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スリランカに恋して
 『インドへの聖地巡礼』

 

 私がインドに行ったことがあると言うと、泊まっていたホテルのオーナーに「ブッダガヤではどこに泊まったのですか」と聞かれた。来年あたり家族でブッダガヤなどインドの仏教聖地を旅する予定だという。日本人が泊まるホテルならきれいだと思うらしい。

 島国スリランカから見ればインドに広がる大陸は果てしない。仏教徒である彼らにとって、お釈迦さまが歩かれ仏教が生まれた大地は、死ぬ前に一度は行ってみたい憧れの地なのだ。

 実際、「この村では○○家のおじいちゃんと○○家のおばあちゃんがインドに行ったんだ」というような話を聞いた。その家を訪ねると、ブッダガヤやサルナートなどの聖地で撮った写真を、誇らしげに見せてくれる。50人くらいのグループでお年寄りばかり。聖地巡礼のため皆白い服を身に着けている。ツアーだが添乗員のような人はいなく、スリランカ僧が一緒について案内をしたという。

 インドでは仏教僧がほとんどいないため、仏教聖地をまもり布教活動をしていこうと、インドのあちこちにスリランカ僧が在住している。ブッダガヤには現在では日本寺も含め、世界の仏教寺が集まっているが、いち早く寺を建て活動をしたのがマハボーディ・ソサエティのスリランカ僧だった。

 現在、ブッダガヤに近いガヤには国際空港ができ、スリランカとの直行便も飛んでいる。これからますます聖地巡礼の機会は増えるのだろう。

2003年7月23日



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ブッダガヤ(釈尊成道の聖地・当時から4代目になる菩提樹が信仰の対象となっている)



サルナート(初転法輪の聖地・釈迦が最初に説法をした)



クシナガール(釈迦が80年の生涯を終えた聖地)




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