーが一番いいらしい。

 そのままなめてみると、かなり本物のココナツに近い味。予想してたよりもおいしい。ココナツミルクの作り方はいたって簡単。ファーストミルクはティースプーン2杯、セカンドミルクは1杯を1カップのぬるま湯に溶かすだけ。

 とりあえずスリヤンガ以外にはこのパウダーを使ったことは知らせず、パリップ(豆のカレー)、インゲンのカレー、チキンカレーを作ってみた。ランチタイム、マリやガーミンダイヤと食べる。「今日のカレーどう?」と聞いてみると普通に「おいしい」という答え。「いつもと何か違う?」「いや一緒でしょ」。確かに、そんなに味は違わない。

 厳密に比べれば、生のココナツのほうがおいしいけど、このパウダーも悪くない。なにより、ココナツを割って、削って、絞ってという手間と時間を考えると、驚くほど簡単にできるのがいい。これなら朝からカレーを作るのも平気。

 ただ問題はコスト。箱に書いてあるとおりのパウダーの量だと薄いので、実際はもっと使う必要がある。多分1ヶ月3〜4箱使うのではないかと思う。生のココナツだったら庭に木があってとれるのでタダ。この違いは大きい。

 これからは一応買い置きをしておいて、本当に時間がないときや疲れて作る気がしないときに使うようにしようかな。


ココナツ・パウダー
350g/Rs145


お菓子の風味付けにも十分
いけると思う。ココナツの香り
がちゃんとする
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5月16日 晴

土作り
 本格的な雨季が始まる前に芝生を植えてしまわないとならない。つまり私たちが日本に行く前にやらないといかない。

 とりあえず、下地作りとして、ココヤシ繊維の粉と土を混ぜ、ガーデンタイルの間に敷き詰め、庭の土を耕し、ココヤシ繊維の粉を混ぜる作業を行う。芝生には小石のないサラサラな土が理想的。石だけでなく、硬い土のかたまりを除かないといけない。

 これがかなり大変な重労働。暑い日中を避けて、朝と夕方に作業をしているが、この時間帯は蚊が出てくる。手足には防虫スプレーをかけているが、信じられないことに顔や背中、お尻まで刺される。衣服の上から刺してくる。

 蚊と戦いながら、黙々と作業をこなす。何とか今日で一通り終わったので、あとは実際に芝生を植える作業のみ。果たして終わるだろうか…。


ガーデンタイルに土を敷き詰める
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5月15日 晴

「ジャパン・レール・パス」無事ゲット!
 出発まであと1週間。コロンボまで、航空券を引き取りに行きがてら、「ジャパン・レール・パス」を買いに行った。

 場所はワールド・トレード・センターのはす向かいにあるセイリンコ・ハウス。エレベーターで2階に上がって、右側の「Ceylinco Travel & Tours」に行く。クーラーの効いた部屋に入ると客用カウンターがある。担当者は男性と女性の2人だったので、すぐに男性が親切だったマヘーシュ、女性が電話での対応が最悪だった人だとすぐわかる。

 そこで働いているスタッフは5人。しかし、「いらっしゃいませ」の声もなく、なんだか嫌な雰囲気。私たちは迷わず男性に声をかける。予想通りマヘーシュだった。彼はすぐに私たちが先日電話をかけたカップルだとわかったみたいで、手続きを始めた。

 客は他に誰もいない。マヘーシュの前の客用椅子はひとつ。私たちは二人。でも誰も椅子をどうぞとも言わない。ただそこにいるだけの他のスタッフは、何もせず私たちのようすをうかがっている。よほど自分たちの主張が覆されたのが腹立たしかったのだろう。嫌な雰囲気にマヘーシュも居心地が悪そう。

 値段は28,300ルピー。私が「28,300円の間違えでは?」と聞くと、うち2,000ルピーがサービスチャージだそう。このサービスでサービスチャージとは聞いてあきれるが、仕方なく払う。ここまでで、すでに30分ほど待たされている。スリヤンガは立ちっぱなし。でも誰も何も言わない。

 二人分で56,600ルピー。57,000ルピーを払うと、若い女の子がキャッシャーにお金を持っていくが、なぜか領収書だけでおつりを持ってこない。その後、また15分以上待たされる。すると、他のスタッフがマヘーシュに「自分の財布から出しておつりを渡して、早く(やつらを)返せ!」と言う。もちろん、私たちにもしっかり聞こえた。まるでおつりを待っている私たちが悪いかのよう。

 かなり頭にきて、「ここのサービスはどうなっているのか」と言いかけたところ、おつりが来た。マヘーシュには申し訳ないが、他のスタッフに聞こえるよう先日の対応の悪さについて、指摘をした。電話をとった本人は知らん顔していたが。

 しかし、ここは本当に旅行会社なのだろうか。ANAの代理店をやっているようだが、サービスどころかマナーすらない。ひどすぎる。ここに比べたら、スリランカの役所が良く見える。今まで訪れたスリランカの会社の中で最低。二度と行きたくない。
■ジャパンレールパス購入場所

Ceylinco Universal Ltd.
Tel:011-2490822

コロンボ・フォートのセイリンコ・ハウス2階にある旅行会社で扱っている。

7日間有効の普通車用
1人 28,300ルピー(07年5月15日現在)

*購入の際に必要なものはパスポート
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5月12日 晴ときどき雷雨

日本帰国
 前回の日記から10日ぶり。この間はとっても忙しくて、日中日記を書いている暇がなかったのと、夜になってさあ書こうとすると雷雨のため停電という日が多かったのだ。それでもいつもだと、主な出来事をまとめ書きするのだが、今回は本当に時間がないのでこの10日間は吹っ飛ばしてしまおう。

 こちらに来てから初めてになる日本への帰国があと2週間弱とせまってきた。が、荷物の用意はもちろんのことまだ航空券も手にしていない。もちろん、飛行機の予約はしてあるのだが、乗る予定だったキャセイがスリランカへの運行を中止したので、急遽スリランカ航空に変更する羽目に。

 予想はしてたけど、山ほどある「やらなきゃいけないこと」が日本に行く前に終わるのかとっても不安…。というわけで残り10日間、必死に働きます!
■日本滞在予定(2週間ちょっと)
 5月24日(木)〜6月11日(月)


*5月26日(土)に、東京・代々木公園で催されるスリランカ・フェスティバルをのぞきに行く予定です。見かけたらどうぞ声をかけてください!
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5月2日 晴

「買う」のでなく「作る」
 朝はいつも通り6時に起き、クロスケと遊んで紅茶を飲んでいると、皆が次々と起きだしてきた。チャイではなく、スリランカ式プレーンティーを作る。我が家は牛乳の買い置きがない。

 そして、朝ごはん用にロティとライタを作り始める。彼らは皆北インド出身なので、スリランカ料理とはまったく違う作り方をするので、見ていて楽しい。

 ロティはアタ・パウダーをベースに玉ねぎのみじん切り、チリパウダー、カレーパウダー、ターメリックを入れ、水を加えながらよく練る。それをのし棒で薄くのばして、フライパンでオイルをかけながら表面がぱりっとするまで丁寧に焼く。このとき、ココナツオイルではなく、ベジタブルオイルを使うのがポイントらしい。

 ライタは、カルドを使ったサラダ風の食べ物。これをつけてロティを食べるのだが、マリは酸味が苦手なので、昨日の豆カレーで食べていた。でもこのスリランカでもおなじみ「ダル」にしても、作り方や味がまったく違う。本当に面白い。

 使っているスパイスはほとんど同じだが、辛さを加えるのにインドはチリ、スリランカはペッパーをよく使うことが大きな違いだとか。彼らに言われて気が付いたが、そういえばインドではペッパーをあまり使わない。

 簡単に「朝ごはんを作る」と書いているが、実はこれ私たちも入れて大人11名+子ども2名分。山ほど作っているわけだが、彼らはまったく普通にどんどん作っていく。私は作り方を教えてもらいながら、デザート用にマンゴーを切るのみ。

 「自家用車で来た」というのでもわかるように、彼らはいわゆる中流家庭。お金はある程度自由に使える層だ。でも、こういったときでも出来合いのものを買ったりしない。たとえ食べるのには遅い時間だとしても、手間がかかってもちゃんと手作りする。スリランカ人もそうだが、食事に手を抜かないという姿勢にはいつも感心してしまう。


ワイワイ言いながらロティを作っているところ
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5月1日 晴

インド人も突然やって来る
 今日はウェサック・ポヤデー。ランタンの飾りつけをして夜のライトアップの準備が終わり、ほっとして紅茶を飲んでいたら、電話がなった。電話の声はインド人のサンディープ。彼はしょっちゅうコロンボに仕事に来ているので、暇になると我が家に遊びに来る。

 去年の9月以来だったので(2006年9月16日の日記を参照)、「いつコロンボに来たの?」なんて話をしていたら、これから我が家に来るという。しかも友達8人を連れて。

 「今から」ってことは、すでに17時近くだから着くのは20時過ぎ。つまり我が家に泊まるってことだ。ピュア・ベジタリアンの彼らに何を作ろうと考え始めると、察したのかサンディープが「ご飯は持っていくから作らないで」と言う。だいぶほっとして、受話器を置いた。

 そして、21時過ぎ、一行が到着した。私は勝手にプラディープと同世代の、20台前半の子が来ると思っていたが、来たのはサンディープ夫妻のほかに、2家族と30台後半の男性2人。総勢大人9人+子ども2人。皆仕事でスリランカに来ていて、ニゴンボ、キャラニアなどコロンボ周辺に住んでいる。

 サンディープの奥さんリーナと、他にも子どものいる奥さん2名がいたので料理の用意は簡単。ご飯を炊き、持って来てくれたカレー類を温めればOK。ささっと夕食をすませ、寝床を準備する。子ども2人とお母さんたちはダブルベッドを使ってもらい、リーナは私と一緒に寝ることにする(スリヤンガは不在中)。残りの男性ははリビングにマットと布類をひいて雑魚寝してもらう。

 準備が終わると、おもむろにトランプが登場し、カードゲームをすることになった。「7ならべ」と同じようなルールのゲームで、日本のと違うのは最初が「ハートの7」1枚から始まることと、最初の人が上がった時点でゲームは終了し、そのときも持っているカードの合計をカウントし、少ない人が勝ちということ。つまり、ゲームが終了した時点で、上がった人は0点、他の人は手持ちのカードの合計がスコアとなる。例えば3枚残っていたとしてもエースが3枚だったら3点だし、たとえ1枚でもキングだったら13点になってしまうわけだ。

 8名で遊んだので、8回戦でスコアを競う。結果、なんとこのゲーム初めてのマリが優勝。トランプといえども、性格が出ますなあ。マリの堅実な着々としたゲーム運びは、彼の性格そのもの。私はかなり浮き沈みの激しい展開で、結果3位だった。

