ひとこと日記 2006年7月〜12月 スリランカブログ
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スリランカに恋して
■ ひとこと日記


スリランカ生活をひとことずつ日記につづっていきたいと思います。
天気はヒッカドゥワの我が家周辺です。

2006年7月〜12月
注)よく出てくる名前
*スリヤンガ…夫
*クロスケ…犬
*アンマ…義母
*タータ…義父
*マリ…義弟
*チャミンダマリ…隣の家の男の子
*ローシーナンギー…↑の妹
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12月30日

■大忙し

 ここ数日とても忙しくて、時間に追われた生活をしていた。気付いたら明日で今年も終わり。プリンターが動かなくなるし、デジカメの調子が悪くなるし、ノートパソコンから変な音が聞こえるし、腕時計の電池が切れるしと調子が悪いものだらけだけど、とりあえず私たちは元気なので良しとしよう。

 今年1年、いろいろとお世話になりありがとうございました。来年もどうぞお付き合いください。それでは皆さまどうぞ良いお年を!
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12月25日

■コホンバオイルの威力

 スクワラン、グリセリンと並んで肌に優しいコホンバ。化粧品やスキンクリームなどにもよく使われているので、名前を聞いたことがある人も多いと思う。そのコホンバから作ったオイルは、アーユルヴェーダにおいては皮膚のどんなトラブルにも効く万能オイルだそう。

 実はクロスケが最近皮膚が乾燥するのか、首まわりとお腹のあたりにフケみたいのが出るようになったので、薬局で購入してみた。売っているのはもちろん人間用だが、なめても害はないので(ただしものすごく苦い)動物にもいい。アンマが猫にも使ったことがあると言うので、安心して使うことにした。

 熱くない程度に温めたほうがいいのだが、使っていないナベがないので、そのまま使う。クロスケが最近お気に入りのほうきの柄を与え、リラックスしてかみかみしているときを狙う。においははっきりいってくさいが、クロスケには気にならないのか嫌がらない。

 
私も試しにつかってみたがこれがいい! ベタベタするし、クサイので、昼間は使えないが、夜寝る前に手やかかとなど乾燥するところに塗っている。するとびっくりするほど、しっとりつるつるになる。まるで何かにコーティングされたみたい。手荒れや乾燥が気になる方、おすすめです!

*375mlのボトルで、Rs35。アーユルヴェーダ薬局で購入可
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12月24日

■サンタが自転車に乗ってやってくる!

 確かにスリランカには雪はふらない。ソリは無理だろう。だからって「なんで自転車?」思わず声に出してしまった。う〜ん、庶民的だ。

 写真は、ヒッカドゥワでは一番大きい老舗のホテル「コーラル・ガーデンズ・ホテル」の入り口近くに飾られたサンタクロース。しかも乗っている自転車が、また渋い。色合いからしたら、派手な色のマウンテン・バイクにしたら良かったのに。予算のせい?


自転車こいでいます
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12月20日 曇

■「クロスケの家」完成

 数日前完成したケージにクロスケを入れたら、いとも簡単にすき間から通り抜けてしまった。仕方がないのでスリヤンガに頼んで、その間にもう一本、木を止めてもらってようやく完成した。

 昼食の用意をしていると、「早くきて!」とスリヤンガが呼んでいる。行ってみると、ケージの中に二人が入っていた。スリヤンガと一緒のせいか、クロスケも嫌がるどころかご機嫌。新しい家はお気に召したらしい。

 私がカメラを向けると、クロスケが私のほうに来ようとして動いてしまい、なかなか写真が撮れない。右写真は、唯一クロスケがじっとしていたもの。ここに掲載しているのがスリヤンガにばれたら怒りそうな写真だが、主役はクロスケなので許してもらおう。

クロスケの新居
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12月19日 雨

■まだ雨雨雨…

 本当に今年はよく降る。もう乾季に入っているはずなのに、雨ばっかり。といっても一日中降ってるわけではないのだが、一日に何回か土砂降りになる。

 夕方、雨が止んだので出かけようと思ったら、家の前の道が川になっていた。深さは足首ほどだが、水たまりではなくて、完全な流れになっている。どこからきたのか亀まで泳いでいる。かろうじて残った土の部分には、逃げ遅れたのかサソリがいた。

 川になった原因は、斜向かいのドイツ人宅が増築中で、家の前の下水溝に壊したコンクリートを置いていたため。そこで水の流れが止まり、道路に水があふれてしまったのだ。

 チャミンダマリの家はあやうく床上浸水になるところ。私たちが片付けようとするとドイツ人たちも出てきてコンクリートを取り除く。そこに置いたのは、建物を作っているスリランカ人たち。まったくなんで先のことを考えないんだろう。こうなることは誰だって予測できるだろうに。

 この日はちょっとの雨だったから(短時間の土砂降りだったという意味)いいけど、一晩中降り続くような雨だったら大変なことになっていたかも。ともかくこの程度の水で良かった。


家の前がこんな状態に…


亀はこの後どこかへ泳いでいってしまった
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12月17日 雨

■クロスケの体内時計

 ご飯を食べて、遊んで寝て、次に起きるまでぴったり2時間。クロスケの体内時計はすばらしい。クロスケ日記にタイムテーブル式に食事やトイレ、寝ている時間などを書いているのだが、食事をしてから起きるのが時間通りなのにはびっくり。

 もし、私たちが二人とも出かけるとなると、タイムリミットは3時間。これ以上あくとお腹が空きすぎてしまってかわいそう。我が家からゴールまでは片道30分なので、往復で1時間。用事は2時間以内に済ませなければならない。

 来週コロンボの*BMICHで、「布地や織物」の展覧会があるので見に行きたいなと思ってたけど、片道2時間半かかるコロンボなんて絶対無理。しばらくは遠出はできなそう。

*バンダーラナーヤカ記念国際会議場。いろいろな催し物が行われる
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12月14日 晴

■猿回し

 昼食の用意をしていると、でんでん太鼓の音と、口上を述べているような声が聞こえてくる。なんだろうと思ってスリヤンガに聞くと、なんと猿回し。大工のガーミンダイヤたちも見たそうな顔をしているので、声をかける。

 うちの庭でやると聞いて、近所の人が集まってくる。こういうときは子供だけでなく、大人も実に嬉しそうにやってくるのがスリランカらしい。

 まず出てきたのはおなじみ「コブラ」。笛の音とともに鎌首をもたげる。しっぽのほうをちょっと触らせてしまったが、すべすべと冷たい。武器である毒牙がないからだろうか。シューシューと音を立てているけど攻撃はしてこない。

 でも不思議。これって調教しているのだろうか。ちゃんと笛の音が聞こえたら出てくるように教えられているのだろうか。ほうびにエサ(肉?)をあげて。ネタ明かしはしてくれないかもしれないけど、聞いてみれば良かった。

 続いて猿の出番。ちゃんとストーリーになっていて、猿回しのお話に合わせ猿がその仕草や真似をする。猿が「はいはい、わかったよ。やればいいんでしょ」というように面倒くさそうにやっているのが、私には面白かった。

 しかしこの猿、ごほうびにバナナをあげたら、一口しか食べないで放り投げたのには頭にきた。まあ確かにスリランカにはそこら中にバナナがなっていて珍しくはないし、それこそいつも食べてるんだろうけど、生意気な猿だ。

 トータル30分くらいだっただろうか。我が家からのおひねりは200ルピー。あとは他に見ていた人が何人か10ルピー札をあげていた。普段は外国人観光客目当てにビーチやホテルに行くのだが、今年は客が少ないので、スリランカ人相手にもこうやって回っているのだそう。


シャーと音を出しながら鎌首をもたげるコブ
ラ。猿も恐がっている



ただ曲芸を見せるだけでなく、お話に沿って
猿がいろいろなポーズをする
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12月12日 晴

■ダーナ

 父方の叔母の家で*ダーナがあった。本来なら二人で出席するところだが、クロスケを置いて長時間外出することはできない。叔母さんが私に会いたがっているらしいので、スリヤンガが留守番することとなった。

 スリヤンガだけでクロスケの世話をするのは初めて。ちょっと心配だったが、クロスケのご飯を作り、あげる時間や量を伝えて出かける。タータ、アンマ、マリと合流し、ダーナの家へ行く。

 すでにお坊さんたちは来ていて説法をしている。皆と同じように座って話を聞く。お話が終わるとすぐに食事の用意をする。テーブルには10数種類のカレーが所狭しと並んで、おいしそうな香りが漂ってくる。

 テーブルなんてものはなく、右写真のように床にマットレスを置き白い布をかけ僧侶たちに座ってもらう。そのまま説法をし、食事もする。よって、私たちがすべて給仕する。

 まずはフィンガーボールで手を洗っていただいた後、お皿を渡し、ご飯、カレーを順々によそっていく。もちろん、僧侶は座ったままなので、給仕する側は腰をかがめなければならない。私もサラダをよそってまわった。僧侶は全部で10名来ていたが、私が給仕しているときかなりお年の僧侶に「こんにちは」「さよなら」と声をかけられ驚いた。いくつかの日本語を知っているのだそう。僧侶たちはあっという間に食べ終わり、最後に簡単な説法と読経をして終わった。

 僧侶達が帰ったあとは、私たちの番。ブッフェ形式でお皿に好きなだけカレー&ライスを取り、空いているイスに座って食べる。左の手のひらの上にお皿を置き、右手で食べる。テーブルなしの食事は慣れるまで難しいが、結婚式やダーナなどそうやって食べる機会は多いので皆手馴れている。

 お腹いっぱいカレーをいただき、留守番をしているスリヤンガの分を土産用に包んでもらって帰る。家に着くと、クロスケがしっぽをふりふり迎えてくれる。スリヤンガ曰く、留守中は二人で楽しくやっていたらしい。

読経中…


10種類以上のカレーが並ぶ
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12月9日 晴

■クロスケダイエット

 今まであまり真剣にダイエットをしたことはなく、太ったなと思ったらいつもよりストレッチングや腹筋などを多めにやったり、食べるのを控えようと思うぐらい。もともと食べるのが好きなので、食事制限でのダイエットはやる気にならない。

 しかしスリランカに来て太って分を、早くもとに戻そうとエクササイズを心がけているが、あまり効果がなかった。やっぱり食べる量が問題だろうなと思っていたところ、ここ2週間でガクっと体重が落ちた。最初は理由がわからなかったが、「クロスケ効果」だと気が付いた。

 クロスケは、とにかくいつでも「遊んで」モードなので、時間があるときは付き合っているが、けっこう体力を使う。最近は走るのも早くなってきたし、動作も機敏。こっちも真剣に遊ばないといけない。とても私一人では体力が持たないので、疲れるとスリヤンガにバトンタッチしている。

 追いかけっこをすると、クロスケはダイニングテーブルの下を通り抜けたりして近道をするので、その分私が走らないといけない。タオルを使っての引張りっこもかなり力を入れてやっている。ひと遊びすると汗をかくほど。これがいいのだろう。とても楽しいダイエットでの、予想外の効果に喜んでいる。
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12月8日 晴

■アイ ラブ アッパー!

