■ クリニックに行く![]() 2日前から左手の薬指がはれている。消毒をして薬を付けていたのだが良くなるどころか、膿がたまり、ちょっと触れただけでもものすごい痛みを感じるようになった。これはだめだとあきらめ、町のクリニックに行った。 スリランカでは医療費はタダである。といってもこれは政府の病院のみ。設備は古く、病院内は人であふれ、朝一番で行ってもいつ医者に診てもらえるかわからないといった状態だ。なので、個人経営のクリニックに行く。 椅子が10席ほど並んだ待合室に、赤ちゃんを連れたお母さんや、足に包帯を巻いたおじいさんが腰掛けて待っている。風邪、骨折、目の病気まで、なんでも診てくれるクリニックだ。といっても医者は1人。看護師も1人。受付もなく、順番を待って小さな診察室に入る。 私の指を診てドクターは一言。「切りましょう」。隣の処置台に座らされ、看護師と夫が私の腕をぎゅっとつかむ。「えっ!?切るってどこを?」と必死に問う私に、「すぐ終わるから」とハサミを持ち、バチン、バチン、バチン。情け容赦なく、肉に食い込んでしまった爪と、膿を持った部分を切り取ったのでした。 ささっと消毒液と薬をつけ包帯を巻き、にっこりと微笑むドクター。「あさって診せに来てください」。これで50RS(約45円)。スリランカでも良心的な値段だ。久しぶりに味わった痛みに、血の気がひいたが、家に帰って不思議と痛みはなくなった。このまま完治してくれればいいのだが… ■ クリニックに行く 2 ![]() おとといの大手術から2日が経過した。指に包帯をしているので、左手にビニール袋をかぶせ、輪ゴムで留めてシャワーを浴びる。さすがに髪の毛は独りで洗えないので、夫に手伝ってもらう。いつも石けんで髪の毛を洗っている夫は、シャンプーとトリートメントの存在に戸惑っていた。 夕方になってクリニックへ。包帯がくるくると巻き取られ、緊張が走る。「もしまた切ると言われたらどうしよう?」という心配で頭はいっぱい。ガーゼを取ると、爪は切り取られ無惨な形になっていたが、皮膚は傷口がふさがりかけている。消毒をされても痛くない。良かった!! 仕上げに化膿止めの黄色い粉を振りかけられ、包帯を巻いて終了。あと2日後には完全に良くなっているだろう。 が、その代わり今度は右目のまぶたが赤く腫れてきた。周りの人によれば、最近の暑さが原因らしい。スリランカの人は目薬をあまり付けないようで、数日放っておけば良くなるよと言われる。あと3日後には親戚の結婚式が控えているのに、右目眼帯、左手包帯がかっこ悪いなと思いながら、1日も早く治るよう願うのみである。 2004年10月 →TOP PAGEへ |
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