 結局トランプが終わったのは深夜1時半。そこからリーナとベッドでしばらく話してたので寝たのは2時過ぎ。ひさしぶりの夜更かしだった。
 


今年のランタンはちっちゃいのを
買った。今夜は雲が多くて、月が
すぐ隠れてしまう
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4月30日 晴

マンゴー天国
 今年は昨年に比べてマンゴーが豊作。我が家の木だけでなく、どの木もマンゴーがたわわになっている。熟すシーズンを迎えたのか、庭の木も1日に3〜4個落ちてくるのだが、それ以外に向かいの土地、裏の土地にあるマンゴーも拾いに行っているので毎日10数個のマンゴーが手に入る。

 一応つけ加えておくと、土地の所有者に「どうぞ、食べてください」と言われている(向かいの土地はコロンボ在住)。他人の土地に盗みに入っているのではないのでご安心を。

 この3本の木からとれるマンゴー。すべて種類が違うので、形もかおりも味も違う。向かいの土地でとれるマンゴーが、日本でよく食べていたマンゴープリンの味なので、日本にはこの種類が輸入されているのかなと思う。

 私たちだけではとても食べきれないので、家や家具を作りにきているワーカーたちや遊びに来る人におすそ分けしている。もし買うとしたらマンゴー1個が25ルピー前後。パン一斤より高い。

 お昼ごはんを食べた後、クロスケを庭に出してたらマンゴーを拾ってきた。「どこから?」と思ったら、裏庭でゴソゴソ音が聞こえる。見上げてみると、大工のガーミンダイヤたちが2階のテラスからパイプを使って隣の家のマンゴーをとっている。パイプの中にマンゴーを入れもぎとり、取れたマンゴーはパイプを通って落ちてくるシステム。

 思わずその姿に大笑いしてしまった。ときどき失敗してマンゴーを落としてしまうので、それをクロスケが拾ってきたらしい。明日はウェサック・ポヤデーなので仕事はお休み。山ほどマンゴーを収穫し、家にお土産として持って帰った。

すでに食べてしまったのもあるが、
今日とれたマンゴーたち


ガーミンダイヤたちがパイプで
マンゴー採り
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4月28日 晴

カマルの結婚式
左:新郎新婦の到着!ドラムとダンスで迎える
右:新郎新婦入場。ホームカミングなので新婦は赤いサリー
 スリヤンガの親友のひとり、カマルの結婚式がゴールのクローゼンバーグ・ホテルで行われた。今日は新郎側主催のホームカミング・パーティー。彼は普段イタリアに住んでいるので、場所の下見もホテルの予約も飲み物なんかの手配も全部私たちがしたので、私たちも他人事とは思えない感じがする。

 新婦はコロンボ出身なので、家族や親戚はコロンボからバスを仕立ててやってくる。が、来ない。新郎新婦はヒッカドゥワのホテルに泊まっていて、10時半に出発予定だったのに、新婦の家族がいないので来るに来れない。

 そして、12時すぎもようやく到着。待ちくたびれていたダンサーたちも気を取り直して、新郎新婦を迎える。お決まりのお祝いの歌やオイルランプの点火、新郎新婦がお互いにジュースを飲ませあってパーティーがスタートする。

 スリヤンガはその間も、お酒の用意をチェックしたり、アイスクリームが足りないと買いに行ったりしていたが、ランチタイムになってほっとしたのか、私にこっそりお酒を飲みに行っていた。

 私はスリランカ人の前ではお酒は飲めないので、言いにくいのだろう。ローカルが集まる結婚式では絶対に飲むことができない。今日はカマルの太っ腹で、アラックだけでなくウイスキー(輸入物なのでとても高い!)もあったのだが我慢。つまみで出されるピリ辛い豆とポークの炒め物がおいしくて、これはビールに合うなと思いつつ我慢。一滴も飲んでいない。

 そしてランチタイムが終わって、ダンスタイム。今日の新郎側のメンバーはほとんどが顔見知り。それもとてもよく知っている面々なので気がラク。我が家に滞在しているKさんも誘って、踊りの中へ。ダンスはものすごく盛り上がり、会場は熱気ムンムンでサウナ状態。サリー着て汗だくで踊ってしまった(おまけにしらふで!)。

 一息ついてお茶の時間。まだこの後近親者からの挨拶などがあるが、4時近くなので帰ることにする。するとコロンボ組も帰る準備をしている。聞けば今日はクリケットの決勝戦があるのでそれまでに帰りたいとのこと。ゴールからコロンボまでは3時間かかるから、確かにいい時間。

 今まで数多くの結婚式に出席したけど、今日はかなり雰囲気のいい、楽しい結婚式だった。カマル、お幸せに!
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4月25日 晴

モモの話
 モモを我が家に置いておけなくなったので、モモが生まれた家に預かってもらっている。

 先週のこと。クロスケとモモを出しているときに人がやってきて、ゲートを開けてしまい、驚いたモモが外に飛び出してしまった。ちょうどそこを通りかかった小さい子どもを連れた親子に、モモはジャンプして飛びついてしまった。

 もともとモモはまだまだ子どもで落ち着きがなく、すぐに興奮してしまって飛び跳ねる。嬉しいだけなので、攻撃して咬むのとは全然違う。でもそれは犬好きの人ならわかるけど、身体は成犬なみの犬が走って飛びついてきたら、特にスリランカ人なら誰もが怖いだろう。

 モモはじゃれるつもりだったんだけど、相手は怖がり転倒してしまった。幸い怪我はなかったけど、「すみません」だけではすまない。家の前を通る人にとって、ゲートが閉まっていても、犬のほえる声が聞こえれば怖いだろうし、まして一回でも外に出てきて飛びついたとあれば、もっと怖い。

 とりあえず、モモを生家に連れて行った。ここの飼い主さんはとてもいいおじさんで、「いいよ」とふたつ返事で引き受けてくれた。モモ自身3ヶ月近くまでここで育ち、モモのお母さん犬と兄弟2匹がいるので、あまりさみしくないだろう。

 1週間がたった。モモがどうしているか見に行きたいけど、私たちの姿を見せるのは良くないだろうと思って、おじさんから話を聞くだけにしている。最初の日はときどき、切ない声でワンワンほえてたけど、今は兄弟犬と仲良く遊んでいるそう。良かった。
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4月24日 晴

「ジャパン・レール・パス」その後
 結局JRからは返事のメールがこなかったが、友人のAさんがJRに電話して「海外在住の、外国人と結婚した日本人は購入資格がある」ことを確認をしてくれた。

 ただ、JRでは国内の代理店を通して各国の代理店が販売しているので、スリランカについての詳細はわからないと言う。自分のところのチケットについてそんな認識でいいのかとも思うが、JRほどの大会社になるとそんなものなのだろうか。

 とりあえず、これで強気に交渉できると再びCeylinco Universal Ltd.に電話する。ただし今回はスリヤンガにかけてもらい、フレンドリー作戦で攻めてみる。まずは自分の購入方法などについて確認した後、「私の妻、日本人なんだが彼女の分も買いたい」と切り出した。

 すると案の定、「10年以上在住でないと…」と断られる。がそこは負けじと、JRに確認し、英語のウェブサイトでもその旨が記載されていることをやんわり伝えると、「ちょっと待ってくれ」と言われる。保留音を押していないので、スリヤンガには周りの人が「そんなわけない。ダメなものはダメだよ」なんてことを言っているのが聞こえてくる。

 しかし担当者マヘーシュはいい人だった。「今わからないので確認して電話する」と電話番号をたずねた。折り返し連絡するという。今までコールバックするという会社はあまりなく、「いついつにもう一度かけ直してくれ」と言われるのが普通だったので、ちゃんと応対できる人もいるんだと驚く。

 そして、翌日つまり今日、本当に電話がかかってきた。スリヤンガは外出中だったので私が話したが、「大丈夫。買えます」という返事に思わずガッツポーズ。良かったあ。まだパスを手にしたわけじゃないから油断はできないけど、早いとこ買いに行こう。

 しかし、今までこのルールについてチェックをしていなかったということは、スリランカ在住の日本人で買った人、もしくは買おうとした人はいなかったのだろうか。
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4月23日 晴

イギリス式ディナー
 イギリス人Wesとマレーシア人Jenny夫婦にディナーに呼ばれた。彼らはイギリス在住で、バケーションに毎年スリランカに来ている。去年バッティガマ*に土地を買い、家を建てていたが、あともうちょっとというところで終わらず、あさってイギリスに帰るという。そのお別れディナーだ。

 彼らと知り合ったのは数ヶ月前で、私たちの家を作ったワーカーが彼らの家を作ることになり、彼らがワーカーの仕事ぶりをチェックしたいのとデザインなどを見たいというので、ワーカーが私たちの家に連れてきたのがきっかけだった。

 とても明るいJennyと、一見怖そうだけど実はジョーク好きなWes。昨夜は他にオランダ人のTom、Joyも交えて、6人でアラック&コークを飲み、ディナーを楽しんだ。彼らは全員、ヒッカドゥワに家やホテルを持っていたりして、長期間スリランカに滞在している。当然、ちょっとシンハラ語ができる。その中で大笑いしてしまったエピソードをひとつ。

 Wesが「ポル・サンバル」を買うために、ローカルなお店に行った。「ポル・サンバル」とは、ココナツを削って作るふりかけみたいな食べ物。しかし、「ポル・サンボル」が欲しいと言っても通じない。「シーニ・サンボル、カットゥ・サンボル、ポル・サンボル…」とサンボルの種類をシンハラ語で並べて、「ポル・サンボル」と言ってみる。

 「ああ」とお店の人がわかった顔をして持ってきたのは、なんと「シャンプー」。「ポル・サンボル」が「シャンプー」!。発音はあまり似ていない。でもその一軒だけじゃなくて、他のお店に行ったときも同じようなやりとりの結果「シャンプー」が出てきたので、「ポル・サンボル」を買うのはあきらめたという。

 彼は真剣に、私たちに自分の発音がおかしいのか、何か問題があるのかと聞いてくる。多分、ヨーロッパ人が「ポル・サンボル」なんていうとってもローカルな食べ物を食べると思わないお店の人が、「どんな英語の単語が出てくるだろう」と緊張してかまえているところへ「ポル・サンボル」と言われたので、まさかシンハラ語だと思わなかったのではないかというのが、私たちの意見。

 その後もそれぞれがいろいろな体験をしているので、そんな話をしたり聞いたりしてるだけで楽しい。例えば、家を建てる苦労話などをしていると、皆「そうそう」と共感できるので話は大いに盛り上がり、つきることがない。迎えのトゥクトゥクが来たので、23時頃ようやくお開きとなった。

 普段私たちは完全にスリランカ人コミュニティーに属していて、付き合いのある外国人は少ないが、こうやっていろいろな国の人間が一緒に食事をしながら、いろいろな話をするのは面白いなあと思った。来シーズンは、我が家も異文化交流の場にしようかな。あっ!でも、なぜか皆日本食が好きなので、絶対にスリランカカレーではなく日本食を期待されるだろうな。メニューに悩みそう…。