 最初にスリランカを旅行したときから、私は「アッパー」が大好きで、その後スリランカを訪れるたびに食べていた。日本でも作ってみたりした。こちらに住み始めてからもう2年半になるけど、相変わらず大好き。スリヤンガに「夜ご飯、何にしようか?」と聞かれると、必ず「アッパー」と答えている。もちろんスリヤンガは、「何を作ってくれるの?」という意味で聞いてるのだが…。

 お米の粉とココナツミルク、最近はパリっと焼き上げるために小麦粉を入れるところも多いけど、作るのはそんなに難しくない。あとはクレープのように焼けばいいだけ。家で作る人もいるけど、焼き方にコツがある。周りはパリパリに、中央はふわっとさせる。やっぱりお店で買ったほうがおいしい。

 私は毎日でもあきないほど好きなのだが、さすがにスリヤンガが嫌な顔をするので、だいたい1ヶ月に2回程度食べている。今日は、アッパーの写真を撮って送って欲しいと頼まれたので、いい理由ができたと買いに行った。


 私的には、朝食でも昼食でもおいしいと思うのだが、基本的にアッパーは夜食べるものとなっている。お店では暗くなってから、店先でアッパーを焼き始める。

 アッパーを焼く店はヒッカドゥワにもたくさんあるが、私が一番気に入っているお店はナーリガマにあるゴールロード沿いの小さなお店。ご主人に事情を説明し写真を撮ってもいいか聞くと、「じゃ1000ルピー!」と言われる(もちろん冗談)。

 お客さんや周りの人に冷やかされて、だいぶ恥ずかしそうなご主人。前からだとアッパーを作る手元が見えないので、横からイスの上に乗って写真を撮る。知り合いばかりなのでスリヤンガも恥ずかしいらしく、「早く撮っちゃって」とせかされる。無事写真を撮り終え、夕食分を包んでもらい家に帰った。熱々のアッパーは本当においしい。しあわせ〜。




我が家がいつも買っているアッパー
のお店。このご主人、津波のときは
アッパーを焼くコンロや鍋を持って逃
げたのだとか



←アッパー。カットゥ・サンボル(右側の
赤いの)をつけて食べる


最近アッパーも値上がりして、一枚6ルピー(6,7円)、卵が一個真ん中に入った「ビッタラ・アッパー」はなんと20ルピー(23円)。パン一斤と同じ値段。いつも私は夕食に7枚くらい食べる。日本円で考えると安いが、スリランカで考えると高い。

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12月4日 晴

■自爆テロ犯

 12月1日にコロンボで起きた自爆テロ。大統領の弟であり、国防次官でもあるラジャパクサ次官を狙ったもので、彼は無事だったものの護衛の兵士2名が死亡、14名が負傷した。場所は私たちもよく使う主要道路の交差点で、犯人はスリーウィラーに爆弾を積み、次官の車列が来ると突っ込み自爆した。

 私も今までに何度か、要人が乗る車が通るのを見たことがあるが、前後に護衛がつき、かなりのスピードで走り抜ける。テロなどを恐れてのことだろうが、近くには車などが近寄れないようにして走るので、スリーウィラーが追うのは不可能。すれ違うときに突っ込んだのだろうかと思っていた。

 ところがその後の調べで、犯人は普段からトゥクトゥクドライバーとして働き、その交差点が彼の待ち場だということがわかった。スリランカでは、バススタンドや駅、交差点、ショッピングセンターなどの前では、タクシー乗り場のようにトゥクトゥクが待っている場所が決まっている。いくらトゥクトゥクが手に入ったからといって勝手に新しい待ち場に入れるわけではなく、知り合いに紹介してもらい他のドライバーの了解を得る必要がある。

 つまり今回の犯人も、犯行当日に現場にきた人間ではなく、コロンボ社会のネットワークに入り、普通に生活していた人だということ。まあ、コロンボは都会だから
なじみやすいのかもしれないけど、犯人がジャフナなどのLTTE支配地域から来たばかりの人間ではなく、コロンボ市民を装っていたということに衝撃を受けた。

 犯人にスリーウィラーを貸していた人などが取調べを受けているようだが、これからタミル人ドライバーは厳しいチェックを受けるようになるだろう。何の関係もないタミル人にとっては迷惑としか言いようがないけれど、見ただけでは善良な市民かLTTE関係者かわからないから、やはり調べるしかないのだろうな。
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12月3日 雨

■クロスケの成長ぶり
 今日で、クロスケが我が家に来てちょうど2週間。食べる量が増えるにつれ、動きはますます活発になり、遊んであげてるはずのこっちが疲れるほど。トイレはまだだめだけど、食事の前の「おすわり」と、「おいで」はできるようになった。

 スリランカでも一応ペットフードは売っているけど、ゴール、ヒッカドゥワでは子犬用のを置いている店はないし、成犬用のもすべて輸入物なので高い! 当然、フードは私の手作り。

 ドクターには、肉よりも魚をすすめられたので、魚とご飯に適当な野菜をフードプロセッサーで細かくして加え、さっと煮たものをあげている。あとは朝晩にビタミン剤とミルク。今は一度にたくさん食べられないので、小分けにして2〜3時間ごとにあげているが、日に日にその量が増えている。もちろん体も一回りどころか二回り、三回りも大きくなっているみたい。どんどん重くなってくる。

 まだ耳が垂れ下がったままなので、シェパードというより「クマ」みたい。スリランカで見られるクマは、日本にいるツキノワグマみたいで、色が黒くモコモコしててかわいい。クロスケもちょうど首の下の毛が白っぽいので余計そう見える。

 クロスケが最近気に入っている遊びは「サーフィン」。クロスケが新聞紙の上にのり、スリヤンガが端をひっばって、クロスケが落ちないようにするというもの。二人とも真剣にやっているが見ていると面白い。最初はすぐ落ちてたクロスケだったが、だいぶ上手になってきた。

 いまはまだ夕方になると雨が降って地面が汚いので、いい天気が続くようになったら庭に出してみよう。


大きくなったでしょ
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12月2日 曇

■白米
 スリヤンガが留守にしているので、日本のお米を炊いた。半年ぶりくらいだろうか。ものすごく久しぶりに感じる。梅干や漬物、ふりかけ、醤油や味噌などはいろんな方からいただくので切らしたことがないが、お米はスリランカでは買えない。もし買えたとしても高いので、やっぱり買わない。たまに家族が送ってくれるのが頼りなので、特別な日にしか食べないようにしている。

 日本米を炊くとなれば、メインは「ご飯」。おかずがメインでご飯が脇役なんてもったいない。ご飯の味を最大限楽しめるよう、作るのはちょっとしたおかずと味噌汁だけ。今日は、長ネギをたっぷり入れ、「昆布つゆ 白だし」でほんのり味をつけた卵焼きと大根の味噌汁を作った。ご飯もつやつやときれいに炊き上がって文句なし。う〜ん。やっぱり和食っておいしい。
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12月1日 曇

■ケージ作成中
 今のところクロスケは普段使っていないバスルームに、寝る用のダンボール箱を置いている。が、使っていない部屋の奥にあるバスルームなので、目が届かないので心配なのと、たまにお客様がトイレを使いたいというときに困るので、早くケージを用意したいと思っていた。

 大きくなったら外に犬小屋を作るので(一応番犬なので)、多分半年くらいしか使わない。「どこにオーダーしようか」と話してたら、大工のガーミンダイヤが「アラック1本」で、作ってくれることになった。彼はお酒好きだが自宅では飲めないので、我が家に泊まるときに飲むのを楽しみにしている。

 階段と手すりを作るため、この前買ったチークを加工している最中だが、その余りで作るので材料費もかからない。2匹用なので、別々に入れる場合を考えて、真ん中に仕切りを入れられるようにし、2ヶ所にドアをつけてもらう。

 あいにく夕方から雨が降り出し今日は完成しなかったが、なかなか立派なケージができあがりそう。チークだから硬くて丈夫なので、クロスケたちが噛んでも壊れそうにないし安心。さて、クロスケは新しい家にどんな反応を示すだろう。


犬用ケージ作成中
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11月30日 曇

■きみの名は?
 予約してあるもう一匹の子犬のようすを見に行った。今日で生後2週間ちょっと。目が開き、体はふた回りくらい大きくなっていた。ちょうど起きていたので抱かしてもらった。クロスケとはまた違って、とてもかわいい。あやしていたら、「アーン」と大きなあくびをした。

 スリヤンガが張り切って写真を撮っていたが、やはりいつものようにピンボケだった。「後ろの犬小屋にピントが合ってるじゃない」と怒ったのに、「すごくかわいく撮れているね」と全然聞いていない。

 さて、あと1、2ヶ月したら我が家にやって来るこの子の名前をどうしよう? 茶色だからって、「チャコ」じゃあまりにも安易だし。子犬と遊びに、スリランカに来たいけど来られない犬好きの妹に、「名前をつけて」と頼んでいるけどまだ決まっていない。クロスケの名前はとっても気に入っているので、こんな感じのいい名前が見つかるといいな。
 


ちょうどあくびをしたところ
撮影byスリヤンガ
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11月29日 晴

■スィーバリー・テーロ
 スリランカの(仏教徒の)家に行くと、右写真のような、右手を鉢の中に入れたお坊さんの絵が掛けてある。我が家も額に入った絵を買ったので、ダイニングルームに飾った。

 このお坊さんの名前は「スィーバリー・テーロ」*。ブッダの弟子の一人で、彼は前世での善行により、托鉢に行くと必ずたくさんの食べ物を布施されたと言われている。ブッダでさえ何ももらえない日もあったのに、彼は例え砂漠に托鉢に出かけたとしても、帰ってくるときには鉢はいっぱいになっていたらしい。ブッダが托鉢に行くときに、一緒に行く弟子たちの中に「スィーバリー」がいるかどうか確認したという。

 ちなみに、前世の善行とは、お坊さんではなく普通の人だった彼が、ある日食事をご馳走になった帰り道、お腹を空かせた母犬と子犬に出合う。母犬は子犬たちにミルクをあげたくても出ないほど飢えていた。それを見た彼は、今食べてきたものを吐き、母犬にあげたという。それを食べた母犬は子犬にミルクをあげることができたというお話。

 そんな「スィーバリー・テーロ」にあやかって、食べ物に困ることがないよう願い、彼の絵を飾る。スリランカでは、果物や野菜、お菓子、ご飯と、近所の人や友人からもらうことが多い。確かに我が家も食べ物に困ることはない。

*「テーロ」は、スリランカでお坊さんにつける尊称


スィーバリー・テーロは、必ず鉢に
右手を入れた姿で描かれる
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11月25日 晴

■クロスケ日記
 クロスケが来てからもう1週間。我が家での暮らしにもだいぶ慣れ、生活のリズムができてきた。この1週間で、歯がしっかり生えてきて噛む力が強くなった。まだ1日の大半は寝ているが、充電すると元気いっぱい。ピョンピョン跳ね回りながら遊んでいる。

 クロスケの様子や食事、トイレについての記録を残しておこうと、「クロスケ日記」を書き始めた。あまり字を書く機会がないので、ノートに手書きで書くことにする。私はもともと字を書くことが好きなので、筆が進む進む。

 スリヤンガは、「クロスケのことばっかり」と不満げだが、自分にクンクン鳴いてじゃれてくるクロスケはかわいいようだ。「おいで」「(かじられて)痛いよ」と、普通に日本語で話しかけている。クロスケに振り回されている二人の会話(といっても話しているのはスリヤンガだけだが)を聞いていると、思わず笑ってしまう。
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11月24日 晴

■きれいな甲虫
 夜だったので部屋が暗く、色がきちんと写らなかったのが残念。黄色をベースに黒の模様が入っている、とても鮮やかな甲虫を見つけた。これも多分カミキリムシ系。大きさは7センチ。

 ここ最近、今まで見かけない色合いの蝶が飛んでくる。大きさはアゲハチョウくらいで、光沢を押さえたゴールド系のグラデーション。とてもシックであでやか。でも、蝶を撮るのは至難の業。ひらひらと飛んでいるところは無理だし、かといって、まだほとんど草木のない我が家の庭にはとまらない。残念ながら、いつも目で追うだけ。

イエロー&ブラックのカミキリムシ
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11月22日 晴

■生殖期
 朝から屋根の上をリスたちが走り回っていて騒がしい。我が家は外壁のおかげで野良犬や野良猫、ヘビやオオトカゲなどが庭に入ってこないのと、毎日エサ台にパンやご飯の残りを置いているので、普段からリスや鳥がたくさんやってくる。

 でもそんな普段とは違って、今日は走り回り方が激しく、1匹を3、4匹が追いかけ、勢い余って木から落ちたりしている。どうやらちょうど生殖期にあたるらしい。遊んでいるときとは速さが違う。ジャンプするときの無茶の仕方も違う。木や壁などを自在にくるくると走り回っていて、見ていると目が回りそう。次から次へと走ってくるリスたちを数えてみたら、なんと16匹もいた。

 クロスケにリスを見せたら…。無関心だった。
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11月21日 晴のち曇、雨

■もう1匹
 ずっと探してても見つからなかったのに、1匹見つかったと思ったら、また別のところでジャーマンシェパードの子犬が生まれたとの情報が入った。いつもバイクをチェックしてもらっているサービスステーションで、家から1キロのところにある。まだ生まれて9日ということだったが、見に行ってみた。

 子犬は全部で9匹。お母さん犬は警戒してワンワン吠えてたけど、その脇で子犬たちはすやすや眠っている。クロスケよりふた回りほど小さい。一番初めに生まれたメスをもらうことにする。母犬はこれが初産。私たちのもらう子が、初めての子になる。色はクロスケと対照的な明るい茶色。まだ小さすぎるので、2ヶ月くらい母犬に育ててもらうことにする。

 家から近いのですぐに見に行けるし、オーナーのおじさんは顔見知りだから安心。クロスケに「ナンギー(妹)ができたよ」と報告する。いや、奥さんかも。きっとあと1ヶ月もすればクロスケも家での生活に慣れて、いい子になっていてくれるはず。その頃に迎えに行こう。
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11月20日 晴ときどき曇

