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スリランカに恋して
 バヒラワ・プージャ


 家造りに先立って、日本でいうところの地鎮祭だろうか。「バヒラワプージャ」を行った。実際のプージャは夜8時頃から始まるのだが、準備のため、午後2時に祭司が来た。まずは祭壇となるものをココヤシとバナナの茎や葉を編んで作る。

 その間に私たちは、用意するものの最終チェックをし、足りない物を揃える。根菜以外の野菜、果物、甘いお菓子といったお供え物の他に、蓮、ココヤシ、バナナなどの葉や茎、スパイス類やオイルなど何十種類のものが必要となる。

 辺りが暗くなり始める頃、土地の中央にビーチから運んできた砂をまき祭壇を作る準備をする。土地の周りに8本の木を打ち込み、糸を張る。祭壇が出来上がり、供物をお供えしプージャが始まった。私たちは祭司の言うとおりに、オイルランプに火を灯したり、マントラを唱えたりする。時折休憩を挟んだが、文字通り夜を徹してプージャは行われ、朝5時半に無事終了した。

 近所の人や友人の助けを借り、準備をしプージャを進行させたが、寝不足だけでなく精神的にもかなり疲れた。結婚式のときにも感じたが、スリランカで儀式を執り行うのはとても大変だ。でもその大変さを、スリランカの人たちは面倒とは思わず、むしろ楽しんでいるかのように見える。なんとなくスリランカでは、日本のように簡略されるようにはならない気がする。


2005年3月8日



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