*ヒッカドゥワから内陸に5キロほどいったところ
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4月21日 晴

ガーデンタイル作り3
 新年前に終わらせたいと思っていたガーデンタイル作りは予想通り終わらず、まだ続いている。今日は新年が明けてから2日目の作業日。コンクリート流し込み作業は終わり、その上にプラスター塗りをしている。

 なにしろワーカーが1人(もう一人はアシスタントなのでセメントや砂を混ぜたりしてプラスター作りはするが、塗る作業はしない)なので、時間がかかる。1日せいぜい50個。この計算だと4日かかる。雨が降ったら作業中止なので、今のうちに早く仕上げたい。

 新年前後は雨がまったく降らず、暑い日が続いている。さすがに夜もファンを回さないと寝苦しく感じるほど。雨ばかりだと晴れて欲しいけど、こんなに暑い日が続くとザーっとスコールでも降って涼しくなって欲しいとも思う。

2階から見たようす
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4月20日 晴

マンゴーの季節到来
 朝、クロスケ&モモを庭に放して遊ばせてたところ、ポトっと何かが落ちた。「マンゴーだ!」私が拾おうとすると、クロスケたちも走ってくる。丸いものをかじるのが好きなクロスケに先に拾われたら、柔らかい果肉だからすぐにかんじゃうだろう。

 私も負けじとダッシュした。クロスケたちよりも近くにいたのが幸いし、無事マンゴーを拾うことができた。今年初めてのマンゴーは、傷ひとつなくツヤツヤとおいしそうに輝いている。私もスリヤンガもマンゴーが大好きなので、嬉しいシーズン到来だ。

 今年は豊作で、庭のマンゴーの木には鈴なりに実がなっている。私たちはマンゴーが木の枝で完熟して落ちてくるのを待っているが、不思議なことに一度にたくさん落ちてくることはない。1日に1個から数個。だから毎日食べごろのマンゴーが食べられる。

 バナナをもらうと、この陽気のせいか熟れるのがとても早いので、いつも1〜2個黒くなりすぎて捨ててしまうのを(といってもリスや鳥が食べるのだが)心苦しく思ってたが、マンゴーはその心配がない。まあ、もし熟れたのがたくさんあったら、ジュースにしたり、マンゴープリンにしたりしてしまうんだけれども。


鈴なりマンゴー
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4月19日 晴

ジャパン・レール・パス
 来月、久しぶりに日本に帰ろうとしている。まだ航空券を探している途中だが、日本での滞在は2週間あまりと限られているので、そろそろスケジュールを考えなくてはと思っている。

 今回のメインの目的は、「お墓参り」なので、滞在中どうしても関西に行かなくてはならない(私は関東出身)。スリヤンガと二人での移動なので、日本の高い交通費には頭が痛い。そんな中、J観光で日本を訪れる外国人と外国人と結婚し海外に住む日本人を対象にしたJR周遊券があると聞いたことを思い出した。

 調べてみるとその名前は「ジャパン・レール・パス」。日数によって値段が変わり、連続したその日数内は新幹線(のぞみは除く)、特急などが乗り放題となる。しかも7日間の普通車だと一人たったの28,300円。安い!

 このパスは日本では買えなくて、海外で引換証を購入し、日本に着いてから有効期間を指定しパスと引き換えることになる。スリランカで買えるのか心配だったが、コロンボのCeylinco Universal Ltd.という会社が代理店となっているらしい。さっそく電話して聞いてみた。

 ところが、電話に出た担当者は、「日本国籍の人は買えない」と言う。「そんなはずはない。外国人と結婚した日本人は購入可と聞いている。確認してみてくれ」と言うとしばらく待たされ、「スリランカに住んで何年になるか」と質問された。「3年」と答えると、「10年以上住んでいる人しか購入できない。だからあなたは買えない」の一点張り。「そのルールはおかしい。もう一度確認してくれ」と言ってもダメ。こういう時のスリランカ人は、取り付く島もない。

 仕方なく電話を切り、もう一度ネットで確認する。見ると「10年以上海外在住の日本人」というのは2004年の4月に廃止されていた。そして、確かに「海外在住の、外国人と結婚した日本人」は対象になっている。

 一応、JRのお客様相談室にも問い合わせメールを送ってみたが、返事がくるのかはわからない。このパスが買えるか変えないかは私にとっては一大事。なんとか買えるよう交渉しないといけないのだが、どう攻めようか…。
■ジャパン・レール・パス
http://www.japanrailpass.net

JRからの連絡がない場合は、このHP英語ページを見てもらって確認してもらうのが一番かしら…。
どなたか購入されたかたはいませんか?
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4月16日 晴

新年の騒ぎ
 普段お酒を飲む機会が少ないスリランカ人にとって
*、新年は堂々と昼間からお酒を飲んでいい日。酒好きの人たちは、お酒のありそうな家をまわっては一杯ごちそうになるという人が多い。

 私たちも、タータにブランデーを一本差し入れしておいた。今日、実家に帰ってみるとすでに残り1/3。タータは飲んでも1日2ショットくらいだから、酒好きの友人が来たのだろう。

 新年のお酒についての話をしていると、今年はいきなり12日に酒屋が店を閉めお酒を買えなくなったので、買うつもりの人が右往左往したという。カレンダー上では12日は平日。お店や銀行なども営業するので、皆酒屋も開いているつもりでいたらしい。

 私からしたら、新年なんてだいぶ前から分かっているんだから、休みになる前日じゃなくてもっと前に買っておけばいいのにと思うが、スリランカ人の気質からして「お酒を置いておく」ということができないらしい。早く買っておくと、新年の前に飲んでしまうというのだ。

 私の周りでも、余分にお酒を買ってたらまわしてくれという連絡がきたほどだから、巷ではたくさんの人がお酒を求めてウロウロしたのではないか。近所のグナワルダナイヤは、通常の2倍の値段でやっとアラックが手に入ったよと言っていた。

 実は、これ大統領の仕業。仕業というと聞こえが悪いから、配慮といったほうがいいか。毎年、新年になると飲みすぎた人が交通事故を起こしたり、けんかをしたりと、お酒が原因の騒ぎが多発する。それをおさえようと、わざと事前には知らせず、11日の夕方酒屋に「明日は酒を売ってはいけない」と通達したらしい。

 「そんなのあり!?」という感じだが、実際その効果はどうだったのだろうか?


*飲酒は良い習慣ではないとされているのと、お酒自体が高いから
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4月14日 晴

スッバ アルットゥ アオルダック ウェーワー
 この、シンハラ語の「新年あけましておめでとう」がなかなか覚えられない。毎年、「きちんと言えてないなあ」と思いながら挨拶をしている。

 雨のお正月は嫌だなあと思っていたら、昨日今日と、とてもいい天気。お昼過ぎまで台所が使えないので(正確には火だが)、午前中はのんびり過ごす。正午を過ぎてからココナツミルクやライスを用意し、13時01分に備える。

 時間が近くなると、テレビやラジオではカウントダウンが始まる。10,9,8,7…ときて、1,ゼロで点火!ちなみに今年の恵方(えほう)は「南」なので、火をつけるときも南を向いてする。

 キリバットゥ(ミルクライス)を作り、一緒に食べるトマトとオニオンのサンバルも作った。14時までもう少し。もうこの頃になると、お腹がすいて早く食べたい気分ででいっぱい。

 14時10分を過ぎて、ラジオのスイッチを入れると、ご飯を食べ始める時間は「14時51分」と言っている。「なんで?そうしたらまだ30分以上もあるじゃない!」すでにテーブルの上にお皿を並べて、食べる気満々だった私はかなり腹を立てる。

 スリヤンガがあわてて新聞を見直すと、確かに「14時15分」と書いてある。51分を間違えて15分と印刷してしまったらしい。新聞がこんなに大事なことを誤植するなんて信じられない!が、どう文句を言っても正確な時間は14時51分なので、それまで待つしかない。

 ようやく時間がきた。パンパンと爆竹の音が鳴り響く中、南を向いてキリバットゥを食べる。縁起物だからと、クロスケ&モモにも一口ずつ持っていったら、2匹ともパクっと食べた。これで新年を無事迎えたということでほっとする。今年もどうぞよろしくお願いします。
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4月13日 晴

大晦日
 ずっと雨が降り続き、毎日空を見ては憂鬱な気分になっていたが、今日は久しぶりに晴れた。ここぞとばかりに洗濯をする。明日は新年。買い物は昨日までに済ませたので、今日は掃除の仕上げをする。

 新年の始まりはすべて星占いによって決まるが、今年は朝6時5分からが星が移動し、良くない時間帯なので、13時01分の「ミルクライスを吹きこぼす」時間まで、火を使わず、家でじっとしているか、お寺などに行って過ごす。初めて「ご飯を食べる」時間が14時15分。つまりその時間まで何も食べられない。

 ラマザンじゃあるまいし、電気を使ってホットサンドイッチでも作ればいいやと思っていたら、スリヤンガに食べないほうがいいと言われてしまった。新年最初のご飯は「キリバットゥで」ということでしょう。

 今年は初めてキリバットゥ作りに挑戦。作っているのは何度も見ているので大丈夫だと思うが、ご飯の硬さがポイント。柔らかくなりすぎないように気をつけないと。

 昨年までは、朝起きるとスリヤンガの実家に行って、新年の数日間を過ごしていたのだが、今年はクロスケ&モモがいるので泊まることができない。なので、家で過ごす予定。明日の予行練習か、すでに爆竹をバンバン鳴らしている音が聞こえてくる。それでは皆さまも良いお年を!
 
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4月12日 曇ときどき雨

買い物
 もう何週間も前から、新年の買い物は早めにしておこうねと言っていたのに、結局2日前の今日、あわててする羽目になった。

 まずは両親やワーカーたちへの洋服。スリランカでは新年に洋服を新調する習慣がある。日本のようにシーズンごとに新しく買ったりしないので、1年に1度新しいものを買うという感じだから皆とても楽しみにしている。

 当然、洋服屋さんはすごい込みようで、とてもゆっくり選ぶ雰囲気ではない。自分たちのことはさておき、まったく他のスリランカ人も毎年のことなのに、なんで直前になって買い物してるのよ!と文句を言いながら、なんとか買い物を終える。

 次は食料。今年の仕事始めは19日から(星占いによると)なので、来週いっぱいは休みの店が多い。特に、野菜は仕入れが1週間くらいないらしいので、買いだめしておかないとならない。日曜日に立つ市場が、今日特別に開かれるので、日持ちのするじゃがいも、たまねぎなどの野菜を買ってくる。いつも買っている店なので、年末大サービスということで、気前よく袋に入れてくれる。

 あとは、お客様が来たとき用のケーキやお菓子、バナナなども買い、ライスのほかにヌードルやスパゲティ、缶詰なども買っておく。これで1週間は大丈夫と思いきや、ガスの予備を買っておくのを忘れていた。使っているプロパンガスのボンベ1本が1ヶ月半もつから、予定では今月いっぱいまで使えると思うのだが、心配性のスリヤンガが予備を買おうとお店に行った。が、どこも売り切れ。結局手に入らず。仕方なく、バイクをガソリン満タンにして、新年の買い物は終了。
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4月7日 晴

ガーデンタイル作り2
 今日で3日目。テラス前のタイル100個は作り終わり、残すはゲートへ続くタイルのみ。といってもまだプラスター塗りが必要。ワーカーたちの新年の休みが、10日からと聞き焦る。あと2日しかない!