■犬との思い出
 基本的にスリランカ人は犬に無関心。野良犬をいじめたり、捕まえたりしない替わりに、飼い犬にもそんなに気をつかわない。ご飯の残りをあげる程度。散歩をさせている人はとても少ない。

 スリヤンガもあまり犬は好きではない。というか、大きい犬は恐いくらい。当然、クロスケの世話は私がすることになる。しかし、実は私は犬を飼ったことがない。小さい頃から集合住宅に住んでいたので、飼いたくても犬が飼えなかったのだ。

 私が小学生だった頃は、まだ野良犬がたくさんいた。親には「危ないからダメ」と言われても野良犬と遊んでいたし、よく近所の犬を散歩に連れて行ったりしていたので、犬の扱いはある程度わかる。

 多分、私が小学校3、4年生だったと思う。家から自転車で行ける住宅街では、犬を飼っている家が多かった。当時は大型犬がはやっていたのか、シェパードやコリー、秋田犬やセントバーナードなんかもいた。

 最初に外塀や生垣の外から、犬の頭をなでたりして仲良くなった。どこで聞いたのかちゃんと犬の名前も知っていた。その後、どうやって小学生だった私がまったく知らない家の大人と話をしたのか覚えていないが、とにかく飼い主と話をして犬を預かり、よく散歩に連れて行っていた。

 何も知らない母親は、知り合いに「お宅の娘さん、大きい犬を連れて○○を歩いてたわよ」と言われて驚いたこともあったらしい。でも今思うと、うちの親も、犬の飼い主たちも、よく許してくれてたと思う。私がケガをするかもしれないし、犬をケガさせるかもしれないけれど、そんな心配より小学生の私を信頼して任せてくれていたということが嬉しい。散歩が終わると、おやつなどをごちそうになったりしていたのを、断片的に覚えている。

 今、もし小学生がインターホンを鳴らして「お宅の犬を散歩に連れて行ってもいいですか?」と頼んでも、飼っているレトリーバーを渡す人なんてまずいないと思う。「何かあったら誰が責任をとるか」、「トラブルになりそうなことには関わらないほうがいい」という風潮だから仕方ないかもしれないが、他人との付き合い方を考えると昔は良かったなと思う。

 自分の家の犬ではなかったけど、そのときのたくさんの犬たちとのコミュニケーションがこれから役立つような気がする。早くクロスケとビーチに散歩に行きたいなあ。
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11月19日 晴

■子犬、我が家に来る
 今日は日曜日なので、新聞がやたら厚い。スリランカの新聞の日曜版は、求人募集広告や一般読者からの車や家などの広告が半分以上を占める。まだインターネットもそんなに普及していないので、「いろいろな情報集めは新聞で」という人が多い。

 この1年以上、欠かさず目を通しているのが「子犬譲ります」情報。必ず何件かはジャーマンシェパードについて出ているのだが、そのほとんどがコロンボ近郊。何回か電話をしたこともあるが、一匹につき15000ルピー、20000ルピーと値段も高い。しかも、わざわざ車で2時間半以上かけて行ってみて、気に入る子が見つかるかどうかわからない。そんなわけで、実際に見に行ったことはなかった。

 ところが今日は、ゴールの情報が載っていた。電話してみると、7匹いるから見に来てと言われる。どの子にするか選べるのは早いもの順なので、すぐにトゥクトゥクで向かった。

 庭の一角で、子犬たちが眠っていた。まだ生まれて4週間ちょっと。7匹中、オスは2匹。私たちはオスが欲しかったので、鳴き声が大きくて、足が太くてしっかりしている子をもらうことにした。

 子犬を連れて、そのままヒッカドゥワの獣医のところに行き診てもらう。まだ小さいのでワクチン注射はせず、虫下しの錠剤とビタミン剤をもらう。ドクターがワクチン記録ノートを書きながら、子犬の名前を聞くので、「クロ」と答える。もちろん黒いから。

 家に帰ってからスリヤンガに「名前、クロでいい?」と聞くと、「クロじゃ簡単すぎるからクロスケにしよう」と言う。スリヤンガは、「となりのトトロ」の「まっくろクロスケ」という音(オン)が好きなので、それを思い出したらしい。私も賛成して、名前は「クロスケ」に決定。多分これから日記にもたびたび登場します。


将来は強い番犬に! 「クロスケ」



*飼い主はジャーマンシェパードと言っていたが(新聞にもそう書いてあった)、血統書は何もない。スリランカでは、明らかにそこら辺にいる野良犬とは違う容姿なら、多少他の血が混じっていても気にしないよう。「クロスケ」も多分100%じゃないけど、スリランカ人が恐がる大きさに育ってくれれば問題なし。性格もかわいいし♪
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11月17日 晴

■ジム通いスタート
 いつもは朝寝坊のチャミンダマリが、9時ちょっと前にやって来る。今日から二人してジム通いが始まる。今日は金曜日だから、スタートの日としては縁起がいい。もちろん、スリヤンガは昨日買ってきたパンツをはいて用意する。

 すっかりボディービルダーのような体になるつもりでいる二人。どれくらい変わるかチェックしようと、ジムに行く前に体のサイズを測ることにする。体重と、首、腕、太もも、ふくらはぎの太さと胸囲、ウエストを測りメモする。さて、1ヶ月後どれくらい変わるだろう。

 本当は私も通いたいのだが、ローカル用しかも男性のみの場所なので無理。仕方ないのでダンベルを買ってきた。私は家で、地道にダンベル体操でもしよう。
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11月16日 晴

■まずはパンツ
 スリヤンガが自己流でのエクササイズでは限界があると、ジムに行きたいと言い出した。確かに家でやっているエクササイズは、ラジオ体操に毛が生えた程度のものだったから、私も「いいんじゃない」と賛成。スリヤンガは近くのジムに、チャミンダマリを連れて見学に行った。

 「どうだった?」と聞くと、明日から通うことに決めたらしい。しばらくして、私がお昼ご飯を作っていると、「ちょっと来て」とスリヤンガが呼んでいる。部屋に行ってみると、パンツ一丁で仁王立ち。「何やってるの!?」と私が叫ぶと、くるりと後ろを向く。「ひゃー!」大爆笑!

 はいていたのは「ジム用パンツ」で、前はビキニみたいなぴったりとしたパンツなのだが、後ろは布地がなく横に一本ひもが通っているのみ。Tバックではなく、「エ」バック!?本当は写真を撮りたかったのだが、さすがにスリヤンガは拒否。

 これって本当にジム用なんだろうか? 日本でも同じ? 今までこんなパンツの存在を知らなかったのでびっくりしたけど、ジムに通っている人には普通なんだろうか? まずは形から入るスリヤンガ。準備は万端のよう。
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11月13日 晴

■チークの木を買う
 前から目をつけていたチークの木を格安で手に入れた。向かいの土地に生えていた木で、コロンボに住むオーナーは「言い値でいいよ」と、とても安く分けてくれた。


するすると登っていく
 今日は木を倒す作業にとりかかる。おなじみプシュペに頼む(彼は木を倒すスペシャリスト)。「1500ルピーでタトゥーを入れたんだ」と嬉しそうに話しながら、準備をするプシュペ。見ると確かに右肩にタトゥーらしきものが。しかし、よく日焼けしているのでほとんど目立たない。ドラゴンのデザインだそう。

 いつものように、ヤシのロープと斧を手にするすると木をよじ登っていく。足に滑り止めのヤシのロープを巻いているとはいえ、微妙なバランスで体を支え斧を使うのは職人技。まずは、余計な枝を切り払っていく。あっという間に丸坊主にしてしまう。

 その後、2つに分け木を切り倒す。道側に木が倒れないようにロープをかけ、斧を入れながら少しずつロープを引っ張る。途中ティータイムを挟んだが、所要時間は1時間半くらい。無事作業は終わった。次は木を寸法通りに切ってもらう予定。近所の木材屋にお願いすることにする。


真ん中が、これから倒すチークの木
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11月11日 曇

■バドミントン
 海からは800mほど離れているが、いつも風が吹いている我が家。そのおかげでファンを回さなくても十分涼しい。しかし、バドミントンは羽が風で流れてしまうので、できないことが多い。

 夕方、だいぶ陽がかげってきた頃、今日は珍しく風がほとんどないことに気が付いた。さっそくバドミントンセットを出してきてスリヤンガを誘う。かなり嫌がっていたが、無理やり庭に連れ出す。

 最初は軽く汗を流す程度と思っていたが、途中から真ん中に線を引き試合形式にしたので、二人とも本気になりゲームは白熱。1時間くらいやっていただろうか。人が来る予定の時間になったのでやめる。少しでも運動すると気持ちいい。できれば毎日やりたいんだけどなあ。
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11月10日 晴

■ココヤシを植える
 もう1ヶ月以上も前に買ってきてあったココヤシの苗木を植えることにした。ヤシの木は地中に幅広く根を広げていく。そのため数十メートルもの高さになっても、いくら強風にあおられようとも倒れない。津波のとき建物は全壊してしまったエリアでも、ヤシの木だけは残っていたのが印象的だった。

 スリランカ人にとって、豊穣の象徴であるココヤシ。早く成長するよう植えるのにも手順がいる。まず1平方mほどの大きさの穴を掘る。深さも1mくらい。そこに、ココナツの外殻を敷き詰め、その上に土を盛り、またココナツの外殻というように、土と外殻を3段くらい重ねる。これによって、水はけがよくなり、ココヤシがより根を張りやすくなる。最後の土をかけ、真ん中にココヤシの苗木を植えて、礼拝。手を合わせて成長を祈る。

 ココヤシなど地上に伸びる植物は、朝植えるのがいいと言われているので、昨日の涼しくなった夕方に穴を掘っておき、今朝7時から植える作業をした。ちょうど作業が完了した頃に朝日がキラキラと注ぎ、ココヤシも気持ちよさそう。

 実がなるほど成長するには4〜5年かかる。どのくらいの高さになるかは、実際に成長してみないとわからないらしい。早くハンモックがかけられるほど大きくなって欲しいなあ。

@まずは穴掘り

A穴にココナツの外殻を敷き詰める

B完了
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 ▲表
 ▼裏
■2000ルピー札登場
 今までは1000ルピー札が最高紙幣だったので、数万以上の支払いとなるとけっこうな枚数になってしまい、数えるのが面倒だったが、ようやく2000ルピー札が登場した。

 紙幣の絵柄は、表が「シーギリヤ・ロック」、裏が「シーギリヤ・レディ」。ピンク系の色調なので、グリーン系の1000ルピー札とは間違えないだろう。大きさも一回り大きい。

 でも希望としては、2000ルピー札よりも、5000ルピー札、10000ルピー札を出して欲しかった。スリランカの200ルピー札はあまり使われていないし、日本の2000円札も使い勝手が悪くて、もらうとまるでババ抜きのジョーカーのように早く使ってしまっていた覚えがある。

 この2000ルピー札はどうだろう。次の5000ルピー札が出るまでしか使われない気がするが…。
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11月9日 晴

■寸法間違い
 やっと数日前から大工のガーミンダイヤが来ている。もう随分前から材料の木材は買ってあったのに、なかなかスケジュールが合わないのと雨の日が多くて、長らく作業が中断していたが、ようやく開始となった。

 屋根のフチに付ける雨よけの板と雨水をためて流すパイプラインを取り付けてもらう予定。まずは木材をきれいにしてサイズどおりに切ってもらう。これをお隣のグナワルダナイヤにペイントしてもらう。彼はずっと我が家のペンキ塗り作業をしてもらってたアイヤ(お兄さん)で、チャミンダマリ、ローシーナンギーのおじさんにあたる。もちろん塗装が本職。

 雨よけ用の板の作業はあらかた終わったので、今日は1年以上も前から頼んであった食器棚を作ってもらう。デザイン、寸法はあらかじめ指定してあったのだが、本体や足の部分が作り終わり、扉の部分を作るときになって、ガーミンダイヤに「ちょっと来て」と呼ばれる。

 棚は4段に分かれていて、同じ高さになるようお願いしていた。が、ガーミンダイヤは棚自体のサイズで4等分して仕切り板を作ってしまった。扉を閉めると、ガラスの部分しか見えないので、真ん中2段の高さに対して、上下2段が扉の高さ分低くなってしまう。

 右写真を見てもらうとわかりやすいが、こんな感じの食器棚(写真の棚は5段だが実際は4段)で、問題は黄色の矢印部分。本来は、この扉を閉めた状態で同じ高さになっていないとバランスが悪いが、この矢印部分の高さを考えてなかったので、外から見えるガラス部分の高さが真ん中と上下で3.5インチ(約9センチ)違ってしまう。

