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スリランカに恋して
 砂糖消費量


 スリランカに来て一番驚いてるのが、砂糖消費量である。我が家では、数えてみたら5月から約3ヶ月で、すでに9キロ消費していた。

 日本では砂糖はほとんど減らなかった覚えがある。妹との二人暮らしだったせいもあるが、3ヶ月に1キロ買っていたくらい。それも、飲み物だけでなく、煮物などの料理に使ってその程度である。

 それが、1ヶ月に3キロ!! しかも、スリランカ料理では砂糖は使わないのが普通。紅茶に入れているだけでこの消費量なのである。

 我が家では、紅茶を1日に4回飲む。朝起きてすぐ、朝食時、11時頃、17時頃。誰も来なければ夫と同居人である夫の親戚の友人スミット、私の3人分。しかし、だいたい午前、夕方と来客がある。

 スリランカでは親戚、友人、近所の人などがよく家に遊びに来る。家を訪問し、紅茶を飲みながらおしゃべりするのが、日常の楽しみのひとつなのだ。来客があると必ず紅茶を出すので、多いときには10人、15人分用意することもある。それらの紅茶に、1人につきティースプーン山盛り2杯半を入れる。「1、2、3…」と数えながら入れるのだが、タッパーに入れた砂糖が目に見えて減っていくのがわかる。これでもスリランカ人にとっては甘さ控えめのよう。たまに「もうちょっと砂糖を」と言われる。


 以前、新築祝いのアームスギビング(僧侶をよんでの食事の接待。その後お祝いに来た人たちも食事をごちそうになる)に行ったときに、皆砂糖を手土産として持って行くと聞いて、「何十キロも砂糖をもらってどうするんだろう。一生かかっても使い切れないじゃない!」 と不思議に思ったのだが、今は納得。そんなの1年でなくなってしまうはず。砂糖はいくらあっても嬉しいプレゼントなのだ。

 スリランカ人、特に僧侶たちは年をとってから糖尿病になる人が多いと聞く。いくら暑い国だからといって、あまり動かず、1日に何杯も甘い紅茶を飲み、甘いお菓子をつまんでいたら、糖分の取りすぎになるに違いない。

 来客用は別として、我が家では砂糖は少なめにするよう心がけている。最近は夫もスミットもその味に慣れてきたようで、「砂糖もうちょっと」とは言わなくなった。

 しかし逆に、日本では砂糖なしのプレーンティーを飲んでいた私が、砂糖を入れた紅茶のほうが美味しく感じるようになった。ちなみに夫の実家では、両親と夫と弟の4人家族で「5日で1キロ」使っていたとのこと。スリランカ人並みの甘さにならないよう気を付けなければと思うのである。


2004年7月31日



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袋に入った砂糖が
1キロ40〜50RS




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