 タイルを作る作業も、今日は終わらないだろうから、明日の午前いっぱいかかったとして1日半でプラスター塗りが終わるだろうか。不安が残るが、新年に入ってしまえば彼らはしばらく働かないだろうから、続きは4月下旬になってしまうかも。

 しかもこんな時に、いつも砂を注文しているところが、警察のチェックを受けていてすぐに持ってこられないと言う。本当は砂を運ぶトラックは、警察から許可書をもらわないといけないんだけど、実際はそんなの面倒だし時間がかかるので、許可書なしで走っているトラックがほとんど。ただ今回は運悪く見つかってしまったらしい。

 砂がないと作業は中断。なんとか今日はもったけど、明日の分はない。新年前とあって(雨が降っていてあまり砂が取れないというのもあるが)他の店も数日待ちという状態。仕方ない、待つしかないか…。


4分の3は終了
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4月6日 晴

早起きは三文の徳
 最近、朝は5時半〜6時に起きている。日中は暑いので、涼しいうちにクロスケ&モモを庭で遊ばせるため。おかげで、私自身も8時前に一仕事できる時間を持てるようになった。

 今日は、外塀の脇に草を植える。西側なので日は当たらないし、空気はまだ冷たいので、作業がとても楽。土を耕して、石や根を取り除いて肥料を混ぜたところに草を植え、ココナツの殻で仕切りを作って完了。

 ちなみにこの草、以前苗で買っておいたものを植木鉢に植えておいたところ、恐ろしいほどの勢いで増えるので、大きくなると株を分けて、いろんな所に植えている。なんてお買い得な草だろう。スリランカでは、滅多に草木が枯れることはないので、ガーデニングをしててとっても楽しい。
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4月5日 晴

生活力
 スリランカでの生活も早3年。私自身、何が変わったかと言えば、「生活力」が身についたと思う。この生活力は、経済的な意味ではなく、日々暮らしていく中で、必要なことを、自分で考え、自分で行う力ととらえ使っている。「サバイバル力」と言ってもいいかもしれない。

 例えば、物が壊れたとき。日本では、「物が壊れる」ということは滅多にないし、壊れたら専門の人に頼んで修理してもらえるが、スリランカでは頻繁に調子が悪くなったり、壊れたりするので、いちいち専門の人に頼んではいられない。もし頼んだとしても、いつ来てくれるかわからないので、当てもなく何日も待つよりも自分でやったほうがいい。

 例えば、蛇口の水の出がおかしい。そんなときでも、水の元栓を閉め蛇口やホースをばらしてチェックし、パーツを取り替えたりして、ある程度は自分で直せるようになった。先日も、キッチンのシンクとタイルの間から水滴が漏れ、下の戸棚に落ちてしまっていたが、グラウトのパウダーを練り、その間に埋め込んで漏れないようにした。今は、部屋の壁をペイントし直す前に、でこぼこになった箇所にプラスターを埋めこみ平らにする作業をしている。

 そういった作業だけじゃなく、ガスがなくても電気がなくても水道がなくても、とりあえず薪を使ったり、井戸の水をくみ上げたりして、普段と変わらない生活ができる力がついたと思う。日本だったら、非常時以外には考えられない長時間の停電や断水なんかが、スリランカでは日常的に起こるので自然と身につくのだろう。

 日本ではずっと集合住宅で育った私にとっては、庭や空き地にはえる葉や実、根を採ってきて料理するのも立派な生活力。昔は、「もし船が難破し漂流して、無人島に流れ着いたら」、生きていけるか不安だったけど、今ならなんとか生き延びれそうな気がする。


背中をかいてくつろいで
いるクロスケ。モモはカ
メラに突進してくるので
撮るのが難しい

※本文とはまったく関係
ない写真ですが…
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4月4日 晴

ガーデンタイル作り
 玄関先のテラス(まだ作ってないが)の前からゲートまで、ガーデンタイルを敷き、それ以外の敷地に芝生を植えようと思っている。本格的な雨季が来る前に庭作りを終わらせてしまおうと、ガーデンタイルを作り始める。

 まずは、大きさを決め、木材屋で木の型を作ってもらう。また、ガーデンタイルを敷くところを3インチの深さに掘り平らにならす。ここまでが準備段階。

 ガーデンタイルは、セメント製品屋で作ったものが売っているが、それを地面に置くだけだと、すぐにグラグラしてしまうらしい。我が家は車の出入りが多いので、しっかりしたのを作ろうと、地面を掘り、型を置き、コンクリートを流していく方法にした。

 タイルとタイルの間は3インチと指定した。これらの作業にあまり慣れていないワーカーなので、私たちも一緒に地面の高さなどをチェックしながら、型を置いていく。もちろんすべて手作業なので、なかなか進まない。1日かかって、やっと50個ほどのガーデンタイルが出来上がった。

 乾くのを待って、上面にプラスターを塗る予定だから、まだまだ時間がかかりそう。明日はワーカーたちは、友人の誕生日パーティーに行くからお休みと言っているし、なんとか新年までに終わるだろうか。


地面に型を置いてコンクリ
ートを流していく
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4月2日 晴

もう4月!
 気がつけばもう4月。日本はもう桜の季節かあ。今年こそ、桜を見に行きたかったのだが願いかなわず…。友人たちが送ってくれる写真で、花見気分を味わうことにする。

 3月は本当に雨が少なくて、地面はカラカラ、井戸の水位は下がってくるしで、「雨よ降れ降れ」と願っていたが、最近ようやく夕方に雨がザーッと降るようになった。この前植えた芝生も順調に育っているのでこれで安心。水やりの手間もいらなくなった。

 この1週間は書きたいことが山ほどあったのに、書いている時間がなくそのままになっている。日記は過ぎてしまうと「まあ、いいや」となってしまうので、書くタイミングが大事だとわかっているけど、毎日書くのはなかなか難しい。

 調子が悪かったパソコンもメンテナンスしてもらったので、今月は心を入れ替えて日記を書いていこうと思う。
*メールを送っていただいている方へ

 いつもメールへのお返事が遅くてすみません。皆さんからいただいたメールはすべて目を通しています。ここ最近パソコンの調子が悪かったこともあり、メールへの返事が滞っています。順番にお返事をお送りしますのでいま少しお待ちください。
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3月23日 晴

食器棚完成!
 ようやくペイントが終わり、食器棚を運び込んだ。ちょっと大きすぎた感じもするけど、今まで場所がなくてダンボールにしまい込んだままになってた食器類も洗って棚に並べたら、キッチンがすっきりした。

 やはり物は少ないほうがきれいに見える! これからも物を増やさないようにしよう。

完成と言いつつも、実は下の
引き出しの取っ手が付いてい
ない。買いに行かなくちゃ
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3月22日 晴

きのこ作り
 日記にもたびたび登場する、チャミンダマリ、ローシーナンギーの家が「きのこ作り」を始めるというので、ようすを見に行った。この家は、ペイントの職人さんなのだが、仕事の波があるので、「安定した収入の得られる副業を」ということらしい。

 庭の一角に、きのこを栽培するための小さな小屋が作られていた。今は菌床つくり。おがくずや米の粉など、いくつもの材料を均等に混ぜ、袋に入れる作業をしている。一度菌をうえると、3ヶ月間きのこがとれるのだそう。

 スリランカでよく売れらているのは、巨大なエリンギのようなきのこ。私はきのこが大好きなので、見つけると買ってきてはささっとバターで炒めて塩コショウし、しょうゆをたらしてカレーの一品に加えて食べている。ココナツミルクを加えてカレーにしてもおいしい。

 これでいつでも新鮮なきのこが食べられそう。スリランカ産きのこだけじゃなく、「しいたけ」やえのき」、「なめこ」なんかもできたらいいのになあ。


菌床つくり。まずは少量の
水を加えながら、よく混ぜる
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3月20日 晴

カラーヒーリング・カフェ IN ゴール
 以前の日記(2006年1月6日)で紹介した、ゴールフォート内の雑貨屋 「Exotic Roots」のオーナーが、同じくゴールフォート内にカフェをオープンさせた。インテリアデザインナーでもある彼が「リラックスできる空間」をと、風火水土のカラー、白・オレンジ・ブルー・アースカラーの4色の部屋で構成されている。

 もちろん、カフェなのでお茶や軽食がメインなのだが、アーユルヴェーダ製品やヨガスペースなどもあり、ホロスコープやカラーセラピーもお願いできる。静かにリラックスした時間を過ごしたいかた、行ってみてください。

左:カフェスペース  右:アーユルヴェーダ製品スペース


エントランス

■Pilgrim Lounge
ゴールフォート内、Rampart St.沿い
Ocean View G/H の近く
休み:不定休
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3月19日 晴

新居にもだいぶ慣れたようす
のんびりの一日
 ちょっと仕事がひと段落して、今日は家で一日を過ごす。新居に移って最初は落ち着かなかったクロススケ&モモも、新しい生活のリズムに慣れてきたよう。トイレの世話が少なくなったので、とても楽になった。

 あまりにもトイレが近いので病気なのではと心配したクロスケだったが、外のケージに入れたらモモと同じサイクルでするようになった。家の中だと、トイレトレーの上にすると褒めてもらえるので、小出しにしていたらしい。まったく!