 デザインなどでどうにかごまかせないかといろいろ考えてみたが、どうやってもバランスが悪い。仕方なくそれはガラスを使わない扉をつけてもらい本棚などにすることにして、食器棚はもう一度作り直してもらうことにした。

 材料の木材を近くの木材屋に注文したら、明日用意するとのこと。でもしばらく乾燥させないといけないから、食器棚ができあがるのにはもう少し時間がかかりそう。 


実際にオーダーした食器棚は、もっと
幅が広くたくさん収納できる



材料費は、木材(マホガニー)8000ルピーの他に、ガラス、取っ手、釘、接着剤、ペイントなどを含めても12000ルピー(約15000円)くらい *工賃は別として
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11月7日 晴

■きんぴら&カレー
 先週までものすごい土砂降りが続き家に閉じ込められ、憂鬱になっていたが、ようやく一段落しここ数日は気持ちのいい晴れの日となっている。ヒッカドゥワの海もシーズンを迎え、青さを増してきたようだ。

 ところで、最近我が家ではよく「きんぴら」を作っている。残念ながら「ごぼう」は手に入らないので、蓮根、人参、じゃが芋などを使っている。ちょうどこの間送ってもらった「そばつゆ」があるのでそれをベースにして、それだけだとかなり甘いので「チリピース」としょうゆで甘さ控えめの味付けにしている。

 もちろん他の何種類かのカレーと一緒に並べるので、きんぴらも普通に豆のカレーやインゲンのカレーなんかと一緒に混ぜて食べている。これが意外とおいしい。甘みが強いと味がしまらなくなってしまうけど、チリピースでピリ辛味になっているし、ぐつぐつ煮てしまうカレーと違って歯ごたえがあるので、アクセントになる。私だけじゃなく、スリヤンガもおいしいと言って食べている。
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11月6日 晴ときどき曇

■犬情報
 スリランカ中を聞きまわったと言っても過言じゃないほど、ここ1年探しに探した子犬。一応「番犬」にすべくスリランカ人が恐がるサイズの犬にしようと、「ジャーマンシェパード」と決めて当たったのだが、予想以上に大変だった。

 「もう、なるようになるさ」とあきらめかけていたところ、生後1週間の子犬を分けてあげるとの連絡が入った。スリヤンガの友人の友人の友人。スリヤンガはもちろん、その友人もまったく知らない人だが、そのまた友人は犬の専門家でその方面に顔が広く、彼女のお墨付きだという。

 「やったあ」。しかし、生後1週間はちょっと小さすぎ。もうちょっとママ犬のところでミルクを飲んで育ってからでないと心配。あと1ヶ月後ぐらいに引き取りに行くことにする。場所は「ガンパハ」といってコロンボのちょっと先。うちから片道3時間の道のり。行くのは大変だけど、会うのが楽しみ。名前なんて付けようかな♪
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11月4日 曇ときどき雨

■太くなった?
 スリヤンガは最近、鏡を見て自分の体をチェックしている。9月末から始めたアーユルヴェーダの薬とエクササイズで「身体を太くする計画」が、徐々に効果が現れだしたらしい。確かに、以前に比べて体(特に上半身)がいくらか太くなった。

 でも、なぜか体重はあまり変わらず(筋肉はそれほどついていないということか?)、体重計にのるのはすごく嫌がる。別に私は今までどおりでいいと思うのだが、本人はいたって真面目にドクターの言いつけをまもり、食事制限をし薬を飲んでいる。

 ちょうど今日から新しい薬に変わったのだが、ビンに入ったペースト状の薬草をハチミツと一緒に食べる。このハチミツはアーユルヴェーダショップで買ってきたものだが、本当に100%ピュアなハチミツでとてもおいしい。

 しかし、前に飲んでいたシロップも、今回の薬も、なぜ甘いのだろう。ハチミツが身体にいいのはわかるが、これも甘い。「体を太くする」といっても糖分で太らせるのではまったく意味がないと思うが…。
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11月2日 曇

■久保田
 ここ数ヶ月友人や家族などが小包を送ってくれることが多かった。そのため、日本の新聞や雑誌、本などを読み、お茶の時間にはせんべいを食べるといった、日本的な生活をしている。

 その中で、「久保田」(日本酒の銘柄です)とするめを送ってくれた友人がいて、先月末の私の誕生日に飲もうと思っていたがバタバタしていてそんな時間が取れなかったので、今日改めて飲むことにした。

 日本酒なんて本当に久しぶり。私は日本ではウイスキー派で、日本酒はお付き合いする程度だったが、スリランカに来てから、お酒自体ほとんど飲んでいないし、飲むとしたらアラックかラム、ジンなので、日本酒の香りがすごく新鮮だった。

 ちょうどマヨネーズがあったので、七味の替わりにチリピースをかける。スリヤンガは、するめとマヨネーズの組み合わせに驚きながらも、「お酒に合うね」なんて言いながら、するめをおいしそうにかじっていた。たまにはお酒をゆっくり飲むのもいいなあと実感。
 
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10月26日 曇

■猫も半目
 スリヤンガの実家には猫が2匹いる。私は完全な犬派で、猫はアレルギーもあってかなり苦手だった、最初の頃は、家に行くたびにくしゃみが止まらなくなり、目がかゆくなって鼻水が出るという最悪のアレルギー症状が出ていた。しかもこの猫たちがとても人なつっこく、座っていると足元にきて頭をこすりつけたりしてくる。本当に私にとってはやっかいな存在だった。

 ところが、スリランカに来て免疫ができたのか、アレルギーが出なくなった。それで前よりも猫が苦手ではなくなり、すり寄ってくるとなでてあげたりして、けっこう仲良くやっている。

 スリランカの猫だからか、2匹ともいつものんびりしている。昼食後、眠くなったのか、ロクプーサ(大きいほうの猫)が寝ていた。その姿がものすごい。写真ではうまく撮れなかったが、両手を宙にあげ、目は半目(しかも白目)、口が少し開いている。

 その半目の白目がものすごく恐くて、私はてっきり死んじゃったのかと思ってアンマを呼んだ。するとアンマは「いつもなのよ」ってな感じで全然気にしない。試しに頭をなでると、目がぐるりと戻ってニャーと鳴いてみせた。あ〜びっくりした。猫も寝てるとき、白目になるんだ。


お昼寝中
目が半分開いてる。しかも白目…
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10月25日 晴

■お葬式
 ここ数ヶ月、なぜかお葬式が多かった。結婚式と同様に、日本なら出席しないかもしれないような間柄でもスリランカでは行くのが当たり前なので、「スリヤンガの友人の奥さんのお母さん」(私は奥さんにも会ったことがない)が亡くなったときも、車で片道1時間半かけてお葬式に出かけたりしたが、故人とはほとんど面識がないことが多かった。

 しかし、今日のお葬式は違う。亡くなったのは、私たちの婚姻届に立会人としてサインをしてもらい、結婚式でも挨拶をしてもらったおじさん。タータとも仲が良くて、普段はお酒を飲まないが私たちが日本酒などを差し入れするといつも一緒に飲んでいた。

 元校長先生で、奥さんも学校の先生。退職後は一番末の娘さんとボランティアをしていて、とても温厚な人柄で、村で尊敬されているいわゆる名士だった。先月タータとマリが入院先にお見舞いに行ったという話を聞いていたが、まさかそんなに悪いとは誰も思わなかったらしい。

 地元の公立病院では設備が十分でなく、コロンボの私立病院に入院したのだが、医療費がとても高く90万ルピー(約103万円)も払ってお葬式をするお金もないという話を聞いた。その後の法事は、村の有志でお金を集めてすることにした。

 奥さんが「人は生まれてきたらいつかは死ぬもの…」とつぶやき、娘さんが私の手を握って泣くまいとしてるのを見て、私も涙を流してしまった。享年71歳。

 「ニワン サァパ ラベーワ」涅槃の至福が得られますように…
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10月24日 曇ときどき雷雨

■雨の一日
 ようやく待ちに待った大工のガーミンダイヤ達が、先週末から来てくれているのだが、毎日雨…。かろうじて午前中は晴れるものの、お昼を過ぎると急に真っ暗になり、雷とともに土砂降りの雨となる。

 日本でも雨が嫌いだったけど、スリランカだと本当に憂鬱になる。雨が降ると何も事が進まない。もちろん大工さんの作業もストップだし、外壁のペイントもできない。バイクも使えないし、道が悪いから水たまりがあちこちできていて歩きにくいし、通る車やトゥクトゥクもまったく歩行者を気にしないから平気で水をかけていくし…。

 ちょうど雨季から乾季に変わるときなので仕方がないのだが、早く乾季になってぱーっと晴れてほしいものだ。
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10月18日 曇ときどき雷雨

■LTTE、ゴール海軍基地を攻撃
 朝8時電話が鳴った。ティッサマハラーマの友人からで、ゴールの海軍で何か爆発があったみたいだけど詳細を知っているかどうかの電話だった。あいにくスリヤンガはコロンボに用があって、7時に家を出ていて留守だった。

 慌ててラジオをつけるが、臨時ニュースは入ってこない。ラジオをつけたままスリヤンガに電話すると、今バスの中でもラジオのボリュームを上げて、みんなで詳しいニュースを待っているところだと言う。

 8時15分過ぎ頃から、15分おきくらいに臨終ニュースが入るようになり、爆弾を積んだLTTE船5隻が海軍基地を攻撃したことがわかった。ゴール港は警備のため自由に港を出入りすることはできず、ゲートが開いている時しか通れない。通常漁師たちはゲートが閉まる前に沖に出て漁をし、朝7時に開くゲートを待って港に戻ってくる。

 つまり、朝7時過ぎは漁を終えた船がゲートに集まり、そこでチェックを受けて港に戻れる仕組みになっている。この日の7時45分頃、LTTE船も漁船を装ってゲートに近寄りチェックを無視して港内に入った。それに気付いた海軍と交戦となった。

 交戦といってもLTTE船は爆弾を積んだだけの小さなボートで、船もろとも相手に突っ込み爆発させる自爆船だった。LTTE側の死者は少なくとも10名、海軍は、漁師を含め、死者2名、負傷者31名。

 その後、ゴール市内は外出禁止令が出たが、特に混乱はなかったようだ。ただ今回のテロは、今までのほとんどのテロが軍関係者や施設を狙ったものだとしても、ゴールからは遠く離れた北東部もしくはコロンボの話で、ゴールエリアは安心と思っていた軍関係者にはかなりヒヤッとさせられるものだっただろう。

 ちょうど日本から明石氏がスリランカ入りして、キリノッチなど北東部を訪問している。28日、29日に開かれる予定の和平交渉だが、このような状態でどうなるのか。政府、LTTE双方とも本気で和平を考えているのだろうか。ともかく一刻も早く、スリランカ全土が平和になって欲しいと願う。
*ゴールの海軍基地は、ゴールからマータラ方面に500mほどいったところ。スリヤンガが通っていた「日本語教室」の向かい。
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10月15日 晴

■リスの歯磨き!?
 もうかれこれ1年くらいエサをあげているので、すっかり慣れているリスたち。多いときには十数匹のリスが庭を遊びまわっていたりする。時には家の中を横切って行くこともある。

 夕方
、「ポリポリポリ…」という音が聞こえる。「何の音だろう」と思って見てみると、リスが小石をかじっている。しかも1匹だけではなくて、あちらこちらで同じように小石をかじっていて、その音が聞こえてくるのだ。

 最初は私も小石だとわからなくてじっと見ていたら、食べているのではなくてクルクルと小石を回しながらかじっているのがわかった。他のリスも同じように手頃な大きさの小石を拾って同じようにしている。

 スリヤンガに聞いたら、「多分、歯を磨いてるんじゃない」との答え。「本当かな」と疑いつつも、確かに歯を研ぐ必要があるのかもしれないと思い直す。でも不思議なのが、1匹だけじゃなくてたくさんのリスが同じようにやっていたこと。しかも今日だけ。今までは一度も見たことがない。歯が伸びる時期なのだろうか…


ポリポリポリ…
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10月9日 晴

■嘘つきな花
 数日前、まだ若いココヤシにつぼみが出ているのに気が付いた。これが初めての花。「花が咲くってことは、もしかしてココナツがなるってこと!?」と嬉しそうに言ったら、「そうだよ」と当たり前のように答えるスリヤンガ。

 最近スリヤンガがアーユルヴェーダの薬をのんでいるので、材料や調理法についての制限があって、ココナツを多用している。毎日、必ず1個は使っている。スリヤンガの実家からもらってきているが、買うとなったら20ルピー。パン一斤と同じ値段だ。

 「ねえ、ねえ、いつ実がなるかな」と聞くと、スリヤンガは「喜ぶのはまだ早いよ。『ボル・マラ』かもしれないしね」という。『ボル・マラ』は嘘つきな花という意味。つまり、花は咲くけど実がならない花のことを言うらしい。

 そして結局、この花は『ボル・マラ』だった。よく話を聞くと、最初の2つ、3つの花は『ボル・マラ』であることが多いらしい。残念。今2つ目のつぼみが出てきているけど今度はどうだろう。
 


これは「ボル・マラ」
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10月7日 晴

■やっと土がきた!
 最近、家作りがなかなか進んでなかったが、ようやく庭に入れる残りの土がきた。トラック15台分。これで不要になった井戸を埋め、庭が平らになるよう土を敷き詰めていく。

 その後、車の出入りする道に沿ってガーデンタイルを敷き、今まで植木鉢で育てていた植木を庭に植え、芝生をはる予定。う〜ん、まだまだ先は長い。

 そういえば、探していたプルメリアの木が見つかった。近所の人がいろいろと探してくれて、自分の土地に生えている木を「どうぞ」と、言ってくれている人がいるらしい。夕方、木を見に行く予定。

 この新しい家に引越してきたのが、去年の10月13日だからもうじき1年。この1年ででこぼこだった庭に土が入り、外塀ができ、家の塗装がほぼ終わった。「家は一生かけて作るもの」というスリランカ人にとっては、遅いどころか、早いほうかもしれない。私たちも急がず、のんびり作っていこうと思う。

このへん(ヒッカドゥワ周辺)は
赤土が多い。粘土質の土なの
で、芝生が育つのか心配…
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10月6日 晴

■中秋の名月
 スリランカでは満月の日を忘れることはない。夜になると電灯が少なく真っ暗なので、月明かりがあるかないかはすぐに気が付くし、夜にならなくてもこの日は祝日で、ほとんど店が休みになるのですぐにわかる。

 本当は、月にまつわるスリランカのお話を紹介したかったのだが、スリヤンガが知らなかったので残念ながらまたの機会にする。「月を愛でる」という習慣はないが、スリランカでも日本と同じように、「月にはウサギがいる」と言われている。

 今夜は薄雲がかかっているが、月は明るくウサギがはっきりと見えた。遊びに来ていたロッカと、スリヤンガとマリと4人で、2階のバルコニーからしばし月を眺めていた。

中秋の名月とココヤシのシル
エット
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10月5日 曇ときどき雨

■値上がり
 今日からパン一斤が20ルピーになっていた。17ルピーから3ルピー値上がり。日本のよりひとまわり小さい山型の食パンで、朝食で一人で半分くらい食べる。去年は14ルピー、私が来たばかりの2年半ほど前は、確か8ルピーだった。

 パンは米に比べて安価なので、スリランカ人はささっと済ませたい夕食時に、よくパンを買ってきて食べる。我が家でもよく食べている。もちろん贅沢品ではなく、庶民に必要な食べ物。なのにこの値上がりとは…

 久しぶりにセメントを買ったが、その値上がりにも驚いた。4ヶ月前に買ったときは、1袋(50キロ)588ルピーだったのが、今日は641ルピー! 53ルピーも値上がりしている。我が家のセメントを使う作業はほとんど終わっているのでホッとしたが、これから家を作る人は本当に大変だと思う。

 ちなみにガソリンは1リットル99.4ルピー。ふぅ〜、ため息がでる…
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10月4日 晴ときどき雨 

■ジュール・ジュース
 最近、ジュールのジュースを作るのに便利なこし器を買った。「ジュール」というのは英語名が「Wood Apple」。9月〜10月が旬のフルーツで、大きさはオレンジくらい。外は硬い皮(というより殻)でおおわれている。

 包丁の背などで皮を割ると、こげ茶色の実の部分がねっとりとつまっている。味は甘酸っぱい。そのままでは繊維質と種が多いので食べられない。スリランカ人はココナツミルクを絞る要領で、実をほぐしてぬるま湯をそそぎ手でよく混ぜ、それをこし器でこしてジュースにする。

 そのままでは酸っぱ過ぎるので、塩ひとつまみと砂糖を混ぜ、ココナツミルクを少し混ぜて味を調節する。ちょっとクセのある味なので、日本人は苦手な人も多いが私はけっこう好きで、よく作っている。

 マリ曰く、「バニラアイスクリームとの相性抜群」。見ていると、フロートにするのではなく、ジュースに混ぜてしまう。私も真似て作ってみたが、これが予想以上においしい。

 そうそう、このジュール・ジュース。ぬるま湯を使うので作りたては、生暖かくなってしまう。普通の家庭だとそのまま出されるので、日本人には馴染みにくいというのもある。これを冷蔵庫に入れて冷やしてもらってから飲むと、グッとおいしくなる。

 ジュールはとても栄養価が高く、妊婦やお年寄りにも飲ませるといいと言われる。面白いのは、人間だけでなく、野生の象も風邪をひいたり、体の調子が悪いときには、好んでジュールを食べるらしい。機会があればぜひぐぐっと飲んでみてください!


一瞬ジャガイモに見える
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10月3日 晴

■Guppy
 マリが実家の庭に小さな池を作った。水が入っていて水草も植えてある。「もう何か入っているの?」とのぞいたら、小さな魚が泳いでる。「グッピーだ!」と言ったら、「グッピー!?」と聞き返された。

 「あの魚グッピーでしょ」と聞くと、皆口々に「違う。ガッピー!」と言い直す。「ガッピー!?」私は、スリランカなまりだと大笑いする。でも一応、電子辞書で調べてみる。Guppy。発音記号を見ると「ガッピー」。ガーン…

 逆に、「なんだよ。グッピーって」と笑われる立場になる。もうずっと、尾の長いこのメダカみたいな魚は「グッピー」だと思っていて、名前の感じも魚にぴったりでかわいいと思っていたのに、いまさら「ガッピー」と言われてもかわいくないしピンとこない。

 確かにローマ字読みするとグッピーだけど、最初に外来語として定着するときになんで正しい発音にしなかったんだろう。と、腹を立ててもしょうがないが、これからは注意して「ガッピー」と言うようにしよう。

チャミンダマリからもらったガッピー。
駅やバススタンドの露店で、こんな
ふうにビニール袋に入った状態で売
られているのをよく見かける
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10月2日 晴

■郵便局員の仕事ぶり
 荷物を送りに、朝一で郵便局に行った。すると、9時を過ぎているのに入り口が閉まっている。「まさか臨時休業!?」と思ったら、近くのおじさんが壁を指差している。見ると、矢印の張り紙が貼ってある。

 その矢印を追って歩いていくと、ぐるりと裏手にまわって非常階段みたいなところから2階にあがるようになっていた。なんのことはない。1階を改修するのでその間2階を使うだけ。だったら1階の入り口にその旨を書いておけば何枚も矢印の張り紙を用意しなくていいのにと思う。矢印だけなので、どこへ行くんだろうとちょっとワクワクして辿って行ったので、同じ建物の2階というオチはつまらなすぎだった。

 ともかく2階に行くと、移動はちょうど今日からだったらしく、まだ下から必要な物を運んだりしていて準備ができていないよう。もちろん営業時間はとっくに始まっているが、局員もやたらと少ない。下で何か作業をしているのか、それともまだ来ていないのか。

 私は送る荷物がけっこう重そうだったので、ひとつで送るかふたつに分けて送るか悩んでいて(どっちが安いか)、局員に重さを量らせてもらうことにした。だるそうに立ち上がった30代前半の男性局員は、年代物のはかりを使うように言う。いつもはデジタルのを使っていてそのすぐ後ろにあるのに、「なぜこっちじゃないの?」と聞いたが、どうやらまだ電源コードをつないでないのでそれが面倒くさいようだった。

 私も重さをチェックできればいいので、それ以上はつっこまず、古いはかりを使わせてもらう。でも、なんだかおかしい。何をのせても1キロになる。「壊れている!」と言ったら、すごく嫌な顔をしたのだが、ちょうどそこへ郵便局長が出勤。彼は私の姿をみると、「なんの用?」と明るく尋ね、「荷物を送りたいので重さをチェックしたい」と言うと、不機嫌な男性局員にすぐにデジタルのはかりをセットするように指示した。

 ボスには従順なスリランカ人。今私が必要としなくても、はかりは絶対に使うのだから最初からセットしておけばいいのにと思うが、そこが彼らの仕事のやり方。自分の権力を振りかざして、嫌なことや面倒なことはなるべくしない。できるだけ後回しにする。私は外国人だから、それでも良く対応してもらっているほうだけど、本当に腹が立ったりあきれることが多い。

 今日は本当に運が良かった!局長さんに感謝!
*ところがこの悪い対応も、一度顔見知りになってしまうと、驚くほどの良い対応に変わる。優先的にやってくれたり、アドバイスをしてくれたり…。スリランカで持つべきものは「知り合い」と実感。それもいろんなジャンルの人を知っていると便利。日本以上にこの国では、「人脈」が途方もない財産です!
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10月1日 晴

■来客デー
 日曜日だから仕方がない。でも、それにしても来客の多い一日だった。まずアンマが泊まりに来ているので、もともとの人数がマリもいれて4人。そこへ朝から入れ替わり立ち替わり、いろんな人が遊びにくる。

 おしゃべり好きなアンマとスリヤンガに加え、知ったメンバーだとよくしゃべるマリ。そこにスリヤンガが昔働いていたホテルで一緒だった友達が来たのだが、彼がまたよくしゃべる!彼はお昼前に来て夕方帰ったのだが、そのせいか一日中家の中が賑やかだった。

 その賑やか4人(プラス私)に、他の友達が尋ねてきて話をするのだからもう大変。本当にスリランカ人って、女性だけでなく男性もおしゃべり好きだなあと感嘆する。私は食事の用意をしたり、お茶をいれたりと忙しくて、せっかくの休みなのにちっとものんびりできなかったけど、こうやっていろんな人が訪ねてきてくれるのはいいことだなあと思う。
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9月30日 晴

■スペシャル・プレゼント!
 「ハッピーバースデー トゥーユー♪」起き掛けに歌ってあげたらかなり嬉しそうなスリヤンガ。今日は彼の誕生日。といっても友人の結婚パーティーがあるので、ケーキやおいしい料理はそこでご馳走になる予定にしてたので、特別な料理は用意する必要なし。ケーキもプレゼントもなしのシンプル誕生日となった。

 「スリヤンガかわいそう…」という声が聞こえてきそうだが、実はプレゼントなし」の理由がある。昨年スリヤンガに内緒で買い、プレゼントしたシャツは本人が気に入らずほとんど着ないので、今年は事前に「何がいい?一緒に買いに行こう」と聞いたのに、「いらない」のひとこと。私もじゃあ必要なものができたら買いましょうと何も用意しなかったのだ。

 ところが、やっぱり何もないのはさみしかったらしく、「誰もお祝いしてくれない」といじけ気味のスリヤンガ。仕方がないので、誕生日用の「スペシャル・マッサージ」をしてあげると約束する。いつもしつっこく頼まれ渋々と私がやっているので、私からの申し出にスリヤンガは大喜び。結婚パーティーから帰ってきてからと約束して、急ぎ支度して出かける。

 結婚パーティーは、10時〜16時の予定。サリーの着付けに時間がかかってしまい、11時半に到着。でも遅刻ではない。スリランカのパーティーはランチをはさむのが普通なのでそれまでに着けばいいし、もしランチに間に合わなくてもとにかくパーティー中に顔を出せばいいという感じなのだ。

 実際、私たちが到着したときも、まだ出席者は7割くらいしか来ていなかったし、新郎新婦も到着していなかった。ランチタイムまではガーデンに用意されたイスに腰掛け、雑談したり、男性はお酒を飲みながら過ごす。

 新郎はスリヤンガの実家の村の友達で、我が家の水回りや電気系統の配管や配線をやってくれたサマンマリ。今日は新郎側主催のホームカミングだったので、会場に集まったほとんどの人が顔見知り。あっちでもこっちでもすぐ話の輪ができる。出席者は150名くらいで、ごく普通の形式。

 新郎新婦の到着が遅れ、ランチのスタートは13時過ぎとなった。私たちはランチを食べ、ダンスタイムが始まるころ帰ることにする。出席者の中では早めに退出した組だが、それでも15時。会場に3時間半いたことになる。

 さすがに疲れ果て、家に着くとぐったり。シャワーを浴びて紅茶を飲んでホッとくつろいでいると、「マッサージはいつしてくれるの?」と、朝の約束をしっかり忘れていないスリヤンガ。仕方がない。一年に一度のことだからと、いつもより丁寧にしてあげる。しかし、そこは抜け目のない私。来月に誕生日を控えているので、そのときには同じように特別マッサージをしてくれるよう約束を取り付けたのだった。