 最近は、家の外を数十メートルほどだが、散歩をしている。まだまだ子どもなので、外に出れるとなると、ものすごいはしゃぎぶり。コントロールするのが難しい。

 家の中にいたときは「そんなんで番犬になれるのか?」というほど誰にでもフレンドリーだったのに、外に出ると道を通る人に、クロスケがワンワン吠えるのにはびっくり。モモは知らん顔してるが、クロスケは今にも飛びかからんばかり。

 子犬といっても、そこらへんの野良犬の成犬と同じくらいの大きさなので、吠えられると皆ビクビクしているのがわかる。一般的にスリランカ人は、野良犬は気にしないが、「大きな犬は怖い」人が多い。あ〜あ、これじゃ「あの家の犬は気が荒くて怖い!」と、たちまち噂になるだろうなあ。スリヤンガは「それでこそ番犬!」と喜んでいるが、こんなにかわいい犬たちが怖い犬と思われるなんて!私の気持ちはかなり複雑。

 まだ外に出て2、3日だから、犬たちも緊張しているのだろうと思う。早く慣れてちょうだい。
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3月17日 晴

外塀のプラスター塗り
 細々とではあるが家作りは進んでいる。今は、外の塀にプラスターを塗ってもらい、上部にデコレーションをしてもらっているところ。随分前にオーダーして作ってあった「Blue Lotus」の名前も、表札として取り付けてもらった。

 これが終われば、色を塗って、ゲートの両脇にライトをつける予定。今月は私たちが忙しくて庭作りの作業ができず、芝生はほんのちょっとしか植えていないが、なんとか
*新年までにきれいにしたいと思っている。

 この時期は、どの家でも家を補修したり、色を塗り直したりして新年を迎える準備をするので、作業する人たちも大忙し。この前できあがった食器棚やベッド、階段や手すりもペイントしないといけないのだが、いつも頼んでいるグナワルダナイヤも他の仕事が入っていて、新年前に作業が終わるかあやしい。

 家作りをはじめて、もう丸2年になる。今さら急いでも仕方あるまい。そのうちできるだろうとのんびり構えている。

*シンハラ・タミル暦だと、新年は4月14日になる



壁の上のデコレーション作り
けっこう時間と手間がかかる作業

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3月15日 晴夕方雷雨

お引越し
 いよいよクロスケ&モモのお引越し。外のケージは朝のうちに水を流して洗っておく。9時50分。水入れを置き、引越し後すぐにあげるようミルクを用意する。10時のオウスピシャス・タイムに向けての準備は万端。

 10時。まずクロスケを連れて行く。外に出れるとあって大喜びのクロスケ。外のケージに入れてもまだ意味がわからないよう。大好きなミルクをもらってすっかりご機嫌。続いてモモ。モモはものすごく嫌がる。ケージに入れミルクを飲ませ、落ち着くかと思いきや、なんと、無理やりパイプの間を通ろうとし、お尻がつっかえながらも出てきてしまう。

 仕方なく、大きめの板を前面においてふさぎ、ブロックで倒れないよう固定する。そこへジャンプしてでも、なんとかして外へ出ようとするモモ。何回かそれで板が倒れ外へ出てきてしまったので、より頑丈にするためブロックを重ねる。でもこれって、ご飯をあげるときやモモを外に出すたびに、いちいち動かさなきゃならない。は〜。早くモモ大きくなって!

 そして、なんだかいつもと違うと気が付いたクロスケ。ワンワン鳴き始める。その声を聞いてモモも鳴き始め、前から後ろからワンワン大合唱。うちは向かいも左隣も空き地で人が住んでいる家はちょっと離れているし、近所の人も子犬がいるって知っているので(というか野良犬もしょっちゅう吠えているし)、ワンワン鳴いても自分たちがうるさいだけだが、これがもし日本だったらと考えるとぞっとする。絶対近所から苦情からくるはず。

 12時をすぎてお昼ご飯を食べても、普段ならお昼寝なのに2匹とも寝ないでワンワンワンワン。日中は暑いので、夕方になったら庭に出して遊んであげようと思っていたのに、3時頃にモクモクと黒い雲が近づいてきて雷とともに土砂降りに。かわいそうにクロスケとモモは、雨の音にかき消されながらも鳴き続けている。

 5時過ぎに雨は上がったがこれでは全身泥まみれになってしまうので外遊びはなし。今日は夕ご飯食べて早めに寝ようね。
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3月14日 晴

初クリケット
 スリランカで一番人気のあるスポーツといえば、国技の「バレーボール」ではなく「クリケット」。夕方涼しくなると、学校のグランドや空き地で子どもたちがクリケットをしている姿を見ることができる。

 日本で言えば野球かサッカーといったところか。男の子に「将来何になりたいの?」を聞くと、「クリケットの選手」という答えがかえってくる。よくテレビで国際試合の中継をしているので、一度スリヤンガにルールを説明してもらったがあまり興味が持てず、そのままになっていた。

 ところで、今日本から学生の女の子たちがスリヤンガの村にホームステイに来ている。スリランカの生活や文化に触れてもらおうと、いろいろなイベントを企画しているのだが、クリケットの試合をやることになった。

 村の男の子と、日本の女の子の混合チーム。最初にキャンプテン2人を決め、チームを分けていくのだがやり方がおもしろい。日本のようにじゃんけんの「グーチョキパー」は使わない。

 まず2列に並んでもらい、隣の子と二人で何か野菜やフルーツ、お菓子などから好きなものを二つ選び、お互いどちらにするか決めておく。決まったらキャプテンのところに行き、二人で決めたもの、例えば「リンゴとミカンどっちがいい?」と聞く。一人のキャプテンが好きなのを選び、それぞれ決めておいたとおりに分かれる。

 皆シンハラ語を勉強しているので、
*キャウン ダ?コキス ダ?」「コキス ホンダイ」なんていう簡単なやり取りでも楽しい。

 チームが決まり、キャプテンがコインを投げて攻撃と守備の順番を決め試合開始。もちろん日本人はみなルールが分からないので、スリヤンガが説明しながら始める。すると不思議。あんなに複雑でつまらなさそうに見えたクリケットだが、実際にやってみると意外と面白い。

 あっという間に1時間半経過。20オーバーずつの試合だったが、けっこう盛り上がった。強いて言えば、攻撃と守備の時間が短くなるようにして、野球みたいに頻繁に交代したほうが動きがあって面白いと思った。

 今ちょうどクリケットの世界大会が行われている。これで試合観戦も面白くなるだろう。

*キャウン、コキスはスリランカの伝統的なお菓子のひとつ。意味は「キャウンがいい?それともコキス?」「コキスがいいな」
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3月13日 晴

家はまだ?
 今月から作り始めたクロスケ&モモの家、途中休みが入ったり、私たちが留守にして、作るのがストップしてたので、まだ出来上がっていない。ようやく昨日、タイルを貼り終わったので、一部外壁のプラスター塗りがまだだけどなんとか住める形になった。

 「じゃ明日にでも外に移そうか」と言ったら、「ちょっと待って。いつがいいかタータに聞いてるから」とスリヤンガ。「まさか!」と思ったら、タータがメモをくれた。『3月15日 午前10時〜11時』。星占いによるいい日といい時間だ。

 「えっ!犬の引越しというか、外のケージに移すだけなのに」とびっくりしたが、「いやいや、いい時間に引越しなさい」とタータとアンマ。というわけで、引越しは木曜日と決まった。

 もうすでに今のケージが窮屈で、特にクロスケは「出してよ」とうるさい。ケージの近くを通ると、写真のように立ち上がってワンワン言う。あと2日たったら、大きい家だからちょっと待っててね。


確かに小さいよね。ごめんクロスケ…
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3月8日 晴

タンビリ効果
 数日前から悩まされているじんましんだが、一向によくならない。スリヤンガに毎日のように「病院に行こう」と言われているのを無視してきたが、そろそろ行かないといけないかもと思ってきた。と、ふいに「タンビリを飲もう」と思いつく。

 タンビリとはキングココナッツのこと。ココナッツにもいろいろな種類があるが、キングココナッツはきれいなオレンジ色で、飲料用のココナッツ。中の水はほんのり甘い。スリランカ人はそのままごくごく飲むが、ライムを絞って冷やすと格段においしくなる。

 このタンビリ、水分補給、利尿作用に効果がある。二日酔いにも効果あり。ただ注意しないといけないのが、アーユルヴェーダでいうところの「とても冷たい」飲み物なので、雨の日や夜には決して飲まないこと。天気のいい日のお昼頃までに飲むのがいい。

 じんましんは、「熱」が体内にたまると出やすい。なので、タンビリで冷やしつつ、利尿効果で悪いものを出してしまおうという考え。近くのお店でタンビリをひと房買ってきて、1日4個ずつ飲むようにする。買ってきたのは小ぶりのタンビリなので、4つで1.2リットルくらい。

 これを3日続けたら、じんましんがぴたりとおさまった。良かった!食べ物というのは、本当に健康にとって大事だと感じる。気をつけなくちゃ。
 


タンビリ。晴れた日の昼間にどうぞ!
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3月6日 晴

ハガキの印刷
 やっと印刷を頼んでいたハガキができあがった。いつもなら、家のプリンターで印刷するが、ちょうどハガキサイズの紙がきれてしまった。仕方ないので、自分でハガキのサイズに切ろうとゴールに紙を買いに行ったが、適当な厚さのものがなく、印刷を頼むはめになった。

 行ったのはゴールでは有名な印刷工場。以前に伝票や名刺の印刷を頼んだことがあるので、データーを作り持って行く。値段は日本並みに高い。スリランカの物価からすると信じられない値段だが、今回は仕方がない。

 しかし、値段よりも私が恐ろしいのは印刷ミス。「データー持ち込み」だから、字を間違えたりというのはないが、印刷の位置を間違えないようにしてもらうのと、写真をなるべくきれいに印刷してもらいたい。なにせここはスリランカ、何が起こるかわからない。

 デザイナーにデーターをみてもらい、色の確認をする。ところが、見ていると私が作ったデーターの文字の色を、勝手に黒に変えている。「何をしている?この文字の色は私が指定したのに、なぜ黒に変えるのか?」と聞いた。多分、私にはわからないと思ったのだろう。一瞬、押し黙るデザイナーに、「日本で編集の仕事をしていた」と告げると、慌ててデーターをもとに戻した。

 念のため、オフィスのプリンターで印刷してもらうと、コントラストが強すぎてひどい写真になっている。その写真をさっと私に見せ、「じゃこれで」と終わりにしようとするデザイナーに、私が「こんなんじゃ印刷を頼めない」と詰め寄ると、工場の責任者が呼ばれたらしい。担当が替わる。

 彼は話がわかる人間で、私が持ってきた見本を見せ、写真のイメージ、文字の色などを説明する。彼が「できる」というので、お願いすることにする。

 そして3日後、取りに行くときちんと出来上がっていた。印刷の仕上がりは、紙質の問題だろうけど、家のプリンターでの印刷とほとんど変わらない。日本の年賀状印刷とは雲泥の差だなあと思いつつ、とりあえず送れるレベルの印刷に仕上がってほっとした。明日から頑張って書き始めます!
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3月5日 晴

腰痛のつぎは「じんましん」
 1ヶ月あまり、マットレスなしの硬いベッドに寝ていたおかげか、腰の痛みはほとんどなくなった。湿布やピップエレキバンは、それ以上悪くはならないが、目立って良くもならない。それがマットレスを外しただけで驚くほど回復した。

 やっと健康体に戻ったと思ったところなのに、今度はじんましんが出た。そんなにひどくはなくポツポツとできている程度だが、ものすごくかゆい。日本でもすごく疲れたときや体調が悪いときに、生ものを食べると出たりしたが、今回は原因がわからない。