友人の結婚パーティー(ホームカミング)
にて。私がヒールの高いサンダルをは
いたので、「自分のほうが背が低く見え
る!」とスリヤンガはご機嫌ななめ
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9月28日 晴

■フェイシャル・マッサージ
 先週はじめたエクササイズ&スリヤンガのアーユルヴェーダ・サポートは、まだ続いている。5日目をむかえ、ようやく身体がほぐれてきたのか筋肉痛もおさまった。

 ところで、スリランカ人はこんなにアーユルヴェーダが生活に浸透しているのに、オイルマッサージはしない。多分裸になるのに抵抗があるからだろう。スリヤンガも最初は好きではなかったが、私がマッサージをやってもらいたいので、懸命に教えた結果、私以上に好きになってしまった。

 これは予想外の大失敗で、私が一方的に「してもらう役」になるはずだったのに、「マッサージする役」も必要になってしまった。仕方がないので、お互い「今日私がやったら明日はあなた」みたいな感じで、ほぼフィフティ・フィフティになるようにしている。

 この筋肉痛期間は、毎日お互いをマッサージし合っている。いつもは足〜背中〜肩〜腕の全身マッサージなのだが、なぜか今日はスリヤンガから「フェイス(顔)」との要望が。もちろん初めて。でも全身より顔だけのほうが楽なので、快くOKする。

 私が使っているフェイスクリームを少し塗ってすべりを良くして、昔アーユルヴェーダレクチャーの通訳をしたときにドクターが説明していたのを思い出しながら、マッサージしていく。顔が小さくて目や口のパーツが大きいので、マッサージするスペースが狭くてとっても簡単!最後は冷えたローズウォーターでパッティングして終了。「気持ちいい〜」と、すっかりはまったもよう。

 「しめしめ」。全身マッサージ(私)とフェイシャル・マッサージ(スリヤンガ)だったら、絶対私のほうがお得。毎日でもやってあげるわよ♪
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9月27日 晴ときどきにわか雨

■悪魔の花
 郵便局に行ったついでに、植木屋さんに寄ってみた。なるべく大きなプルメリアの木が欲しくて、いろいろと回って見ているがどこにも置いていない。あるのは白ではなくピンクの花のみ。

 まあこれは当然といえば当然で、スリランカでは白いプルメリアがあるのは、お寺か学校と決まっている。少なくとも普通の家の庭に植えるようなものではなく(ホテルなどには外国人テイスト向けに植えている所もあるが)、アンマに話したときも、「スドゥ・アラリアなんて!他のにしたら?」と大反対されたのだった。

 植木屋さんといっても、まるで熱帯植物園のようで、所狭しといろいろな草木が置いてある。見て回るだけでも楽しいので、ブラブラ歩いていたらふと目が留まった。「こわい…」。

 ランの種類なのだろうか。黒に近い赤紫の花が咲いている。花の中からいろんなモノが出ていて、形も気持ち悪い。名前は、見たまんま「悪魔の花」だった。納得。何鉢も並べられていたが、観賞用に買う人がいるのだろうか。

「悪魔の花」。誰が買うのだろう…
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9月24日 晴ときどきにわか雨

■エクササイズ開始
 今日から朝5時半起き!長らく中断していたエクササイズを始める。スリヤンガは「身体を太くする!(筋肉で)」と宣言。アーユルヴェーダドクターに相談し、薬をもらってきた。

 飲むのは1日3回食前にシロップ(写真後ろのビン)、夜1回小ビンに入ったハーバルを固めたタブレットと氷砂糖。当然、食事も厳しく制限される。朝ごはんは、「ルヌ・キャンダ」(塩味の赤米のお粥)、「キリホディとブラウンライス」(ココナツミルクのグレービーソースとカトゥサンボルで赤米を食べる)、「グリーングリム」(をゆでたものに削ったココナツ、カトゥサンボルを加えて食べる)のいずれかを順番に食べる。トマト、エビ、イカ、パイナップルなどはだめ。基本的に「冷たい」食べ物はOK。「熱い」食べ物はNG。*


 これらの食事と薬を1週間とり、身体がきれいになったら次のステップに進むらしい。もちろん、これだけではだめで、きちんと毎日エクササイズをする必要がある。私からすると別に今の体型でいいのに、本人はもうちょっとマッチョな体になりたいらしい。

 今日は二人とも久しぶりなので、無理はせず柔軟とストレッチングを重点的にやった。それでもこの日記を書いている夕方になって、背中やももがちょっと痛くなっている。

 エクササイズのいいところは、もちろん健康な体になるのが一番だが、それだけでなく1日が長く使えることだ。朝5時半からエクササイズを1時間やってもまだ6時半。紅茶はやめてフレッシュジュースを作って飲んで、掃除をして朝ごはんを食べてもまだ8時。本当に時間を有効に使える。これを機会に朝型生活に切り替えよう!


スリヤンガの体作りをサポート!
アーユルヴェーダ薬



*この場合は温度ではなく、アーユルヴェーダ的に分類した身体に与える影響を考えた「冷たさ」「熱さ」
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9月22日 晴

■スリヤンガ「一日講師」
 今日は母校に頼まれ、スリヤンガが特別レクチャーをすることになっていた。昨日から私を相手に練習をし、内容の確認をしていたスリヤンガだったが、朝から何度も「大丈夫かな?」と私に質問する。けっこう緊張している。「大丈夫、大丈夫。なんとかなるよ」と適当に答える私。

 英語の授業の中での特別レクチャーなので、英語で今日のテーマ「テーブルマナー」について話をする予定。生徒たちのみならず、もしかしたら先生たちにも難しいかもしれないので、なるべく簡単な単語や言い回しを使うよう練習しておく。

 校長先生に連れられ教室へ。すでに50人ほどの生徒と先生が4〜5人座って待っていたが、私たちが入るなり生徒が一斉に起立し、「Good Morning Sir and Madam!」と挨拶する。グレード9なので13歳くらいだが、なんて礼儀正しいのだろう。もちろん授業中も、私語ひとつなくみんな真面目に聞いている。

 最初は緊張してちょっと身体が震えていたスリヤンガも、すぐに慣れジョークを飛ばし笑わせたりしている。スリランカでは、普段手で食事を食べているため、慣れないナイフやフォークを見るととても緊張してしまうのだそう。といっても、最近増えてきたホテルやホールでの結婚式でも、カレー&ライスは皆手で食べている。

 滅多に使わないとしても、一応「ナイフ&フォークは外側から使う」「ナイフやフォークを落としてしまったら自分で拾わず、ウェイターに取ってもらう」などの知識があったら役に立つときがくるかもしれない。最後にスリヤンガがアドバイスしていたことが、「もしわからなかったら周りの人を見て真似をしなさい」。確かに。

まずはテーブルセットの説明から


熱心にレクチャーを聞く生徒たち
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9月21日 晴

■きれいな虫、見つけた!
 全長約5ミリ。これって何の種類になるのでしょう?羽のたたみ方はセミみたい。ちょうど体の半分ずつで色が分かれ、頭側が「赤」お尻側が「黒」に塗られている。ちょうど緑色の葉っぱの上にとまっていたので、色がさらに際立っていた。
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9月19日 晴

■血糖値
 もともと傷ができると膿みやすい体質だったが、スリランカに来て一層傷ができるとなかなか直らずすぐに膿んでしまう。1週間ほど前に足にできた傷も、乾いたと思うとまたじゅくじゅくしてしまう。仕方なく、クリニックに行く。

 例の声が高いドクターが、傷口を見たとたん「これはひどい!」と言う。でも小さな傷だし、痛みはないし、「そんな大げさな」と言うと、「血糖値を計りましょう」と言われる。「えっ血糖値なんて!」と驚くと、「いつ計りましたか?」と聞かれる。

 確か、日本を出る前に検査をして問題なかったことを伝えると、「2年以上前なんて当てにならない。スリランカでは1ヶ月ごとのチェックをお勧めしてます」と言われる。まあスリランカでは糖尿病の人も多いので必要なのかもしれないが…

 それでもなお、「普段紅茶に砂糖は入れてないし、甘いお菓子もほとんど食べないし…」と抵抗を試みたが、「それとこれとは別問題です!」と切り捨てられる。堪忍して検査してもらうと、その場で指先を針で突き血を数滴出し、タバコの箱くらいの大きさの機械に小さな試験紙を挟んで血を採るだけ。ほんの数秒でデジタル掲示板に血糖値が表示される。

 「125。正常です」と言われほっとする。スリランカに来てわずか2年半で糖尿病ではシャレにならない。傷のほうは消毒してもらい、今回も抗生物質は使わず、数日様子をみることにして、塗り薬だけ買う。

 ところで、家に帰って2年半前の検査の結果をひっぱりだして見てみたら、数値は85mg/dlだった。正常値は70〜110mg/dlとなっていて、今回の「125」だと「高い」ということになる。スリランカでは許容範囲なのか。それとも単位が違うのか。次回ドクターに聞いてみよう。
*治療費
診察料(処方箋を書いてもらう)と血糖値検査料、施術費(傷口を消毒してガーゼをあてテープを貼ってもらう)。全部込みでRs230
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9月18日 晴

■パワフルおばあちゃん
 長いこと「9月15日が敬老の日」だった私には、毎年日にちが変わる祝日にイマイチ馴染めない。今日が「敬老の日」と気付き、久しぶりに祖母に電話することにする。

 まずはスリヤンガが話す。最初に「おばあちゃん、スリランカのスリヤンガです」と言ったので、すぐにわかったらしい。こちらでの生活のようすを聞かれ、一生懸命説明している。

 もう89歳になる祖母だが、相変わらず元気で東京で独り暮らしをしている。朝は井の頭公園まで歩いていき体操をして帰り、60歳をすぎて始めた「クラシック・ダンス」も地元のサークルに入って楽しんでいるそう。

 野生の大トカゲやゾウの話を聞いて、「おもしろそう。遊びに行きたい」と言うのだが、問題は飛行機。直行でも9時間はさすがに長い。スリヤンガは「大丈夫!」と言うけれどやはり心配。私たちが日本に行くまで待っててね。
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9月17日 晴

■水やり
 ここのところ、朝晩も雨が降らない天気が続いている。かなり地面が乾いてきているので、水やりは欠かせない。

 まだ、庭に新しい土を入れていないので、でこぼこしたまま。雨が降ると大きな水たまりができてしまう状態なので、植木を植えたくても植えられない。ちゃんと地面を平らにしてからすることにして、とりあえず植木鉢のまま、庭の隅に置いてある。

 それらにホースで水をかけていくのだが、今のところ庭の水道がひとつしかない。予定では4カ所作ろうと思っているが、水ラインの担当者が今月末に結婚するため、忙しくてここ3ヶ月来ていない。仕方がないので、そのひとつきりの水道に長いホースを使って、ぐるっと庭をまわりながら水をかけていくしかない。

 しかし、ホースを買ったときにこの状態を想定していなかったため、微妙に長さが足りない。ちょうど対極にある木まで、あと1メートルほどなのだがどうやっても届かない。面倒だがその場所までは、バケツに水をくみ持っていって水をかけている。たかが水やり、されど水やり。習慣にしてしまわないとついつい忘れてしまう。

 右写真は、そのへんに生えていた花を私が取ってきて植えたもの。スリランカ人にとっては「雑草」なので、わざわざ庭に植えて水やりをしている姿を見て、皆笑うがめげずに育てている。不思議なことにアブラムシや毛虫などの虫はほとんど付かないので、水やりだけで十分。今後も、ガーデニング計画を続々と実行予定。


スリランカ人は「ワイルド・フラワー」
と言って笑う
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9月16日 晴

■インドの現代っ子
 マットレスやカーペットを干し、タイルを洗い、窓やファンの拭き掃除をし、と大掃除の真っ最中、インド人のカップル、サンディープとリーナがやって来た。サンディープは自称「私の弟」。以前にも何回も我が家に遊びに来ている。

 1年ほど前に、親に勧められているお見合いがイヤだとべそをかき、「自殺する!」とまで息巻いていた彼も、リーナと会ったとたんに気が変わり結婚。デリーで行われた結婚式には、スリヤンガと一緒に来てと言われてたが残念ながら時間がなく、今回はじめて奥さんを紹介してもらった。

 実は昨夜何度も私に電話をかけていたのに連絡がとれず、とりあえず行ってみようと来たという。携帯は電波が弱くてつながらなかったかもしれないが、家の電話は問題なかったはず。確認してみるとなんと番号違い。それではつながるわけがない。

 夕方、日本人夫妻が到着し、我が家に泊まることになっていたので、慌てて大掃除を終わらせ、私たちの部屋を片付ける。まだ2階の部屋は使えないので、私たちとアンマはオフィスに寝ることにし、サンディープたちに私たちの部屋を使ってもらう。