 日本にいたときに比べれば、スリランカではものすごく健康的な生活をしているし、当たりそうなものは食べていない。ただもしかしたら、ワラカ(熟れたジャックフルーツ)を食べ過ぎたせいかもしれない。アーユルヴェーダでいうところの「非常に熱い」食べ物なので気をつけて食べないといけないのに、久しぶりに熟れ頃のワラカを丸ごと一個いただいたので、調子に乗ってパクパクと食べてしまった。

 加えていけなかったのが、朝、昼と大量にワラカを食べた後、夜お酒を飲んだことかもしれない。昼間から「なんか背中がかゆいなあ」と思いつつあまり気にしなかったが、お酒を飲んで一気に全身に発疹したもよう。

 病院に行くと、絶対に強い抗生物質を処方されるからできれば行きたくない。そんなにひどくないので数日ようすをみてみよう。
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3月3日 晴

ゴキブリ退治
 この時期にだけ咲くピンクの花、キリディーシャ(別名マクラタ)。可憐な姿から想像できないが、実は毒をもつ花だという。そのため、ゴキブリやネズミの出そうなところに花を置いておくと、来ないという。

 昨夜23時すぎ、すでにスリヤンガと犬たちは熟睡している。ひとりでパソコンに向かっていると、外からブーンと巨大なゴキブリが飛んできた。外からというのは、我が家の窓の上には欄間(らんま)のようなスペースがあるので、そこから入ってきたらしい。

 確かに高温多湿の気候条件だから、ゴキブリがたくさんいても不思議じゃないけど、なぜか今までほとんど見たことがなかった。それなのに何も食べ物がないオフィスルームに入ってくるなんて…。

 いつもならスリヤンガを起こすところだが、今日は昼間忙しかったので疲れているだろう。ゴキブリで起こすのはかわいそうなので、必死でほうきで押さえて外へ掃き出した。我が家では無用な殺生をしないように、スリヤンガの希望で殺虫スプレーは置いていない。

 そんなことがあったので、すぐにキリディーシャを採ってくるようスリヤンガに頼む。面白いのが、花を採ってから必要な場所に置くまで、口をきいてはならないとのこと。もし口をきいてしまうと効果がなくなってしまうという。

 そういえばカラピンチャの株をもらってきて我が家の庭に植えたときも、黙って植えるとよく育つと言われた。この「いわれ」、どこからきているのだろう。スリランカ人の「ねたみ」と関係があるのだろうか。



キリディーシャの花。食べちゃダメ
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3月1日 晴

クロスケ&モモの家作りスタート
 2匹の成長はものすごい。日に日に大きくなっている。あと一ヶ月くらい大丈夫だと思っていた室内用のケージがすでに狭くなっていて、寝るのも窮屈そう。しかも家の中で2匹が遊んでいると、家具が壊されそうな勢いなので、急いで外用のケージを作ってもらうことにした。

 なるべく安くあげるため、家を作ってもらった棟梁に頼み、若いワーカーを二人送ってもらった。床に貼るタイルなどはすでに用意し、サイズはあらかじめ決めてある。スリランカ人のクライアントと違って、私が細かく指定するのを知っているので、作り始める前に棟梁にも来てもらい、サイズやデザインを説明した。

 まずは壁を作る場所を決める。巻尺でサイズを確認しながら、糸を張っていくのだがこれが一苦労。普段はベテランたちがする作業なので、彼らは慣れていない。不安なのかスリヤンガにこれでいいか尋ねる。しかし、スリヤンガも「これでいい」と言ってしまって後でダメだった場合に、私から非難されるのをわかっているので、一々私を呼んで確認させる。

 「一応できたから確認して」と言うので見に行くと、一目見てすぐわかるほど曲がっている。ケージなので長方形なのだが、ゆがんでひし形になっている。おいおい、いくら犬小屋でもいい加減すぎないか。これではタイルがきれいに貼れない。仕方がないのでもう一度やり直す。そんなこんなで、普通にやれば15分で終わる作業なのに、1時間くらいかかってしまう。

 そしていよいよ壁作りスタート。まずは写真上のように壁を作る場所を1フィートほど掘り、基礎としてコンクリートを流し込む。そしてその上にブロックを積んで壁を作っていく。そして、あらかじめ作ってもらっておいた、前面に取り付けるパイプを固定し、両側の柱と屋根の部分にコンクリートを流し込む。

 ケージは、門の近くにクロスケ用、裏庭にモモ用とふたつ作る。2日間でクロスケのが屋根まで、モモのが壁までできあがった。さすがに新人くんたちだけあって、時間がかかる。この後、床にコンクリートを流して、壁にプラスターを塗って、タイルを貼って終了。あと、3日はかかるだろうなあ。



まずは基礎作り


屋根の部分にコンクリートを流した状態
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2月28日 晴

芝生作り
 種からの発芽は、アリに種を持っていかれ失敗した。というより、種まきをした場所が、いつの間にかアリの巣になっていた。スリランカで、発芽するまでの少なくとも1週間、アリが来ない場所なんてない。つまり持っている種は使えないということが判明した(送ってくれた妹たちよ、ごめん)。

 本当は、草の部分が細く柔らかな芝生をイメージしていたのだが、スリランカにはスリランカの自然条件に合った草でないとだめなのだろう。その草だけ育てればと芝生のように見える草で妥協することにした。そこらへんの道路わきにも生えているタフな草で、雑草の一種。でも五つ星クラスのホテルの庭にも植えられていたから、スリランカで芝生というと、この草が一番ポピュラーなのかもしれない。

 そういえばスリランカでは、日本で観賞用植物として出回っているものも雑草化しているのが少なくない。ポトスなんか、そこらじゅうに生えていて葉が巨大化しているので、ポトスと気付かないかもしれない。以前、華道を習っているかたが「よく使う花や草が空き地に生えている!」とびっくりしていた。

 話を芝生作りに戻すと、まず水はけがよく保水もできる土づくりのため、ココナツの殻の内部を覆っている繊維質のものをトラック一台分買った。値段はトラックの運送費だけで500ルピー(約550円)。この粉末状になったものを土とよく混ぜて草を植えるといい。

 今は雨がほとんど降らないので、土は硬くなっている。クワを入れて耕し、他の雑草や小石を取り除き、さきほどのココヤシを混ぜる。そこにスリヤンガの実家の庭から取ってきた草を15センチ間隔で植えていく。あとは肥料をまき、水をたっぷりあげて終了。一番重要なのは水。これからしばらくは忘れずに朝夕方と水撒きをしなければ。これで3ヶ月後にはきれいな庭になるはず。



トラック一台分のココヤシの繊維


植えたばかりの草。どれくらいの
スピードで成長するだろうか
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2月25日 晴

ゴミを捨てるな
 またしても隣の空き地にゴミが捨てられているのを発見。以前、隣の家を借りていたサウジアラビア人とスリランカ人の家族が、ファーストフードの箱やお菓子の袋、ペットボトルなんかをダンボールに入れ、捨てたことがある。その時は捨てる現場を見ていた人がいたので、私がゴミを引き取るように言いに行き、きれいに片付けてもらった。

 ところが、今回は誰が捨てたのかわからない。この道はバス通りから一本入った小さな道なので、ゴミを捨てたのはただの通りがかりの人というのは考えにくい。この道沿いに住んでいる人だろう。しかもゴミを拾い集めてみると、スナック菓子の袋、カシューナッツやジャンボピーナッツの袋、ティッシュ、缶のビールやジュース、そして卵のカラなど…。どう考えても外国人のゴミだ。

 ゴミのほとんどが買えば数百ルピーするもので、普通のスリランカ人が気軽に買って食べるものではないし、ましては缶なんて高価なものはまず買わない。買うとしたら缶より安いガラスのボトルかペットボトルだろう。しかもティッシュもスリランカ人は使わない。が、一番の決め手は卵のカラ。これをゴミ袋に入れて捨てるスリランカ人はまずいない。こういった生ゴミは庭の一角に掘った穴に入れるのが普通。ゴミ袋に入れるという感覚が、スリランカ人にはない。

 とりあえず燃えるゴミはその場で集めて燃やし、「ゴミを捨てるな」看板を作ることにした。木のにシンハラ語と英語で「ゴミを捨てるな」と書く。同じものを2つ作ったので、適当な場所の木の幹に釘で打ちつける。

 近所の人にも頼んだので、これからしばらく気をつけて見ていて、誰が捨てたかチェックすることにする。彼らも自分の国では、近所にゴミを捨てたりしないはず。外国に行ってもモラルは守って欲しいものだ。


スリヤンガとマリの共同作業。
字を書いたのはマリ
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2月22日 晴

Peace Pagoda In Galle 
 ゴールにある日本山妙法寺の仏塔の2周年記念法要に出かけた。日本人僧侶、スリランカ人僧侶のほか、神父やシスターまでも出席していた。これはブッダの教えのみならず、「平和を願う」仏塔なので、その考えに賛同してのことだろう。

 すっかりスリランカ仏教の法要に慣れていたので、太鼓やシンバルを使う動きのある法要を見て新鮮な感じがした。こうして見てみると、日本の仏教はその宗派によってかなり違いがあるが、法要でも経をよむだけでなくパフォーマンスといおうか、音を使ったり動きがあったりして、参拝者を楽しませてくれる。

 それがいいか悪いか、ブッダの教えどおりかなんていう議論は別にして、宗教である以上人の心をつかまなくてはいけないのだから、テーラワーダ仏教の後に出てきた大乗仏教としては当然の変化なのかもしれない。そう考えると、大乗仏教でも最後に生まれたチベット仏教は、儀式がかなり派手なのも納得できる。

 話をこの日の法要に戻すと、夕方4時半すぎに始まり、ひと通り日本人僧侶たちによる法要が終わったのが6時近く。その後、神父さんからのお話があり、休憩が入り紅茶が配られる。その間、おじさんがオルガンを弾きながら仏教の歌をうたう。けっこううまかったので、プロの歌手なのかもしれない。

 ここまでで6時半。本当はここからお灯明をともす儀式がある予定だったが、私たちは犬たちのことが心配で、ひと足先に退出する。

 トゥクトゥクに歩いていくと、ドライバーのマヘーシュが「昔の彼女が来てる!」と慌てている。彼の実家はこの近く。すでに結婚して子どもがいるが、若い頃付き合っていた女性が偶然来ていたのだ。彼女は気付いていないようす。「何か悪いことでもしたの?」と笑いながら聞くと、「とんでもない!」とマヘーシュ。ともかく、彼女が通り過ぎるのを待って出発した。
 



法要のようす
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2月21日 晴

カレー&ライスじゃないごちそう
 今日はホール夫妻を招いての夕食会。頭を悩ませたのがメニュー。カレーは好きじゃない。ビーフが好物と聞いたが、こちらへ来てスリランカのビーフを使って料理をしたことがまだ一度もない。お酒も飲む予定なのでつまみも必要。う〜ん、何作ろう。

 しかし、カナダでの一般的な食事はビーフステーキとベイクド・ポテトと聞いて、安心した。それならだいだい好きな味が想像できる。メインはグリルド・チキンとグリルド・フィシュ。他にフライドライスとサラダを数種類、イカの炒め物、ポテトなどのフライ物を作ることにした。

 ポイントは人数。ホール夫妻を招いてといっても、私たちを加えて4人ではないこと。マリとタータ(アンマはお留守番)、乗ってきたトゥクトゥクドライバーのパラネ、チャミンダマリ、グナワルダナイヤも参加することになり、総勢9名分の料理を作らないといけない。

 朝食後、さっそく作業開始。スリヤンガはフィッシュマーケットに買出しに出かけたので、私はひたすら野菜を刻む。しばらくしてスリヤンガが帰ってきた、買ってきた魚をきれいにして切り込みを入れ、そこにつぶしたガーリックとジンジャーをつめ塩と胡椒をふっておく。まだ早いのでライムを絞るのはあとにして冷蔵庫に入れる。実際に焼くときには、みじん切りにした玉ねぎとトマトと一緒にバターで焼き上げる。

 その間にスリヤンガがイカをきれいにしてくれたので、適当な大きさに切って冷蔵庫へ。ひと通り下ごしらえが終わって一息入れる。昼食後、フライドライス用のご飯を炊いたり、ドレッシングを作ったりと、お客さまが来たらすぐ作れるように準備しておく。

 6時頃ホール夫妻が到着して夕食会がスタート。2階のテラスにテーブルとイスを用意し、そこでお酒を飲み始める。珍しくいただきもののワインがあったので、久しぶりのワインをいただく。スリランカではワインは高価で、日本より高いくらい。とても普段飲めるものではない。おいしく飲んでいたが、私には料理という大仕事が待っている。仕方なくワイン2杯でキッチンに戻り、大急ぎで料理を仕上げる。

 とても陽気なホール夫妻を中心に、話はおおいに盛り上がって、皆笑いっぱなし。デザートにカルドを食べて、23時頃お開きとなった。ホール夫妻はヒッカドゥワのホテルに帰っていき、タータ、マリ、パラネは我が家に泊まることに。

 ずっとケージに入れられていたクロスケ&モモは、ホール夫妻が帰ったあと出してあげたが、夜中なのに元気いっぱい。皆少し酔っているのでえらく機嫌が良く、2匹は遊んでもらって大興奮していた。そして私は、コーヒーを飲みながら山となった洗い物を片付けるのだった。飲んだ後の洗い物はつらいなあ…。
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2月19日 晴

虫のしらせ
 先週の金曜日に亡くなったプシュペのお葬式があった。そこで聞いた話。(*スリランカは日本以上に、「縁起かつぎ」にこだわるお国柄です)

 一般的に、家を作るとき西向きの入り口は良くないとされている。そういえば、我が家も最初に私が作ったプランでは、入り口が西を向いていた。道路に面しているのが西側なので、自然とそうした。しかし、それは良くないということで、一番良い向きとされる南向きに変更した。入るときは北向き、出るときが南向きがいいのだという。

 プシュペの家は、入り口が西向きになっている。しかしプシュペはその入り口から出ることはせず、必ず東向きの裏口から出て、ぐるりとまわって外に出るようにしていたという。

 ところが、なぜか亡くなった日は、そのまま西向きの入り口から出て仕事に向かった。一緒に住んでいるプシュペの義母が気付いたそうだ。

 他に、出かけるときに犬が、別に濡れたわけでもないのに体をパタパタと震わせたり、遠吠えをするときは、良くないしらせなので、出かけるのを待ったほうがいいらしい。

 プシュペが仕事に行こうと門から出たとき、エサをあげているのでいつも家の近くにいる野犬がブルブルと体を震わせた。それに気付いたプシュペはその場で立ち止まり、仕事道具(斧など)を地面に置き、しばらく動かなかった。

 そこへ通りかかった友人が、「なんで立ち止まっているのか」と聞くと、犬の話をしたという。友人がこれからコロンボに行くと聞いて、プシュペは「気をつけて」と言った。友人を見送り、プシュペはしばらくして仕事に出かけていき、そのまま帰らぬ人となった。

 もちろん偶然かもしれない。起きてしまったから、後から人が「そういえばこうだった」と言うのかもしれない。でも、なにか虫のしらせがあったのだと思う。彼のホロスコープにはなんと書いてあったのだろうか。

 葬列はとても長い列を作り、家の前を通っていった。やはり30代という若さと、慎重な仕事ぶりと、友人の多い人物だったので、こういう意味づけでもしないとその死を受け入れられないのかもしれない。
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■お知らせ

ゴール/日本山妙法寺
仏塔の2周年記念法要


 2005年2月23日にオープンした、ゴールにある日本山妙法寺の仏塔が今年で2周年を迎えます。下記のとおりセレモニーがありますので、ゴール近辺にいらっしゃるかたはぜひご出席ください。

日時:2007年2月22日(木) 午後4時半〜
場所:ゴールの日本山妙法寺・仏塔
   Nipponzan Myohoji, Peace Pagoda, Rumassala, Unawatuna

【行き方】
ウナワトゥナビーチから、徒歩15分。小道をのぼります
ゴールから、トゥクトゥクで15分
※「ジャパン パンサラ」と言えば、地元の人は皆知っています

仏塔からの眺めは素晴らしいです。ちょうどゴールフォートのように、海に突き出た半島の小高い山の上なので、インド洋がはるかかなたまで見渡せます。


青い空に映える真っ白な
Peace Pagoda(オープン時)
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2月17日 晴

事故死
 プシュペが昨日亡くなったとの知らせがきた。プシュペというのは、チークの木を切ったり(2006年11月13日日記参照)、家を建てる前に土地に生えていたココヤシを抜いてもらったりと、我が家で木を切り倒す作業が必要なときにいつも頼んでいた
*アイヤ。

 まだ30代後半の働き盛り。思わず「どうして」と聞いてしまったが、仕事中の事故だという。ココヤシを切っているときに、木片が額に当たってしまい、打ち所が悪かったので医者も手の施しようがなかったとのこと。

 私たちは、彼の真面目な仕事振りと無口なのが気に入っていて、何かあるとお願いしてたし、これからもお願いしようと思っていたので、この訃報はとてもショックだった。あんなにいつも慎重に作業をしていたのに、不測の事態で避けようがなかったのだろうか。

 「ニワン サァパ ラベーワ」涅槃の至福が得られますように…

 
*シンハラ語で「お兄さん」の意味。自分より年長の男性を呼ぶときにも使う。
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2月16日 晴

コヒラ採り
 我が家は普段からカレー&ライスが基本なので、毎日何のカレーにしようと悩んでいる。1食に3〜4種類のカレーを作るので、素材の組み合わせ、バランスが大事なのだ。

 日曜日のマーケットで1週間分の野菜をまとめ買いする我が家では、週末になると品薄になってくる。今日は金曜日。目ぼしい野菜がない。

 そこで、アンマとローシーナンギーが隣の土地にコヒラを採りに行った。隣といっても右写真のようにまったくのジャングル。昼間でも蚊が多いのと、なにかしら虫に刺されたり、かぶれたりするので、私はお留守番。

 収穫は写真下のとおり。柔らかい葉はパリプ(豆のカレー)に入れたり、モルディブフィッシュとココナツミルクで煮たりする。根はとても繊維質の多い、ゴボウと蓮根を足して2で割ったような感じ。こちらは薄切りにしてカレーにする。

 とても栄養があり、しかもフレッシュ。こんな野菜がそこらへんに生えているスリランカは便利な国だなあと思う。

コヒラを探すアンマとローシーナンギー


コヒラの葉(左)と根(右)
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2月15日 晴

キララ
 なんともかわいい名前のフルーツ「キララ」。その名前は知っていたけど、今まで見たことがなかった。一般的に川沿いに生えていることが多い木なので、私たちの家の周りにはない。

 今日、友人宅で*ダーナがあった。ビーチ沿いのゲストハウスや土産物屋を経営しているファミリーなので、知り合いの外国人もおおぜい来ていて、なんとも国際色豊かなダーナだった。その家の裏庭に、キララがあった。

 大きさは直径5〜7センチくらい。これは小さいサイズで、もっと大きいものもあるという。ちょうど熟れていて食べごろ。とても甘くていい香りが漂ってくる。しかし、割って食べてみるとちっとも甘くない。このまま食べてもおいしくない。

 このフルーツは、普通ジュースにして飲むという。ジュール(Wood Apple)のジュースを作るのと同じ要領で、実を取り出し、お湯を注いで手で混ぜ、こし器でこし、ココナツミルクと砂糖、塩少々を加えて味をととのえる。

 今日は1個しかないからジュースは無理だけど、ゴール近くに有名な「キララジュース」屋さんがあるそう。そのうちジュースも試してみたいと思う。

*お坊さんを家に呼び食事などを布施する行事。日本で言うと法事のようなものだが、親戚や友人をも招待し、お坊さんが食べた後、同じように食事をふるまう。


スリランカのフルーツ、「キララ」
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2月14日 晴

息子&娘
 スリヤンガのカナダ人の友人、ホール夫妻が我が家を訪ねてきた。もう十年以上も前からのつき合いで、夫妻は仕事でコロンボに駐在していたことがあって、週末になるとヒッカドゥワに遊びに来ていたという。スリヤンガの実家にも何度も遊びに行っていて、タータやアンマ、マリのこともよく知っている。

 ホール夫妻が我が家に来るのは初めて。近くまで歩いてきたが、家が見つからずうろうろしていたところ、通りかかったアンティ(おばさん)がどこに行きたいか聞いてきたという。「スリヤンガとレイコという、スリランカ人と日本人カップルの家」と言うと、「それならよく知っている。私の息子と娘よ」とアンティが言う。

 しかし、ホール夫妻はスリヤンガのアンマを知っている。もちろん目の前のアンティはアンマじゃない。そう伝えると、「いやいや、私の息子スリヤンガに間違いない。ついてきなさい」と強く言われ、一緒に歩いていくと我が家に着いたのでびっくりしていた。

 その話を聞いて、私たちは大笑い。スリランカ人は、本当の息子、娘でなくても、仲良く付き合っているそれくらいの年頃の子を、「私の息子、娘」と呼ぶ。最初慣れないと誰のことを指しているのかわからず混乱するけど、慣れてしまえば難しいシンハラ語の名前を覚えなくてすむので都合がいい。
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2月12日 晴