 「ちょうどアンマがいて良かった」と幸運に感謝し、総勢8人分の夕食を用意する。日本語、英語、ヒンディー語、シンハラ語が飛び交い、いろいろな話で盛り上がる。

 サンディープたちは、良くも悪くもいわゆるアメリカナイズされた、インドの典型的な現代っ子。紅茶は嫌い(朝はコーヒーだそう)。コカコーラやチョコレート大好き。ジーンズやプリントTシャツを着て、新しい電化製品に目がない。ここ最近インドに行っていないけど、話を聞くとデリーをはじめ大都市はどんどん変化しているようだった。
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9月12日 晴ときどき曇

■アンスリウム
 ガーデニング好きのスリランカ人の間で、一番ポピュラーな植木といえば「アンスリウム」だろう。どの家に行っても、軒先や大きな木の根元に置いてある。「置いてある」と書いたのは、庭に直接植えるのではなく、植木鉢で育てることが多いからだ。

 今日は久しぶりのいいお天気なので、アンマからもらったアンスリウムの株を鉢に植えることにする。先生は、昨日から我が家に泊まりにきているアンマ。まず、鉢の3分の1くらい普通の土を入れ、株を植える。その上に小さく砕いたレンガとココナツの一番外側の殻を入れる。アンスリウムは、土よりもスペースができる空間を好むので、直に庭に植えるよりもレンガやココナツの殻を入れた植木鉢のほうが育つのだ。

 そしてもうひとつ注意すべき点は、直射日光を避け常に日陰になる場所に置くこと。日に当てると葉が白くなり元気がなくなってしまう。これだけ守っていればとても育てやすい植物のひとつ。我が家のアクセントカラーは「赤」なので、生花としても日持ちがする、熱帯の花らしいアンスリウムはまさにぴったり。

 これらが育てば、どんどん増やしていく予定。1年後には何鉢になっているだろうか。


まずは5鉢…
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9月11日 晴(ティッサマハラーマ周辺)

■野生のカン
 ヤーラ国立公園が閉鎖中のため、ブンダラ保護区にサファリに行く。ジープドライバーはおなじみトゥシャーラ。私が彼を気に入っているのは、動物を見つけたときのダッシュの良さと、動物を見る角度を考えた絶妙なポジション取り(何台ものジープが集まるときもいつも一番いい場所をキープする)を買っているためだが、もうひとつ他のドライバーと決定的に違うのは、「ストーリーを考えるドライバー」だということ。

 例えばこの日、2時間ほどのサファリの中で、前半に視界の開けた水場でたくさんの水鳥を眺め、遠くに象を発見し、ワニを見て、シカやサルを見た。そこで彼は、残りの時間を、象の群れを見つけるか、近くで象を見られるようジャングルの中の「象の気配」を探し始めた。通ったばかりの足跡を見つけ、徐々にターゲットを絞っていく。
 
象の気配を探しながら運転中…

 右写真は、「ジャングルの中で、象が食事をしている音が聞こえる」と、その方向を探りながらジープを運転しているようす。エンジンを切り、ボンネットの上に立ち、茂みを眺めたりもする。すると私たちの耳にもはっきりと「バリッ。ガサガサ」と、象が枝を折って食べている音が聞こえてきた。

 トゥシャーラ曰く、「象たちは、食事が終われば必ず水を飲みに行く。そのためにはこの道路を渡らないといけない。ここで待とう」。ブンダラの象は、人やジープを恐がらないヤーラの象と違ってとても臆病なので、声を出したりして驚かしてはいけない。「白は目立つ」と、トゥシャーラとSさん(男性)は着ていたTシャツを脱いで、じっと待つ。

 しばらくすると、その言葉通り、目の前の茂みから象が出てきた。小さな子供を連れているためか警戒している。ジープの目の前を、象の群れが通り過ぎる姿は何度見てもいい。全部で5頭の象が通り過ぎた。今度は水場の象を見に行こうとジープを走らせると、大きな雄象が2頭、砂浴びをしていた。豪快に砂をパハーとかけている。そして、水場ではさっきの象たちが水を飲んだり、葦を食べたりしているのが見えた。

 たっぷり象を楽しんだ後、ブンダラ保護区を出る。陽が落ち始めすでに暗くなり始めている。するとまたもや目の前を大きなシルエットがいくつも通る。1、2、3、4…。20数頭もの象の群れが、道を渡っている。「お〜すごい!」と驚きの声を上げると、トゥシャーラが「あっちも!」と指をさす。見るとその先でも別の群れが道を渡っている。

 そして、気付けば右側には大きな雄象が立っている。鼻を伸ばせば私たちまで届くほんの数メートルの距離。こわいほどの近さだ。ちょうど後ろから、自転車やバイクが来たので象から守るため、ジープを盾にして象の前を通り過ぎる。ここはもう数百メートル行けば、民家がある場所。サファリのためだけでなく、地元の人は普通に使っている道なのだが、夕暮れは象にあうことがあるので注意が必要だという。

 ともかく、サファリが終わってからもたくさんの象と遭遇し、まさに象三昧の一日だった。

道を渡る象の群れ。手前がリーダーの雌象。皆が渡るまで辺りの様子をチェックしている


実においしそうに水を飲んでいた象


冬になると、インド方面からたくさんの渡り鳥がやってきて、まさに鳥の楽園となる
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9月10日 晴ときどき雨

■思いがけない美味しさ
 いろんな人からいただいた日本食が入っている箱を整理していると、もう少しで賞味期限の切れる「冷やし中華」があったので作ることにした。冷蔵庫にあったきゅうりとトマトを刻んで、錦糸玉はあまり好きじゃないので炒り卵を作ることにした。

 卵を割っているときに、この間「昆布つゆ 白だし」をもらったのを思い出した。日本でこういった「だし」を使うことがなかったので、「めんつゆ」を作るときくらいしか使ってなかったが、ボトルに書いてある調理例に「だし入り卵焼き」があったので、卵に入れてみることにした。

 けっこう塩辛い「だし」なので、ほんのちょっとだけ入れて、塩も何も入れないで、フライパンで半熟の炒り卵にした。まだ冷やし中華の麺をゆでている途中だったので、熱いうちに味見をしてみようと一口食べてみた。

 本当に、「だし」をちょっとしか入れてないだけなのに、ふわっと「だし」の風味が広がってすごく美味しい炒り卵になっていた。冷やし中華の付け合せで作っただけで、まさかこんなに美味しくできるなんてちっとも思ってなかったので、余計にうれしい。

 一口が二口になり、二口が三口になり…。結局、麺ができる前に全部食べてしまった。肝心の冷やし中華は、きゅうりとトマトだけになってしまったが、前菜においしい炒り卵が食べられたので、大満足。今度はちゃんと「だし入り卵焼き」を作ってみよう。
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9月9日 ほとんど雨

■ねずみ一家
 朝起きると今日も雨。降ったりやんだりのはっきりしない天気。昨日は一日留守にしていて、庭の掃き掃除もしてなかったので、ちょっと晴れ間がのぞいたすきに庭をきれいにする。私がせっせとほうきで掃いていると、「バディ、ちょっと来て!早く!」と、スリヤンガのせっぱつまった声。何が起きたのかと走っていくと、裏庭の木材をかたずけていた途中らしく、木材があたりに散らばっている。

 「ねずみの家族が住んでる!」と、スリヤンガが指差すあたりを見てみると、まだ目のみえない赤ちゃんねずみが数匹いる。スリヤンガが上から木材を取っていったので、急に明るくなってびっくりしたのだろう。うろうろしている。お母さんねずみは木材の下のほうに隠れているが、赤ちゃんが気になってときどきようすを見にきている。

 「どうしよう…」。もちろんスリランカでもねずみは厄介者。なんでもかじってしまうので、見つけたら殺してしまう人もいる。でも、我が家では以前、ねずみ捕り用の箱をしかけてつかまえたねずみを、わざわざバイクで遠くまで運んで逃がしてきたほど。しかも、あんなちっちゃい赤ちゃんもまとめて殺すなんてとてもできない。

 とりあえず、どこかへ引越ししてもらうよう、隠れる場所を作らないように片付ける。これで赤ちゃん達を連れてどこかへ行ってくれるだろう。
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8月3日 晴

■バーベキュー
 今日はボランティアメンバーの最後の日。ランチは庭でバーベキューをすることに。メインシェフは、隣の家のアンクルにお願いする。本職はコックさんなので、特別にプロの技を披露してくれることになった。

 シーフードがメインのバーベキューのほかに、フライドライス、フライドヌードル、サラダやデザートまで用意する。ボランティアメンバーとそのホストファミリー、関係者を招待したので総勢30名あまり。私も材料を切ったり、盛り付けたりと手伝うが、「さすがプロ!」。アンクルの手際の良さに感服!

 心配した天気も、前日に作ったてるてる坊主のおかげか一日中晴天で、気持ちよくおいしい料理を楽しむことができた。

おいしい料理の数々。豪快なシーフードバーベキュー

「食べる」スリヤンガとその仲間たち
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9月2日 晴ときどき雨

■ミステリーサークル
 3ヶ月ほど前、スリヤンガの実家近くの空き地にミステリーサークルが出現したらしい!新聞にも載ったらしいが、全然気が付かなかった。ちょうど今日はマーケットの日なので、ついでに見に行く。

 場所は河原沿いの空き地。右写真のとおり、2mほどの草に覆われている湿地に近い場所。もうだいぶ時間が経ってしまったのと、上からの写真じゃないので、どこがミステリーサークルなのかわからないだろうが、写真の奥のほうを覗き込むと、確かに草木が倒されているのが見えた。

 このミステリーサークルが作られたと思われる時間は午前3時頃で、5ヶ所の地点で何か光る物体が見えたことが報告されている。見た人はバラバラの人で、空港に向かう途中の車から、とか、近くに住む人がその時間に目が覚めてしまってふと外を見ると、というような感じで、皆何か光るものが見えたらしい。その光のあたりに、このミステリーサークルが出現したというわけだ。

 川原の近くなので、夜は真っ暗。電灯もなにもない。何か光があったなら、けっこう遠くからでも目立ったに違いない。スリランカの科学者たちも調べにきたそうだが、どうしてこんなものができたのかわからなかったそうだ。


この草、けっこうタフなので、
なぎ倒すにもかなりの力を
必要とするらしい
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8月29日 晴

■昔は毎日こんな生活だったのに…
 今日は午後からボランティアへ。学校から帰ってきた子供たちと、スリランカ版手つなぎオニやハンカチ落としをして遊んだ。

 手つなぎオニは、まずみんな丸くなって手をつなぐ。ひとりが、順々に10、20、30と10ずつ数えていって、100に当たる人が抜けることができる。最後に残った人がオニなのだが、じゃんけんなんかよりスリル満点。どんどん抜けていくので、円が小さくなっていく。そうするとオニになる確率も高くなっていくので、残った人は緊張感が増す。私は大人の中では最後まで残ってしまって、残り3人までいったが、そこで抜けることができた(心底、ほっとした!)。いきなりオニでは、つかまえるまで走り続けないとならない。体力的に厳しい。

 ともかく、オニが決まって、「わー!」とみんな散らばる。場所は木に囲まれた300m×50mくらいのスペースで、起伏があるのと木の根っこやら大きな石ころやらがあるので、気をつけて走らないと転びそう。この年ですり傷を作りたくないので、慎重に走る。オニがタッチすると、その人もオニと手をつないで追いかける側となる。これがかなりいい運動。久しぶりに肩で息をするほど走った。

 手つなぎオニがひと段落し、水飲み休憩をした後は、スリランカ版ハンカチ落とし。ハンカチの替わりに、葉っぱつきの枝を使うのがスリランカらしい。オニは、「コパラコパラ、ピピンニャ…」と歌いながら、みんなの頭を枝でたたいていく。座っている側も、歌を受けて、歌で答えたりする。後ろをのぞいたり、目をつぶって眠る真似をするときにずるをして目を開けていると、枝でぴしゃっとたたかれる。ルールはハンカチ落としと同じ。そっと誰かの後ろにその枝を置いて、その人にタッチされずに一周して座ったらオニを交代。

 1日どころか、遊んだのはほんの数時間。へとへとになるほど疲れたけど楽しかった!スリヤンガや友達のトゥクトゥクドライバーも無理やり誘い、10人ほどの大人が混じってのゲームだったので、子供たちは大喜び。ゲームはかなり盛り上がった。しかし、つくづく思う。子供たちってとっても元気!自分も子供の頃、学校が終わると外でそんな遊びばかりしていていたはずなのに、今、走り回るのにとてもついていけない自分に気付く。こうやって人は老いていくのか…


オニが来る!



スリランカ版ハンカチ落とし
歌がなんともいえず楽しい
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8月26日 晴

■相手は生き物
 いつものように庭の植木をチェックしていたら、わずか3ミリくらいの大きさの二つ星てんとう虫を見つけた。上から見ると、体が丸ではなく。頭からお尻に向かって太くなるような丸の形で、すごくかわいい。つやつやとした黒色の背中に、つや消しの金色で横にふたつ、点が入っている。

 ここですぐに写真を撮れば良かったのに、昆虫好きの私としては他の角度から見たくなってしまい、しゃがみこんで横からてんとう虫を観察した。すると、小さな体にしては厚みがあって、硬い背中の下の体の部分にも、金色の斑点がある。「横からの姿もかわいい!」とカメラを向けた(右写真)。

 が、何しろ対象が小さいのでピントがうまく合わない。ようやく1枚撮って、「さあ上から撮ろう」と立ち上がってカメラを構えたら、もうてんとう虫が飛び立った後だった。

 今まで、スリランカの虫たちは人間同様とてものんびりしていて、カメラを向けても逃げないし、いつまでも同じ場所にとどまってくれていたので油断していた。「あ〜なんてこと!肝心の体の形がわかる写真を撮り損ねるなんて!」まず最初にその写真を撮っておくべきだったと後悔したが、時すでに遅し。カメラマン失格。次からは気を付けよう。


左ななめ後ろからの写真
大きさはわずか3ミリ!
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8月25日 晴

■孤児院でボランティア
 日本からのボランティアと一緒に、ゴールにある施設をたずねた。ここはスリランカ国内に7カ所あるマザーテレサの施設のひとつで、孤児、家庭の事情で家族と暮らせない子供やお年寄りが約50名生活している。

 普段はその日着た洋服を洗濯するだけだが、今日はちょうど週一度の「大洗濯日」だったので、ベッドシーツや枕カバー、タオル、洋服を洗う。もちろん手洗い。大きいバケツに洗剤を入れ、洗う人、ゆすぐ人、しぼる人、干す人と、流れ作業でこなしていく。

 これがものすごい重労働。腰をかがめて洗い、重いバケツを運んだり、水を流したりととても女性の仕事ではない。でもこの施設にはボランティアが来ることは滅多になく、いつも手伝いのおばさんとシスター、年長の子供たちでこなしているのだそう。シスターにとても感謝され、こちらが恐縮してしまった。

 続いて、小さい子供たちのシャワーを手伝い、ちょこっと一緒に遊び、ご飯を食べさせて午前が終了。この日は洗濯に時間がかかってしまって遊ぶ時間が少なかったが、明日からはゲームをしたり、歌をうたったり、英語を教えたりする予定。子供たちはとても楽しみにしている。私はときどきしか顔を出せないが、他のボランティアメンバーはこれから1週間あまり、ここでボランティア活動をする。

 迎えのトゥクトゥクを待っている間、子供たちに、「♪あたま、かた、ひざ、ポン! ひざ、ポン! ひざ、ポン!」と歌いながら、体の場所を指す遊び歌を教えていたら、ほんの5分ほどですっかりマスターしてしまったのには驚いた。もちろん歌詞は日本語。子供ってすごい!


お昼のカレー&ライスを食べる子供たち。
お皿には番号が書いてあって、誰のものかわかる。番号を見て、その子にちょうどいい量を入れてあげる
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8月22日 晴

■発芽
 庭の片隅に雑草ではなさそうな芽が、いくつか出ているのに気が付いた。毎日庭の掃き掃除をしているが、ちょうどここは掃きもれていたらしい。掃き掃除には、もちろん落ち葉を集めるのが目的だが、掃くことによって雑草などの芽が出るのを防ぐ効果もある。

 「なんの葉っぱだろう?」と、葉を少しちぎり、においをかいでみると、シナモンの香りがする。「どこからシナモンが???」と不思議がる私に、スリヤンガが「裏のシナモン畑の実を鳥たちが食べたからだよ」とあっさりなぞ解き。確かに自然の摂理ではそうだった。でも深い森で行われているのならともかく、自分ちの庭で鳥が運んだ実が落ちて芽が出るなんて、当たり前のことながらひとり感動する。

 そういえば最近、ジャックフルーツの芽も生えてきていて、「なんでだろう?」と思ったがすぐに数ヶ月前、家作りのワーカーたちと「ワラカ(熟れたジャックフルーツの実)」を庭で食べたのを思い出した。皆、適当にそのへんに種を捨ててたから、それが発芽したのだろう。

 他には、パパイアもすぐ芽を出し、しかも成長が早い。一個のパパイアにはたくさんの種が入っているので、無造作に捨てるとあとで芽がたくさん出てきて大変なことになる。この調子では、何もしなかったらすぐにジャングルになるんだろうなあ。


シナモンの芽
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8月19日 晴

■在外選挙人証
 書留で「在外選挙人証」が送られてきた。そういえば5月にパスポートの更新をしたときに、大使館に在外選挙の申請書を出していたのだった。すっかり忘れていたけど、登録に3ヶ月以上かかるなんてスリランカなみに時間がかかるのねと思う。これで、スリランカにいても投票ができるようになった(といっても衆議院と参議院のみ)。

 私はこの登録さえすれば、日本のように家に投票用紙が送られてきて大使館に投票をしに行けばいいのだろうと勝手に思っていたのだが、どうやら違うらしい。

 投票の仕方は、@大使館に行く A郵便で送る B日本で投票する の3つのうちから選べる。Bは選挙期間にちょうど日本に行く用事がある人は、日本で投票できるというもの。滅多にこんなことはないだろうから、私の場合は@かAの選択となる。

 @の大使館で投票する場合は、投票期間中(大使館によって違う)に、今回送られてきた「在外選挙人証」と「パスポート」を持っていけばいい。うちからコロンボの大使館までは片道2時間半だから1日がかりの投票となる。

 Aの「郵便投票」は、「投票用紙請求書」と「在外選挙人証」を、市区町村の選挙管理委員会(海外移住するときに転出届を出したところ)に送り「投票用紙」を請求する。用紙が届いたら「政党名」を記載して送り返す。この投票用紙は、選挙期日の午後8時までに届かないと無効になるから、遅くとも10日前にはスリランカから郵送しないとならない。ということは、投票用紙の請求はそのまた10日前には請求しておかないといけない。どちらにしても投票するのは大仕事になりそう…
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8月18日 晴ときどき雨

■昆虫写真
 本当は、もっとたくさんのきれいな虫がいるのだが、見つけても写真を撮るまでしていない。いつか一眼レフのデジカメを買ったら、スリランカの生き物写真を撮りまくろうと思っている。今日は、ほとんど動かない虫(右写真)を見つけたので撮ってみた。

 体長は7ミリほどの小さな虫で、きれいな朱色をしている。足の付け根は体と同じ朱色だが、足先に向かうにしたがって茶色にグラデーションしているのがなんともおしゃれ。立派な触覚を持っていて、形から想像するとカミキリムシ系だが、体が小さいせいか(触ってないけど)そんなに硬そうではない。

 そういえばスリランカに来てから初めて見たものに、「ヤスデ」がある。それまでは「ムカデ」と「ヤスデ」の区別がついていなかった。このへんで見かけるのは、7〜8センチほどの赤い色をしたヤスデで、よく塀や木の幹を歩いている。

 ちなみに「ヤスデ」と「ムカデ」の違いは、体の1節に2対ずつ足があるのが「ヤスデ」、それ以外は「ムカデ」で、「ヤスデ」は触ると丸くなるのが特徴。「ムカデ」は刺すので要注意だが、「ヤスデ」は特に害がないので家の近くを歩いていても誰も気にしない。(ヤスデの写真は、嫌いな人が多そうだから載せるのをやめておきます)

 南国だから色鮮やかな生き物がいて不思議はないのだが、なぜか蝶は「クロアゲハ」系の、モノトーン調でシックなデザインのが多い。目の覚めるような色のはまだ見たことがない。前にも日記に書いたけど、スリランカ昆虫図鑑が欲しいなあ。どこかの本屋で見かけたかた、ぜひご連絡ください。
 


体長は7ミリほど。足のグラデー
ションがとてもおしゃれ
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8月13日 雨(ヒッカドゥワ)/晴(ティッサマハラーマ)

■久しぶりのヤーラ国立公園
 津波の復興事業のためか、大統領のお膝元ハンバントタまでの道と重なるためかわからないが、コロンボから南下するゴール=マータラ道路は、以前よりだいぶきれいになっていた。ヒッカドゥワからティッサマハラーマまで、4時間ほどで着いた。ここからジープに乗り換えて、ヤーラ国立公園に向かう。

 朝ヒッカドゥワを出るときは雨だったが、さすがにドライエリアにあたるヤーラはカラカラに乾いていた。ちょうど今が一番乾燥する時期なので、数多くある水場も半分くらいが干上がっている。まだいつからか決まっていないが、今年も9月中旬から1ヶ月くらいヤーラ国立公園は閉鎖する予定だという。これは一番水が少なくなる時期に、井戸を掘り、動物たちに水を供給する作業のためで、毎年実施している。

 今日は、幸先よく国立公園内に入ってすぐジャッカルが出てきた。スリランカでは、アフリカのように動物が出ると無線で連絡しあうということをしないので、動物が見られるか否かはまったくの運。ジャッカルを見ると、他の動物も見られると言われていて、サファリにとってはラッキーな動物なのだ。

 そのおかげか、ヒョウを発見!ヤーラではクマと並んで珍しい動物だ。この国立公園内で、ジープからおりて休憩できる場所がビーチ沿いに一ヶ所ある。サファリに来ている人は皆ここに集まってくるので、その時は50人くらいのツーリストがいたのだが、最初に見つけたのは私たちのジープドライバー、ルワン。休憩が終わりジープに歩き出すと、ルワンが「早く、早く」と手招きしている。何事かと走っていくと、遠くに見える大きな岩山の上にヒョウが寝そべっているという。確かにマメみたいなのが見えるけど肉眼では形がはっきりしない。

 「近くにいってみよう」とジープに乗り込み、一方通行の道をバックで逆走するという強引な行き方で岩山の下に着く。さっきより近い。ヒョウのまだら模様までは見えないが、輪郭は見える。ルワンにしきりに「写真撮りなよ」と言われ、一応撮ってみたのが右写真。ちっちゃい…。 ですから、皆さん、サファリに行くときは双眼鏡を用意しましょう。
 


矢印の下に見えるのがヒョウ。顔を右側に向けて寝そべっている


野生の水牛とクジャク
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8月12日 曇ときどき雨

■(スリランカ在住のわりには)色白の秘密
 スリランカに来て毎日強烈な日差しを浴び続けているにもかかわらず、そんなに黒くなっていないのは手作り化粧水のおかげだと思っている。

 日本から持ってきた化粧水がなくなり、スリランカで適当なものが見つからずどうしようと思ってたところ、アメリカに住む友人から手作り化粧品のサイトを紹介してもらった。そこのレシピをもとに作り始めたのが、「卵の薄皮入り美白化粧水」。調べるといろいろなサイトで紹介されているので作っている人も多いのかも。

 基本のレシピを紹介しているが(右参照)、私の作っている化粧水は、ホワイトリカーが手に入らないのでウォッカで代用(度数が35度以上のものならなんでもOK。ただしなるべく無味無臭のほうがいい)。昆布はなし。クチナシの実は日本から持ってきてもらったのを使っている。

 卵の薄皮は、使うたびにはがして空き瓶に入れておいて、ある程度たまったら割ったクチナシの実を入れてウォッカを注いでる。その後もビンがいっぱいになるまで薄皮を足してるので、常に最低2瓶は冷蔵庫の中にキープしてあって古いほうから使っている。肌の調子がいいときはこの原液のまま使うときもあるし、水と混ぜることもあるけど、乾燥肌ではないのでグリセリンは入れるとしても数滴、クエン酸はなくなってから買ってないので最近は入れてない。右記はあくまでも基本なので、自分の肌の調子や好みに合わせて調節できるのが手作りの良さでもある。

 卵のカラをはがすのは、最初は面倒に感じるけど、これさえクリアすればあとは適当に作れるし、何よりほとんどお金がかからないし、自分で作ったものなので安心。もうかれこれ2年近く使い続けている。

 最近は、スリヤンガの実家の隣の家がニワトリを飼い始めたので、「産みたて卵」をわけてもらっている。カラがしっかりしていて、割るとプルンと卵が飛び出してくる。卵もおいしいけど、美白にもいい効果があるだろうと期待している。