スリヤンガまでも
 ついにスリヤンガまでも腰が痛いと言い出した。私の替わりに、ケージ内の掃除をしていたのでそのためだろう。私はマットレスなしの硬いベッドに寝ているおかげか、だいぶ良くなってきた。そろそろマットレスで眠れると思っていたのに、スリヤンガが良くなるまではこのまま硬いベッドに寝続けることに決定。あ〜あ。

 そこで、先日お土産にいただいた「ピップ・エレキバン」を二人して試してみることにした。スリヤンガは磁石を肌に貼ることに、ちょっと抵抗を感じたようだが、「日本のおじいちゃんおばあちゃんは、みんな貼っているから平気だよ」という私の強引な説得に納得したようだ。

 腰痛の元凶はクロスケ&モモのケージ掃除。それをなんとかしないと二人とも良くはならないだろう。2匹の成長はすさまじく、ケージが日に日に小さくなっているので、早く外に犬小屋を作らねば。
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2月11日 晴

ジャーマン・シェパード情報
 最近、知り合いの知り合いといった、今までまったく面識のなかった人が、「ジャーマン・シェパード」を飼っている(もしくは飼いたい)という理由で、我が家に訪ねてくるようになった。ただ単に、クロスケ&モモを見に来る人もいるし、食事は何を食べさせているかといった飼う上での情報交換をしに来る人もいる。

 いつの間にか、この近辺でジャーマン・シェパードを飼っている家はほとんど知り合いになってしまったので、それを知ってか、飼っている犬を交配させたいけど、どこかにいい相手の犬がいないかといった相談まで受けるようになった。

 しかし、今日訪ねてきた人の頼みには思わず笑ってしまった。すでに2歳半のジャーマン・シェパードを飼っている人なのだが、「私にしつけの仕方を習いたい」というのだ。

 「しつけ」と言ったって、クロスケ&モモはやっと4ヶ月と3ヶ月半になるところ。「おすわり」と「待て」ができるのと、「ダメ」を理解しているくらいで、たいした「しつけ」はしていない。あとは、トイレの成功率がクロスケ80%、モモ30%といったところ。

 しかも、私とスリヤンガともに犬を飼うのは初めて。経験もなにもない。自慢できるのは、クロスケ&モモをとてもかわいがっていることぐらいだろうか。飼い犬に対して淡白なスリランカ人にとっては、異常にみえるかもしれないが。

 ともかくスリヤンガは「いつでもいらっしゃい」と快く引き受けていた。そんなことを言ったら本当に来るじゃない! こういった場合、スリランカ人は遠慮しない。スリランカ人の驚異の口コミで、どんどん人が集まるようになったらどうするつもりだろう。

 この調子だと、今は近所で「ジャパン・ハウス」と呼ばれているが、「ドッグ・ハウス」になる日も近いかもしれない。
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2月9日 晴

芝生の敵はアリ
 なかなか庭のガーデニング計画が予定どおり進まない。一番の難関は芝生。雨季に種をまいてらすぐに雨で流されてしまったので、乾季の今が育てやすいはず。手始めに庭の一角を耕し、種をまいてようすをみることにする。

 発芽までは乾燥させないことが大切なので、朝夕に水をまき、日光が強すぎるときは日陰を作る。こんな調子で1週間世話をすれば芽が出るだろうと思っていた。ところが今日でまだ2日目だが、昼間見に行くと、種をまいたところに穴がぽこぽこあいて「アリの巣」が一面にできている。

 そして忙しくアリたちが運んでいるのが「種」。どうやら食料庫に運んでいるらしい。「あ〜あ」と嘆く私にスリヤンガは大笑い。「食べ物がたくさんあるからここに引っ越してきたんだね」って、私が土を耕し肥料をまいてたのは、「アリの新居」のためだったのか…。

 しかし、スリランカにはいろいろな種類のアリがそこら中にいる。アリに見つからないように発芽させるなんて不可能に近い。やっぱり苗じゃないとダメか。スリランカで一般的な芝生は葉が大きい(太い)ので、なんとか繊細な芝生を育てようと思っていたが、アリが敵じゃ勝ち目がないなあ。
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2月5日 晴

写真撮影
 右の写真を見て、「なんかいつもの写真と違うな」と気付いた方! お目が高い。実は、我が家に滞在しているTさんに、「寒中お見舞い」用に撮ってもらった写真。私のような「ど素人」写真と違い、Tさんはプロのカメラマン。

 せめてもの「おめかしに」と、2匹ともシャワーを浴びさせ撮影。ソファーに座り、私とスリヤンガで1匹ずつ抱っこする。いつもダメと言われているソファーの上に座るのが嬉しいのか、2匹ともご機嫌だったが、私たちの顔をなめたり、お互い向き合ったりしてカメラを見ないので、なかなか難しい。

 「カシャカシャ」と次々に写真を撮り、15分ほどで撮影は無事終了。普段、犬たちと一緒の写真はもちろん、私とスリヤンガが一緒に写真を撮ることも滅多にない。とても素敵に写真を撮っていただいて、二人とも大喜び。ただ、「寒中お見舞い」に使う写真をどれにするかで意見が食い違う。

 スリヤンガは明らかに「自分の顔」重視、私は「クロスケ&モモ」重視。Tさんはスリヤンガの写真を支持していたけど、なんといっても実際にハガキを作るのは私だから私の好みを通してしまうことにしよう。



大人っぽい表情のクロスケ&モモ
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2月2日 晴

腰痛の経過
 数ヶ月にわたって続いていた大工さんの作業が一区切りしたので、大掃除をすることになった。今日で3日目。家具を動かし、水を流して窓を洗い、床を磨く。といっても、私は腰が痛いので、助っ人としてチャミンダマリが昨日、今日と来てくれた。

 しかし、重いものは持たないにしても、裸足で水に浸かり、ブラシで床をこすったり、ワイパーで水をかき出したりするのが、腰にいいわけがない。しかもその間にお茶を入れて、昼食を作って、クロスケたちの世話もして、なので座るひまもない。

 昨日より悪くはなっていないが良くもなっていないという状態。医者に診せに行こうというスリヤンガ。しかし、私は頑固に病院には行きたくないと言っているので、「それなら」とスリヤンガがベッドのマットレスを取ってしまった。ござのようなマットをひき、その上にベッドシーツをひいてその上に寝ろという。

 試しに寝っ転がってみたが、そんなに悪くない。「枕も禁止」らしいので、今日はその上に寝ることにしよう。
*腰痛を心配し、たくさんのかたからお見舞いのメールをいただきました。ありがとうございます。このベッドで良くならなかったら病院行きなので、多分良くなると思います。病院には行きたくないので…。
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2月1日 晴

家を買いませんか
 隣の家が売りに出されているという。この家は、私たちが結婚してからこの新しい家に住むまでの約1年半、つまり新婚生活を過ごした家でとても思い出深い。新婚生活といっても、ずっとスミットが居候していたし、マリが来ていることも多かったので2人きりだったことは数えるほどしかないが。

 もともとドイツ人が建てた家で、現在はスリランカ人が所有している。しかし彼らは別の家に住んでいるので、この家は主に外国人に貸していた。前から売ろうかなという話はあったけど、今度は本気で売りに出すことに決めたとのこと。

 1階平屋建てで、間取りは3LDK。3部屋それぞれにバスルーム(水シャワーのみ)が付いている。キッチンはかなり広い。小さいが、テレビ、冷蔵庫があり、一通りの家具が付いている。調理器具もあるので、私たちも新しく引越したというのに、ほとんど何も買わず、あった物のを使わせてもらっていた。

 土地は、約35パーチ。1パーチが約8坪だから約280坪。建物はどれくらいだろう。その1/4くらいだろうか。ってことは70坪くらい?(この数字は私のまったくの推量) そして値段は500万ルピー。日本円だと550万円くらい。もちろん土地&家での値段。

 建物は新しくないので、バスルームの古くなったパーツを換えたり、壁に色を塗ったりと手を入れたりする必要はあるだろう。庭は木ガいっぱい。ココナツが2本、キングココナッツが2本、バナナ、マンゴー、グァバ、カトゥルムルンガ、アンブレッラなどなど(←はすべて実や葉を食べることのできる木)。

 ヒッカドゥワ周辺の土地の相場は、1パーチ45000〜50000ルピーだから(ビーチ沿いをのぞく)、建物付きでこの値段っていうのはかなり安い。しかし、安いといっても、普通のスリランカ人にはとても手が届かない値段でもある。

 来週ドイツ人夫婦が見に来るって言っていたが、多分外国人が買うことになるだろう。さてどんな人が隣人になるのだろうか。


家の正面。スリランカらしく入り口
にテラスがある


リビングルーム
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1月30日 晴

腰が痛い
 数日前から腰が痛くて張ってる感じがするなあと思っていたが、本当にやばそうな感じになってきた。このままじゃ、いつぎっくり腰になるかわからない。以前母親や妹がなったので、その怖さは重々承知している。

 原因はわかっている。クロスケとモモのトイレの後始末。ケージの中でトイレトレーにした場合、上からかがみ込んでトレーを取り、きれいにしてまた元に戻さないといけない。このケージの高さが、深く腰を曲げやっと床に届くほどなので、腰に悪いのはわかっていた。

 しかもまだ子犬なので、トイレの回数が多い。2匹合わせると、1日に50、60回はしている気がする。その上、モモはよじ登ってケージから出てしまうので、上にフタをしている。このフタがまた問題。

 最初はベニヤ板を置いて、重し代わりに木材を置いておいたが、日に日にジャンプしてぶつかる力が強くなり、今では5キロくらいありそうな木材を2片、釘で打ちつけてある。釘で打ち付けてしまったのは、ただ置いただけだと落ちる危険性があるため。しかし、それにしても重い。

 つまり、モモのトイレ掃除をするには、その重しを入れて10キロ近くあるフタをどかし、また元に戻さなければならないわけで、それを一日に何十回も持ち上げてずらさないとならないのだ。

 とにかく、これ以上この作業は無理なので、今日はスリヤンガに代わってもらう。なるべく腰をいたわるため、歯を磨いたり、顔を洗ったりするときも、腰をかがめるのではなく、膝を曲げてするようにする。

 スリヤンガからの提案は、今日からベッドではなく床で寝るようにとのこと。硬いところで寝たほうが腰にいいと主張。何度かお客さんが来てベッドが足りず床で寝たことがあるが、翌朝体中が痛かったおぼえがあるので、それは避けたい。それにうちのマットレス、腰に悪そうなほどやわらかくない。とりあえず今日は腰に湿布を張ってもらい、しばらく安静にして過ごそう。
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1月29日 晴

舞妓さんブログ
 昼食後、昨日の新聞「Daily News」日曜版を読んでいたところ、舞妓さんがパソコンに向かっている写真が目に留まった。海外トピックニュースとして、なぜか「ファイナンシャル」版に紹介されていた。

 記事は、京都の舞妓さんのブログが人気というもの。しかし、肝心のサイトのアドレスは書いていない。日本語だか